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さて、前回の続きです。


造影CTの検査結果を聞いたのは、前々回でブログに書いた抗がん剤の最終日…。

約半年続けたパクリタキセルとカルボプラチン、アービタックスはここで打ち切りとなり日です。どの抗がん剤が効果的に効いてくれていたのかは分かりませんが、今まで癌を退治し、小さくしてくれていた薬です。

効いてくれている抗がん剤なのに、何故辞めなければいけないのか、など納得のいかない事ばかり。

医者に言わせればこれが標準治療って言うんだろうけど、体に不具合が無い状態のうちは、聴いている抗がん剤を続けたいと思うのは自然な事…。


次の新しい抗がん剤が効かなかったらもうダメなのかな…なんて考えると、今まで辛い事でも乗り越えてきた意思が崩壊していく自分がいました。


そう思いながら診察室に入り、前回の造影CTの検査結果と次の治療方針を聞く事となります。

検査結果は前回の通りですが、この時初めて

「縮小維持」

と言う言葉が出てきました。

私は縮小して維持なのか、前回と癌の大きさは変わらずに大きさを維持している意味なのかを医者に聞くと、小さくなっているわけではなく、現状維持と言う意味合いである事を聞かされました。


抗がん剤はいつか効かなくなるのは分かっていましたが、既に効かなくなってしまったのでは…、と不安が頭をよぎりました。

このまま維持を続けられる事もありがたい事ですが、次の抗がん剤の候補がないのはとても不安です。

続いて、次の治療方針です。

とりあえず、現状でとても良い効果を出しているパクリタキセルとアービタックスでいく事に。

流石にカルボプラチンはプラチナ系で腎臓にダメージを与えるのか今回で終了です。

その方針を聞いた時は何故か安心感もあり、実はカルボプラチンが効いていたのだとしたらここで終わりか…、などとぐるぐると頭の中で考えが巡りました。


ケモ中もいつもは長くて寝ちゃうんですが、その日は眠る事はできなかったな…ショボーン


それでも、現状維持でもありがたいと思い治療を続けまさした。

アービタックスの影響で手足はボロボロ、歩くことや手で何かを摘むのも大変な日々…。

でも、もしかしたらそう長くないのかもと思い、痛みを堪えながら少しでも子供達との思い出を作りたいと思い頑張りました。

少しは思い出残せたかな…照れ


そんなこんなで治療から2ヶ月が経ち、また造影CTの時期がやってくるのでした…。


続く…。