ダイエットをやめて痩せ始めた | I Will Never stop fighting

I Will Never stop fighting

海外生活15年。え?カッコいいなんて程遠いです摂食障害になったり、育児鬱になったり、夫婦関係悪くなったり、偏頭痛に苦しめられたり 経験を通してシェアしたい事を勝手に書いてます

「ダイエット」という言葉が私を魅了したのは小学5年生でした。筋肉体質で甘党なちょっぴりぽっちゃり系なわたしは、片想いをきっかけに 本屋で ダイエット本と 食べ物の写真と共にカロリーのかいてある辞書のような本を買ったその日から、私の長い泥沼の「専門知識と基礎栄養学からかけ離れたダイエット」が始まりました。

炭水化物は敵
油は採らない 脂肪になる
一日のカロリーは900kcal
お菓子は悪魔
給食は一種類しかたべない
空腹は痩せてきている証拠

本の知識を参考に こうした決まりを自分で作り 3ヶ月で5kg痩せましたが、 クリスマスのチョコレートを一口食べてから 「制限していた糸」がプツンと切れた私はリバウンドが始まって、高校1年まで太り続けました。18才になったわたしは海外留学をきっかけに摂食障害になり、食べて吐くことで痩せる、方法を身に付けましたが、頭の中ではいつも「どうやったら普通に痩せられるのか」研究しつづけていました。
フルーツダイエット
高たんぱく質ダイエット
絶食ダイエット
納豆ダイエット

結果: 飽きる、更に食欲が増して失敗、たんぱく質の摂りすぎで酷い便秘になる 全て失敗に至りました。

残されたオプションは食べ吐き という「Bullima nervosa 」という呪いでした。それに加えて 運動も始めました。
20代の私はそれで 体型をキープしていました。
でも その時の自分は 知りませんでした。精神状態と、新陳代謝が どんどん低下していっていることに....

30代になって 引き続きたべても吐いていましたが、なんと 太るようになっていきました。「吐いても50%の食べ物の栄養は口にいれた瞬間から吸収が始まっている」と耳にした当時は信じていませんでしたが、最終的に現実が私を思い知らせるひがきました。

太っていくし ダイエットも失敗続きだし ジレンマなわたし。

その時に ようやく決意したのが 栄養士との面談

摂食障害患者の経験のある方で、 まず最初に「今 食べられるものはある?」と聞かれました。「あなたはこれを食べないと克服できない」といわれるのではなかったのがとても新鮮で、暖かいアプローチだと思いました。2か月前の私は
空手のある朝のみ ヨーグルトとフローズンベリーとブラックコーヒー を吐かずにられるけれど 昼には 食べ吐きしたい衝動に駈られて 夕方は全て過食嘔吐になる状況でした。
これらを正直に話すと 栄養士は 「昼間では我慢できるんだね。ではCraving(欲求不満)になって特に食べたくなる物はある?」
私😖    お菓子(チョコ、アイスクリーム、ポテチ、ミートパイ、シュガーレス炭酸、ケーキ、マヨネーズ一杯のサンドイッチ)

これを聞いて栄養士は 体が要求している栄養要素について教えてくれました。#1 特に 炭水化物は悪者ではないこと、cravingを減らす鍵といってもいい。 脳への栄養、エネルギー源であること。だから、抵抗はあっても 食事に 炭水化物を取り入れることが 「甘いものを吐きまくるまで食べたい」という症状が押さえられるというのでした。

1回目の面談では

昼に バナナと豆乳とオーツをいれたスムージー

オーツに含まれた炭水化物で腹持ちをよくして なるべく夕方の過食嘔吐の要求を押さえようという趣旨

この対策は 昼の過食嘔吐は避けることに役立ちましたが 夕食までは維持できませんでした。

栄養士が教えてくれた 栄養の知識をとうして、私が体にしてきていた不自然な食生活(ダイエット)は 体を常に危機状況に陥れていたので「痩せたら体が壊れちゃいまんねん!!」という指示が 私を痩せない体にしていたことに気づきました。

これを機に 3食 できる範囲で食べるようにしました。

2回目の面談では 3食食べ始めていましたが、夕食後「満足感の不足」があり、過食嘔吐になるギリギリだと相談すると、


炭水化物をの量を1/2から1カップに増やすことに‼️
😵💦怖い 不安 太るかも

でも 試していくうちに 食後の満足感が 倍増したんです。炭水化物のなかでも さつまいもや 玄米やキヌア等の食物繊維の多めのものが 特に腹持ちが良いので オススメだと言われ、大正解でした。

第三回目の面談では

食後の酷い腹部膨張(Bloating)の悩みについて相談しました。どうやらこの問題は 多くのリカバリー患者の難関だということでしたが、私の食事を分析していくと、私の野菜の摂取量の多さに 原因が隠されていることがわかってきました。
満足感を増やすために、「野菜はカロリーが少ないから」と多めに摂取していましたが、腸の働きがまだ正常のレベルに戻っていないので 体が 消化に困っている可能性もあるね。と教えられました。便秘薬剤を使う方法もあるけど 今は体を信じてまってあげることが大切だと思う。どうおもう?
わたしは100%同感でした。

今は辛いけど定期的な食事を続けていけば きっと 体は慣れて、膨張もおさまってくるとおもう。体が新しい習慣になれるには6週間はかかる。


更に、3食のみだと 体は 「次の食事までなにも食べれない」という危機感から 暴食しやすくなる ので、なるべく小腹がすいたときに スナックをとろうという対策にたどり着きました。

私😊 ピーナツバターとセロリ バナナ プロテインバー なら食べれます!

じゃあそれでいこう❗


最初の面談から2ヶ月経った第四回目の面談で、
「ギブスを取る」ことになりました。
これまでの面談は 壊れた食習慣とからだの時計のリハビリだったのです。
抵抗のあった #2「一日三食と軽食を律儀に取ること」
「体にMacro nutrients を与え続けることで 食欲の安定性を習慣付ける」
これらは全て 修復するための経路だったのでした。



過食嘔吐の最中は いつおなかがすいているか、一杯なのか、全く見当がつきませんでした。
それが、今は 「お腹がすいた」と感じるようになったのです。そしてその要求に答えるようになってから 膨張する頻繁さも減りました。
3食と軽食はとりつづけるけど、「お腹がすいたよ」というサインがあってから 食べること。
その気持ちよさは 最高です❗

摂食障害ではなくてはこの 喜びってわかりずらいかもしれません。😅 当然の事が 幸せに感じる....

栄養士をとうして学んだことは からだの仕組みだけではなく 体を信じてあげることでした。

この二ヶ月 太るどころか 体がどんどん引き締まっていき、定期的な食事と運動のお陰で新陳代謝がどんどん上がっていって要るようで 寝ている間も カロリー消費 、動かなくても燃えています。

今まで 自分勝手に振り回して ごめんね 体さん。


今日の私 ムキ!!



#1 炭水化物の働きについて
https://bodymatters.com.au/raves-approach-healthy-eating/