摂食障害の克服、2回目の挑戦 | I Will Never stop fighting

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海外生活15年。え?カッコいいなんて程遠いです摂食障害になったり、育児鬱になったり、夫婦関係悪くなったり、偏頭痛に苦しめられたり 経験を通してシェアしたい事を勝手に書いてます

 小さい頃から私を大事にしてくれてきたいとこが、日本から来てくれる事になり、三週間私たちと生活する事に。

スクールホリデー期間にかぶったので、送り迎えのストレスに追われないのは嬉しいけれど… 大丈夫か私?と不安な気持ちも。

いとこが来る前日までは、止まらない頭痛で悩まされながらも、過食嘔吐のサイクルが止まらず、痛みと孤独と罪悪感で苛まされる毎日だったので、自分には「生活の切り替え」のスイッチが効くのか、分からなかったけど、なぜか 
うーん「この機会に、過食嘔吐せずにちゃんと食べてらみようかな」という気持ちになりました。

いつもなら 3時からは過食タイムで、黙々と一人で過食するのに、久々の再会で、会話は途切れず、おもてなしをしたい気持ちが一杯で、あっという間に時間が経ちました。

私の家に来てすぐにいとこはくつろぎモードに入ってくれて、ふと私に聞いてきました。
いとこ「家の中で一番心地イイスポットはどこ?!」
ショック 「えー…ない…」
いとこ「なんでなん?!?ここは?あそこは?!」
えー? 「いやぁ、あのソファ貰い物だから好きじゃないし、自分に合わないから嫌いだけど、お金出して買うよりも…」「この鍋も、旦那が、高いけどいいものだから、って置いてるから使ってるだけで、自分で選んでない」「自分で買わない理由?ダイソーのもので間に合えばいいや、とか私の欲しいものは最後でいいや、って思う」

などなど、自分を「値しない存在」付けする発言がわんさか出てきたのです。

そして決定打の発言は、「買い物する時、割引してるコーナーで安いお菓子を沢山買って、過食してるの。どうせ吐いちゃうし、って」

いとこ 「そこよ!好き、嫌い、で選ばずに、損か徳か、で選びよる。あと、自分で選んで吐きよるんじゃね。でも抜け出す方法も分からず、何を選べばいいかも分からなくなって麻痺状態。もう末期よ!!」

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き 「だよね〜....」

いとこ 「GODIVAのチョコ自分に買ったら吐ける?」

ガーン 「吐けない!笑笑」

なんで?   だって… そんな高価なもん無駄に出来ないじゃん!ゆっくり味わって食べる!

では、なぜそれができないんだろう?

えー? 「自分が吐くのは、将来太りたくないっていう不安なんだ。」

いとこ 「将来を心配しても、自分はどこにいる?」

アセアセ 「今じゃんね…」「自分は思考を持ち過ぎて、未来にワープして、太る不安に押しつぶされそうになって、怖くて逃げれなくて、自分を麻痺したくて過食してしまう。紛らわしてる。
でも、"今"にいる自分にはコントロールがある。というか、今の自分にしかコントロールは出来ないじゃんか。だから、今できる事にフォーカスしよう。」

そう思ったら、その晩の夕食は食べ過ぎなかったし。吐かなかった…