ご近所探偵TOMOE
★著者: 戸梶 圭太
★タイトル: ご近所探偵TOMOE
内容は、
何も無いと言ってもいいですが単に面白い。
新婚の売れない女優の石丸ともえとその夫、日の目を見ないイラストレーターの石丸勝雄が、
いろんな揉め事に巻き込まれていくチョットHで変なドタバタコメディーです。
薄いし、文字もでかいし、Hな描写が面白すぎて、2時間もあれば読めます。
エピソード3までシリーズ化されています。
エロ本も飽きたので想像力を鍛えるためにたまには文字で欲望を放出したいと言う方や、
頭を使わずに読める物しか本と認めないと言う方や、
とりあえず読書感想文の宿題をしないといけない方など、
手っ取り早く本の面白さを感じたい方にオススメです。
WOWWOWでもドラマ化されました。DVDも出てますのでそちらもお楽しみに。</P>
隣の男
駅前で、たまたま横に来たこの男。
ずっと携帯を気にしている、、。
おそらくデートの待ち合わせだ。
彼女が待ち合わせの時間に遅れてるのだろう。
「あーもしもし。駅前の噴水で待ってるんだけど、僕、場所間違えたかなぁ、。とりあえず連絡ください」
彼がこのメッセージを吹き込むのは何回目だろう、、。
キミが場所を間違ったわけでも、時間を間違ったわけでもない。
彼女が間違ったわけでもない、、、。
キミはふられたんだよ、、。
うしっし、、。
僕は、心の中でほくそえんだ、、。
彼がまた電話をかけた、、。
「やっぱり僕らはもうだめなんだね。、、、、さよなら。」
やっぱりそうだ。早く気づけよ、、。バカだなぁ。
こんな雨の中、3時間も待たずにさ、、。
肩を落とし駅に向かう彼を、僕は心の中で笑った。
時計を見るとすでに4時。
僕の彼女はまだ来ない、、。
ずっと携帯を気にしている、、。
おそらくデートの待ち合わせだ。
彼女が待ち合わせの時間に遅れてるのだろう。
「あーもしもし。駅前の噴水で待ってるんだけど、僕、場所間違えたかなぁ、。とりあえず連絡ください」
彼がこのメッセージを吹き込むのは何回目だろう、、。
キミが場所を間違ったわけでも、時間を間違ったわけでもない。
彼女が間違ったわけでもない、、、。
キミはふられたんだよ、、。
うしっし、、。
僕は、心の中でほくそえんだ、、。
彼がまた電話をかけた、、。
「やっぱり僕らはもうだめなんだね。、、、、さよなら。」
やっぱりそうだ。早く気づけよ、、。バカだなぁ。
こんな雨の中、3時間も待たずにさ、、。
肩を落とし駅に向かう彼を、僕は心の中で笑った。
時計を見るとすでに4時。
僕の彼女はまだ来ない、、。
幸せ家族計画
クリスマスが近づいて、町が騒がしくなった。
恋人達のテンションが日に日に上がっていく中、
若いカップルだけでなく、幸せ家族にも暖かい灯がともる、、。
「あなた~お帰り~2つ向こうの、佐々木さんの庭、見た?」
「え!?何!?」
「綺麗にイルミネーションされてるの。素敵ね~」
「へ~」
「ねぇねぇ。うちの庭にもやってみない。やりたいの。きっと素敵だとおもうなぁ。」
「ん~。電気代とかかかるんじゃないの!?」
「今は電球じゃなくて発光ダイオードを使ってるので省エネなのよ、、。
かず君もぴかぴか光る方がいいよね」
「うん。僕もお庭ぴかぴかがいぃ~」
「ほら~かずくんもそう言ってるじゃない。ねぇいいでしょ?」
「仕方ないなぁ。いいよ」
「やったぁ。じゃぁ、今度の日曜よろしくね。」
「、、、、って、俺がすんのかよ」
恋人達のテンションが日に日に上がっていく中、
若いカップルだけでなく、幸せ家族にも暖かい灯がともる、、。
「あなた~お帰り~2つ向こうの、佐々木さんの庭、見た?」
「え!?何!?」
「綺麗にイルミネーションされてるの。素敵ね~」
「へ~」
「ねぇねぇ。うちの庭にもやってみない。やりたいの。きっと素敵だとおもうなぁ。」
「ん~。電気代とかかかるんじゃないの!?」
「今は電球じゃなくて発光ダイオードを使ってるので省エネなのよ、、。
かず君もぴかぴか光る方がいいよね」
「うん。僕もお庭ぴかぴかがいぃ~」
「ほら~かずくんもそう言ってるじゃない。ねぇいいでしょ?」
「仕方ないなぁ。いいよ」
「やったぁ。じゃぁ、今度の日曜よろしくね。」
「、、、、って、俺がすんのかよ」
クリスマスイブ
★アーティスト: 山下達郎, Irving Berlin, Alan O’Day
★タイトル: クリスマス・イブ
すんません、、。ベタベタで、、。イヤン(/o\)ハズカシ(*^^*)ポッ
去年まではワムの「ラスト・クリスマス」
の方が好きだったんだけど、
最近は織田裕二が歌ってなんかゲンナリなのでこっちにしました、、。
って、どっちにしたってベタベタか、、。イヤン(/o\)ハズカシ(*^^*)ポッ
80年代後半だったと思うけど、
JR東海のCMで使われてブレイクしたんだよね、、。
初年がたしか深津絵理で次の年が牧瀬里穂が出演したんだよね、、。
とても暖かいCMだったなぁ、、。
当時、ブルーハーツとかプリンセスプリンセスなどロック色の強いのにかぶれていた僕は、
口では「こんな曲は軟弱だ」と言いながらこっそり聞いてたのを思い出すなぁ、、。
何が凄いって、山下達郎の風貌が凄いよね、、、。
この人からこの曲が生まれたのかと思うと少しショックを受ける、、。
でも、いい曲。
新幹線のホームで、
隠れていた彼氏が突然プレゼントを持って現れた瞬間に目に涙をため「バカ」と言いたい方や、
改札から出てくる彼氏を脅かそうと柱の陰に隠れたい方や、
クリスマスイブに1人で吉野家で豚丼を食べる予定の方など
クリスマスに自分に酔いたい人にオススメ。
あなたのクリスマスソング教えてくださいな、、。
どちらかが彼女を殺した
★著者: 東野 圭吾
★タイトル: どちらかが彼女を殺した
たくさん出版されている推理小説の中で、
これほど不親切な本はないと思われるくらいの問題作。
ストーリーは、
ある女性が死んでいるのをたずねてきた警察官の兄が見つける。兄は一見、自殺に見える彼女の死を偽装殺人だと捜査を始める。容疑者は2人、彼女の親友と元彼氏に絞り込まれる。
ココまではまぁありがちな感じである。
しかし、コレが問題作なのは、ココからである。
何とエンディングがないのである、、。
最後まで犯人を特定しないのです。
つまり手がかりは本文の中にあるので、
犯人は2人のうちどちらか自分で推理してくださいと言うことなんです。
究極の推理小説なんです。
ズバリ一回読んだくらいじゃ分かりません、、。
読み直して分かったとしても、本当にそれであっているのか確かめるすべはありません、、、。
正直僕も「多分そうだろうな」というくらいしか分かりません(ノ_-)
文庫本には「推理の手引き」もついてるので、
皆さんも挑戦してみてはいかが!?
続シリーズ
私が彼を殺した
もあります。
実はこっそり団先生の探偵学園へ通っている方や
実は高校生なのに薬で小学生にされてしまった人や
おじいさんが有名な探偵の方など、
こんな「犯人当てなさい」みたいな問題が国語のテストで出たら面白いなぁと思う方にオススメ