今日のトレーニングは
ブラインドアスリート・米岡聡選手とプールへ
1500mスイムの伴泳でした
25mプールを30往復です
米岡選手のおかげで自分も少しは泳げるようになってきました
高校の授業以来、10年以上まともに泳いでいなかったのですが、今年からトレーニングの一環で水泳を取り入れはじめまして
今年の春、かなり久しぶりに泳いだときは50mでもういっぱいいっぱいでした(汗)
そして米岡選手に出会って、人生でもこんなに続けて泳いだことはなかったですが、自分でもびっくりです
人間は気合いと根性と責任感とモチベーションで意外とイケるんだなぁと(笑)
大学の恩師・大八木監督がよく「気持ちだ!」と選手に大声をかけますが、やはりそこの根っこの部分が大切だと改めて感じます
もちろん、技術とか方法とか知識とか色々必要なこともありますが
気合い、やる気、根性が備わっていれば、知識や技術や方法論などの吸収率が全然違うと思います
吸収率といえば・・・
たとえば、市民ランナー人口が約800万人とか1000万人とか言われている日本ですが
学校の授業や行事で「走りなさい」と言われて走る長距離走が好きだったという方はけっこう少ないと思います
(もちろん、好きなMな方もいらっしゃると思いますが)
けれど、オシャレなランニングウェアでかっこよく、そして自らの意思で走っている多くの市民ランナーの皆さんの表情はステキですし、やる気に満ち溢れています
仕事の合間、家事や育児の合間、わずかな時間を見つけても走りたいというモチベーションは短時間でも吸収率が良く、効率良いトレーニングが出来ていると思います
通勤ランや帰宅ランなど通勤時間をトレーニング時間に充てている市民ランナーの方も少なくありません
かく言う私も前職の福祉施設職員をしていた頃は、トレーニング時間を確保するために片道約17kmを帰宅ランで帰っておりました
逆に走る時間がたっぷりある実業団選手や学生駅伝のランナーの一部の選手の方が競技に対するモチベーションが低いのではないかと感じることもあります
(もちろん、そうでない選手もいます)
競技者が引退して一度は陸上から離れて、仕事をフルタイムでしながら市民ランナーとして再び走り始めたところ、現役時代よりも意識もモチベーションも高いという方も意外と多いんですよ(笑)
例えば・・・
「この本を読んで読書感想文を書きなさい」と言われると読む気がしないし、なかなか読むペースも遅いけど、自分で本屋さんで見つけて面白そうな本ならスラスラ読めたり
中学、高校とさんざん英語の勉強をしなさいと言われて当時は嫌いだった人が、今では自らお金を払って英会話教室に通ったり
前述しましたが、体育の授業で走るのが嫌いだった人が、今ではお金を払ってキツイ練習を積んでまでフルマラソンや中にはウルトラマラソンまで走る人が多かったり
水泳が大嫌いだった人が今ではトライアスロンまでやっている人もいます(笑)
共通しているのは、「他人から言われてやる」ときのパワーと「自らの意思で動いてやる」ときのパワーでは雲泥の差があるなぁという点ですね
自分もただ単に1500m泳いできなさいと言われて泳ぐのと、米岡選手のサポートで伴泳で1500mを泳ぐのではモチベーションが何倍も違いますし、プラス責任感が生まれて、さらに気合いが入ります
会社、ビジネス、お仕事でもそういった場面は多いと思います
話が大きくなってしまいましたが、まとめますと・・・
「気持ち」が大事
というわけで、恩師・大八木監督の熱い言葉を思い出した1日でした
M高史