今日は新人さんに機械の「メンテ」をやってもらいました。

一応、やり方は教えてあったとは言え、これまでは私がやっているのを見ているだけでしたから、初めて自分でするメンテに悪戦苦闘していましたね。

それを見ながら、つい半年ほど前には、自分もそうやって先輩に見守られながら「初めてのメンテ」をしていたことを思い出しました。

大丈夫、今は難しくても、すぐに目を瞑ってでも出来るようになりますよ。

 

ただ、新人さんのメンテでは少し心配だった為、私の方で機械を「排出モード」にして様子を見ることにしました。

「排出モード」にしている限り、機械は自動的に製品を廃棄してくれるので、仮に不良品が作られていても、それが製品箱に入る心配はありません。

ですので、しばらく「排出モード」にしたまま製品を廃棄させ、後で時間が空いた時に製品を検査して「OK」を出した上で「排出モード」を切ろうと思ったのです。

 

それなのに私と来たら、そのまま製品を検査することなく、チャイムが鳴ったと同時に昼休憩に行ってしまいました。

そう、機械の「排出モード」を付けたまま、呑気に休憩所でスマホをいじっていたのです。

当然、その間もずっと機械は製品を廃棄し続けていたので、私が現場に戻ってきた時には、既にとんでもない量の製品が廃棄されていましたね。

 

そこから慌てて「排出モード」を切ったのですが、時既に遅し。

少なくとも2箱分は製品を無駄にしてしまいました。

こんなことになるくらいなら、多少不良品が出るリスクを冒してでも、最初から「通常モード」で動かした方が良かったですね。

まぁ、今となっては「後の祭り」ですが、一方では、人間というのは痛い思いをしないと学習できませんから、これも一つの「いい勉強」ということにしましょうか。

ただ、こんな失敗をしておいて言うのも何ですが、どれだけ私が心を痛めようが、お給料からは〝損害金〟は1円も引かれないので、その点だけは安心です。笑

(それがサラリーマンの良いところです)