第70回オフィス怪人社ライブ
昨日はオフィス怪人社ライブだった。
ネタは事務所ライブでやったものの大幅手直しバージョン。
いい感じに笑いがとれた。
終演後は打ち上げに。
IKKANさんの打ち上げはいつも大賑わいだ。
今回も50人以上いた。漫画家さんや声優さん、マジシャンなど様々。
タジマジックさんという有名マジシャンがいつも驚きのマジックを披露してくれる。それにしても今回のマジックには驚いた。
ある漫画家さんに
「お父さんが昔持っていた時計をイメージしてください」
と言う。
漫画家さんは
「懐中時計ですかね」
と返す。
「何色ですか?」
「銀色です」
「わかりました」
何が始まるのだ?
「じゃあ快児くん、その懐中時計の針を動かして好きな時間にあわせて」
「はい」
そう言って俺はイメージで懐中時計の針を進ませる。
「何時にセットした?」
「二時です」
「じゃあそこのあなた。その懐中時計をイメージで写真に撮ってください」
「はい。パシャ」
「じゃあまた快児くん。その写真を写真たてに入れて何ヵ所かネジで止めてください」
マイムで写真たてに写真をセットし、四隅をネジで止める。
「じゃあ最後にあなた。その写真は白黒ですか?カラーですか?」
「えー、カラーで」
次の瞬間である。
タジマジックさんが横にスライドした。
タジマジックさんの後ろに何があったか。
それは。
二時調度を指している銀色の懐中時計がカラーで写っている写真が、写真たてに挟まれていて四隅をネジで止められているものだった。
ばかな。
全員驚きすぎて「すごーい!」などとは言わない。
鳥肌がたった。
すごすぎる。
そのあとも楽しかった。
急に飲み屋の電気が消え、俺の誕生日になった瞬間をみんなで祝ってくれた。
二次会のお金をIKKANさんが出してくれるというので久々のオールをした。
カラオケのある部屋に移動すると生徒会長金子が突然
「風の噂で聞いたんですが、快児さんは本気で歌ったらIKKANさん以上に上手いということで」
と言い出した。
なんというハードルの高いことを。
しかしかなり気分がよかったので歌を本気で熱唱してみた。
みなさん盛り上がってくれた。
大槻ケンヂさんが稀にライブで言う言葉を拝借すると
「生きていると、たまに今日はいい夜だなという日がありますが、今日はそうみたいです」
であった。
誘ってくださったIKKANさん。
俺に取って置きを見せてくださったタジマジックさん。
一緒に盛り上がってくださった皆さん。
ライブに来てくださった皆さん。
ほんまに俺は幸せ者です。
最高の36歳にしたいと思います。
ありがとうございました!
写真はあの「つるピカハゲ丸くん」の作者、のむらしんぼ先生。