サラが眠るまでずっと、ベッドで話をしました。
特に変わった様子もなく、いつものサラでした。
もう少しで誕生日なのはエマですが、
サラが私のお腹に居たときから、産まれて歩くようになるまでの話、
サラがしたいたずらのお話をずっとはなしました。
時間がゆっくり、ゆっくり過ぎていき、
気が付いたら私の腕に頭を乗せてサラは寝ていました。
ただ遊びたいだけなんだよね。
わかってる。
お友達と一緒にいる時間が楽し過ぎるんだってことも。
柔らかい髪の毛を何度も撫でながら思いました。
まだ小さい手。
年の離れたお姉ちゃんがいて
一見しっかりした風に見えるサラだけど
まだ3年生だったね。
ごめんね。
二女の寝顔を見ると、あんなに怒ってごめんねと思って泣けてきます。
今日も健康でいてくれてありがとう。
産まれるまでの話を、サラに聞かせていたはずが、
自分自身にも言い聞かせていたようで、初心に返ることが出来ました。
可愛い娘です。
お部屋、一緒に片付けようね。
