まず上のほうから見て行こう・・・!(上が前・右が左側)
肺の中間あたりの輪切りだが肺気腫(COPD)が至る所に点在している。タバコはやめたので著しく増えてはいないが減りはしない。今のところ息苦しくなることは無く血中酸素も97%以上をキープ!だた気管支炎やら肺炎やら併発するとイチコロ・・らしい。まだコレはいい方でもっと上の方はポッカリ空いてるところもある。まぁコレは大昔からなので問題なしです。
次に手術部位の輪切り。肝臓は半分しかなく術後の大きさとほぼ一緒で変化無し!胆管・胆のうと十二指腸は削除されたので小腸を引っ張りあげて膵臓と肝臓と胃を縫合し胆道を作っている。3年目ごろから縫合部がふさがり始めビルビリン値が上がるがそちらも異常はない。ただ肝臓があったところに大腸が上がり込み胃が左に押し寄せられ下痢をするとみぞおち辺りがグルグルし始め、熱いものを食べると左側を真っ直ぐにビューンと下っていく!胃も霊門部(弁のような物)が切り取られちゃったので腸への到達が早い!熱くも痛くもかゆくもないが微妙に配置換えされていてなんだか変である!
問題は大腸(横行結腸)に憩室が無数に出来ていた!腸内圧がかかりぽっこりはみ出てしまって穴ポコができている。べつにガンになるというものではないが炎症や出血すると厄介なもので年を取ると必ず有るものらしい。シニアの域に入った証でもある!
原因は腸のけいれんに起因するらしく低繊維食に赤身食・喫煙者に多いらしい!今更どうしようもないが穴があかないことを祈る!
まぁマァ元気なのでこんな内臓なのに誰もいたわってくれない!次回から2カ月に1回から3ヶ月に1回の診察になった。

