「俊貞」の石鯛和竿の修理依頼がきた!!
俊貞(石川康夫)は本家東作系列の東俊(岡本俊夫)の弟子で過去イシダイ竿に生涯をかけた
和竿師は5本の指で足りるほど少なく俊貞は九州産極太布袋竹の剛竿を世に送り出した竿師!
今回の修理はガイドの付け直しと焼き入れの依頼!恐れ多くも俊貞の竿をいじれるなんて!ウフフ!!
イメージ 1 イメージ 2 
さすが作りが丁寧かつ美しゅうございます!
イメージ 3 イメージ 4
俊貞の穂先はだいたい8年から10年の古竹を使われていて癖が出にくく、
穂持ちから2番の原竹は4年半から5年半もの。粘り強く肉質が極めて硬い!
しかし、経年劣化にはどうしようもない!
軽く焼き直しをして修正!どうしても癖は出るが
毎回4kgクラスをあげているにしては癖が少ないように思う!
まぁ、俊貞の剛竿は過去8、5kgのクチジロをあげたほど和竿だからなぁ~!
ガイドは部分修理なので本漆を使わずシルク糸にセルロースセメントをよく染み込ませ
カシュ漆で色合わせをして仕上げる予定!
イメージ 5
俺がいつまで生きていられるかわからないが一応、修理永久保証タグをつけて完了!!