とある会合に行く途中、地下街から出る時に知的障害のあるおじさんが、ドアを開けてくれた。自分だけかと思ったら、来る人がキレるまで開けていた。会合の場所を探して、ビルに入ると、その叔父さんが通路を譲っていた。エレベーターで待っていたら、遅れておじさんがきて同じエレベーターに乗った。そしたら、そのおじさんが話しかけてきた、カツレツが悪いので聞き取れないので、笑顔で首肯いたら、何度も同じ事を言う。何度も言うので聞き取れた、今日は冷えますねだった。寒いですねと答えると嬉しそうな顔していた。
なんか、私なんかより、本当に心が痛いほど純粋なんだろうなと心から思った。そう思ってはいかないんだろうけど、こんな純粋な心の人が知的障害になってしまったんだろうと。知的障害だからなのかも知れないけど、なんかすごく複雑な気持ちになった。