土曜日の昼間に日本民間放送連盟テレビグランプリを受賞した「イーちゃんの白い杖」を何となく見た。父が加齢黄斑変性で身近に目が見えない人がいる事もあり気になってみたんだけど。
全盲の子、唯織ちゃんを普通の子のように育てようとする母親の強さ。盲学と寮と家、居場所がない。そして、弟の障害。姉弟との愛情。祖父と祖母、そして両親。家族ってこうゆうものなんだよなと思う。おねーちゃんが、ピアノを弾いているときの弟の嬉しそうな顔を見ていると涙がでてくる。本当に心が綺麗なんだろうなと思う。
目が見えないだけで、普通の女の子なんだとこの番組は教えてくれる。努力しても叶わない夢があったり、世の中に凄い人がいっぱいいる。そして、大人は冷たい現実を突きつける。
この子の恩師、素晴らしい人。多分、30代でここまで愛情を持って生徒に接してくれる。この子は恩師に出会えたからこれだけ優しくなれるんだろうな思う。
すごい家族だよな。とても家族の中に障害があるように思えないし、こんな愛情のある家族を見たことがない。
そうだよな。弟、すごいと思う。命の尊さを教えてくれる。そして、生きている素晴らしさをおしえてくれる。
そしてこの子、苦労しただけ、とても良い人に出会えたんだな。お母さんが言ってたとおり、普通なら障害者とどう接していいのかわからないのに、声をかけてたり握手したり。
この番組を見てると神様は本当にいるんだと思わせてくれる。愛情をそそげば返ってくる。本当の幸せって何かをこの家族は教えてくれる。
こんなに泣いたの何十年ぶりと言うくらい泣いた。