黒田長政没後400年 黒田侯爵家の名品 知られざる黒田家「家宝」の近代史
福岡市博物館
この展覧会ですが、黒田侯爵家の名品となっていたので、近代の黒田家の名品を集めた展覧会かと思って、見に行く気全くなかったですが、前日何気に出品目録を見ていたら、刀など国宝が何点も記載があったので見に行くことにした。これね、なぜ副題に「黒田侯爵家の名品」これをつけてしまったのかと思う。「黒田長政没後400年 知られざる黒田家「家宝」」でよかったのではないかと。そのくらい、黒田官兵衛から始まる黒田家の名品を余すとこなく展示されている。
この名品は、黒田家代々伝わって、とても大事にされていただけあって、その名品の来歴もはっきりしている。よく伝とついているものが多い展覧会があるが、それが全くと言っていいほどなかった。しかも、着用していないとか、はっきり書かれてるのも、すごいとしか言いようがない。この中でひときわ目についたのは、やはり信長から拝領された「へし切長谷部」かなと思った。福岡に住んでいたら当たり前のように見ることができるのかもしれないけど、この刀、刃幅が広くものすごく威圧感がある。
他にも鎧の数々も素晴らしい。
刀だけも3本の国宝、それに他に数本のものが展示されているので、これだけを見にいく価値はある。




