数ヶ月前に、とっても話題になったネットフィリックオリジナルの韓国ドラマ。本当に簡単に説明すると、高校時のいじめの仕返しのドラマなんだけど、この映画それだけはなく、親子の問題、夫婦の問題、友情に恋愛と、かなり色んな話が盛り込まれている。2回見直せば、色んなアラに気がつくのだろうけど、韓国映画・ドラマ特有のそれを考えさせる暇がなく展開されていく。相当、時間をかけて脚本を書いているのだろうと思う。伏線の張り方、回収の仕方などよくできていると思う。せっかくのドラマで時間もあるので、登場人物が多いのと、高校生から大人になってから、頭の中で一致されるので時間がかかってしまうので、もう少し会話で説明しないで映像で見せてくれると、わかりやすかったように思うけど、それでも面白かったと思う。
韓国映画が世界に認められたのは「シュリ」かと思う。けど、その出来栄えはひどかった。それから数十年で、ここまでのドラマを制作できるのは、ただただすごいと思う。同時期に日本で制作された「今際の国のアリス」と比べてもレベルの差は歴然と思う。是枝監督がカンヌでグランプリを受賞しているけど、アメリカで評価されるにはまだ時間がかかると思う。
日本には黒沢明というすごい監督がいたのに、このDNAうまく引き継がれなかったのかなと思う。それより、映画人口が少ないのかと思う。けど、韓国の人口の方が少ないのに、これだけの映画をつくれるのだから、日本も韓国のように国が少し援助すべきかとも思う。