ターミネーター2の正当な続編として、久しぶりにターミネーターの製作にジェームズキャメロンが関わったとても興味のある映画。映画史に残るターミネーター2の続編を数名の監督が作り上げたが、どの作品も2を超えることができないのは仕方ないにしても、どの映画もB級映画に終わってる感じがした。
しかしこのターミネーター ニューフェイトはジェームズキャメロンが脚本にも関わってということで、あのターミネーター2の続編としてジェームキャメロンだとどのような展開にするのか、ここだけはとても見たい映画。エイリアン2のように、大量のターミネーターを送り込んでくるのか?とも思ったりして・・・。少なくても、キャメロンも、この何十年の間に、続編の構想は考えていたろうと想像がつく。そしてこの映画。正直、ジェームズキャメロンが関わっていたので2以上のものを期待してはしまったが、それでも、無難に作られている感じがした。T-1000を出演させるためのエピソードも納得できるし、ジョンコナーが死んでも、違う未来になってしまうことは想像がつくし、そのために、違うターミネーターが送り込まれるのもわかる。見終わってからこの映画は、このあと続くであろうターミネーターのプロローグなのでは?とも思った。アバターの製作後、次回作はキャメロンが監督してくれればと思うが、キャメロンが、脚本を書いても2をこえることはできないのかと思った。色々言われているけど、ティムミラーはよくやったと思う。