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エクソシストの脚本家のピーターブラッディが2で失敗した作品を1作目の正当な続編としてピーターブラッディが監督して作られた作品。ジョージCスコットがキンダーマン警部役で出演。前作のカラス神父からキンダーマン警部に主役が変わっている。
この映画は、前作のように超常現象的な悪魔払いが主軸におかれておらず、双子座殺人事件との関連性を描いていて、前作のような恐怖映画ではなく、どちらかというとサスペンス映画に近い気がする。
比較的評価が高い映画ではあるけど、どうしてもエクソストの続編ということであれば、悪魔払いをもう少し見せてほしかった。キリストの目から血の涙が出てきたり、天使の像の首が切れていたり、物語との関連性がほとんどないのが残念。
それと、この映画を見るとやはりウィリアムフリードキンは映画を作るのがうまかったと思う。