ボクたちはみんな大人になれなかった | 駄目人間のブログ

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ネットフィリックスオリジナル映画。

ネットフィリックスに登録して3年。週に2本から3本みているので、この3年で約300本の映画を見た計算になる。もちろん、それまでの映画を含めると膨大な映画を見てきている。できるだけネットフィリックスでしか見れない映画を優先して見てきているが、本当に素晴らしいと言える映画は数本しかない。その中で1番素晴らしいと思っている映画が「僕らの先にあるみち」これを超える映画はこの先、当分ないと思うくらい素晴らしかった。この「ボクたちはみんな大人になれなかった」は、そこまでとは言えないが、素晴らしい映画だと思う。最初のゴミステーションシーンがあるせいで、一度現代になって過去に戻っている事が混乱してしまう。たぶん、この映画の良さは、今の若い子にはわからないとようにも思う。携帯やインターネットがない時代に1つの出会いがどれだけ重く大変だったか。年齢を重ねると、どんなに人を好きになってもあの頃ほど人を好きになれる事はないと思う。自分より大切な人・・・理由もわからず去っていく。そして普通に結婚をしている。自分に何が足りなかったのか自問自答する。あの時こうしていたら?何が足りなかった?わからない。そして結婚する相手は、なぜ自分ではなかったのか?そして、どうしたら一緒になれたのか?結婚した相手には、自分にない「普通ではない」何かを持っていたのか・・・。

配役が森山未來と伊藤沙莉という配役は素晴らしかった。どこにでもいるような2人。この映画で伊藤沙莉の演技は本当によかった。まだ20歳くらいの感じをとてもうまく演じていたと思う。とても愛おしく思った。

個人的には、ネットフィリックスオリジナル映画で、本当にオススメできる映画は言われたら、この映画も1本になる。