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山田洋次の寅さんと並ぶ代表作の１本の学校。夜間中学を舞台に、１作目はイノさんこと田中邦衛が中心に物語が描かれる。脚色はされているだろうけど、実際に話を元に作られただけあって、山田洋次らしく無理がなく映画の中にすんなり入っていける。山田洋次は、こうゆう映画をつくるのは本当にうまいと思う。
正直、夜間高校は実際にあるのは知っていたけど、夜間中学があるとは知らなかった。いろんな諸事情で、義務教育である中学に行けなかった人が、勉強したく自主的に行き、それに対して本当に先生を見せてくれる。自分の人生で、恩師と言えるような先生って、悲しいことに小学校の頃の担任くらい。この先生は、教師が生徒に対してそんなことを言っていいのか？ということを言い、そして私ら生徒に考えさせた。ある意味、すごい先生だった。