9:48A.M.

標高1238m。横たわってる枯れ木に腰を下ろすと、バキッという乾いた音と

ともに、バルサ材のように簡単に割れてしまった。

座る場所を変えて、大福と紅茶でひと息入れる。

斜面にはわずかばかりの雪が残っていた。

風がでてきたので、フードをヘルメットの上からかぶる。

沢からイヌワシらしき茶色い鳥が雪の岩肌をバックに螺旋階段をのぼるように

ゆっくりと上昇してきた。

 

10:10A.M.

ここで引き返すことにする。午後から仕事をしなくてはならないのだ。

 

10:47A.M.

自転車のところにもどった。

 

11A.M.

みちくさ小屋に寄っていく。スタッフの人にコーヒーをごちそうになる。

他のスタッフの何人かで、中倉山へ登っているという。

 

11:15A.M.

小屋を出て、自転車にまたがる。

 

11:25A.M.

公園の駐車場に着く。距離9.8キロ。