久々の更新となりました。 桜も散りかけ、青い葉が出てきています。お父さんは
それほど桜に興味はなかったものの、すこし寂しくなりますね・・


トイレから出てくるといきなり「暑い!!」っと言いながらみんなのいる四畳半の部屋に体操すわりで座り込んでしまった。とても調子が悪そうだった
座った場所は丁度ガスファンヒーターがあたる場所でしたが、それでも私たちにとって暑すぎることはなく、ちょっと寒いくらいの温度でした。
姉が「暑いか?そんなことないよね」といいつつファインヒーターを消そうとした間もお父さんはなぜか「暑い!暑い!苦しい」と連呼していました。
そして「この部屋は暑すぎる!!」っと言って違う部屋に行きました。その部屋は普段使っていないお父さんが一番気に入っている日ごろ日本間と私たちが呼んでいる客間に走っていきました。後を追いかけると、入り口に座り込みました。
私が近寄ると「背中をたたいてくれ」っというので、後ろに回り背中をたたきました。息が出来ない、苦しい。肩で一生懸命息を吸いながらいつの間にか息が吸えな一途言っていました。
姉と姪が駆けつけ、「病院に行こう」っと何度も説得しましたが、一度病院にいったので「さっき行ったばかりだから行かない」「○○、(姉の名前)うるさい!!」っと頑なに拒否しました

しかし、ふと首元を見ると今まで見たことのないような紫色・・いや黒っぽい紫。

「お父さん、首が紫色だよ。これは救急車だよ」続けて姪が「おおぱぱ(お父さんのことをそう呼びます)、唇が真っ青だよ」・・・。もう返事がありませんでした。姉が電話をかけに、母に病院の診察券はないか聞いていました。姪は母を呼びに行っていました。
二人っきりのとき少し落ち着いたのかお父さんが「ちょっと横になる」と横になりました。これが最期の言葉になりました。