手術を受けるための検査を受けるための入院(ややこしい)です。
 
現時点での病名 : 大脳鎌髄膜腫の疑い
症状:右上下肢脱力

 

メモ検査入院での検査内容
 ・検査予定

 ・何のために検査するのか

メモ脳血管撮影検査

 ・脳の血管の状態を撮影する検査

 ・副作用

 ・合併症

 ・1週間後の腕の様子
 

メモ造影CT

 ・ヨード造影剤を用いた頭部造影CT検査
 

メモ造影MRI

メモ今後の予定

 ・ 手術日決定

メモ注意事項

 

 

  検査入院での検査内容

 
ー検査予定ー
 
 • 身体測定
 • PCR検査(入院時)
 • 脳血管撮影
 • 頭部造影MRI
 • 頭部造影CT
 
ブログ内:CTとMRIの違い
 

入院時に身長と体重を測ったら体重は落ち、身長は縮んでました。右半身の支えが機能していないからなんでしょうか。

看護師さんにお願いして測り直してもらったけどやっぱり縮んでました(笑)

 

※手術から半年後の健康診断では元通りの身長でした!でも体重は一気に増えて(食べ過ぎ)メタボ予備軍です!

 

 

ー何のために検査するのかー
 

 • 体が手術を受けられる状態かどうかを調べるため

 • 腫瘍を巻き込む血管の状態を調べるため

 • 検査結果をもとに治療計画を立てるため
 

 

 

  脳血管撮影検査

 

ー脳の血管の状態を撮影する検査ー

 

 

● 造影剤を用いたCT検査で脳の血管の状態を撮影する

● 腫瘍が脳の血管をどのように巻き込んでいるか確認するための検査

● ついでに脳の動脈瘤や血管閉塞の有無も調べることができる

 

 • カテーテルを用いた脳血管撮影術
 • 肘の内側付近に局部麻酔をし、動脈から細い管を刺す
 • さらに細いカテーテルをその管から動脈の中に通し頭部へと進み、造影剤を注入

 • 造影剤投与後30秒ほど投与部分が熱く感じる(夫の場合は首周辺が熱くなったらしい)

 • 血管の中を造影剤が流れていく様子をX線で連続撮影する

 • 患者の真横にある大きな画面で確認しながらの作業(ド近眼の夫にはよく見えず)

 • 検査時間は1時間ほど
 • 止血には10~20分程の圧迫が必要

 • 検査終了後2時間以上絶対安静(腕は固定される)

 

 

ー副作用ー


 • 造影剤や局所麻酔によるアレルギー反応 他

 

 

ー合併症ー


 • カテーテル使用に伴う血管の損傷による動脈閉塞
 • 血管の壁についている血栓などが脳に流れてしまい脳梗塞を引き起こす
 • 造影剤使用による腎機能障害 他

 

 

ー1週間後の腕の様子ー

 

若くてそれなりに力のある男性医師が10分以上止血してくれたあと板にゴムバンドで固定し一晩安静にしてたんですがこんなんなりました。

 

そりゃ動脈だもんね

 

後日血管造影画像を見せてもらいましたが、細かい脳血管の様子までくっきり鮮明に写っていました。
 

血管の画像なのに腫瘍のある場所がしっかりわかるのもなんかすごいなと思いました。

画像印刷してもらえばよかった。

 

 

 

  造影CT検査

 

ーヨード造影剤を用いた頭部造影CT検査ー

 

 ● MRI画像の結果と合わせて脳の状態をより詳細に把握するためにCT検査を行う

 ● CT画像をより鮮明な状態で確認するために造影剤を使用する

 

 • 食事制限あり
 • 安全性は高いがごくまれに副作用がある

 • かゆみや発疹などの軽度の副作用は100人に3人ほど

 • 意識消失等の重度の副作用は2.5万人に1人ほど
 • 造影剤使用後は排出を促すため積極的に水分補給をすること

 
ブログ内:CTとMRIの違い

 

MRIの時使用した造影剤では副作用が出ましたがヨード造影剤は問題ありませんでした。

 

 
 

  造影MRI検査

 
 • 前回アレルギー反応があったため今回は違う種類の造影剤を使用してもらう
 
 
 

  今後の予定

 
ー手術日決定ー
 
 • 当初の手術予定は1月半ばだったが、緊急性があるため1月4日手術決定
 • 12月28日入院
 • 良性で予後良好なら2週間ほどで退院
 
 
 

  注意事項

 
 • 転倒に注意(余計なケガをしないため)
 • 車等の運転禁止
 • 睡眠を十分にとること(睡眠不足はてんかん発作を引き起こす可能性があるため)
 • 光過敏性てんかんを起こさないようテレビやパソコン画面の見方に注意
 • てんかんや痙攣があったらすぐ救急車を呼ぶこと
  

一度てんかん発作を起こすと、その後てんかん発作が起きない状態が2年間続かないと運転の許可がおりないそうです

 

夫は仕事上車やフォークリフトの操縦をすることがあるため、医師の許可が下りるまでは運転ができない旨職場に伝えました。

 

病気の治療とは職場の協力がなれば専念できないものなんですね。

今回夫が治療を受けることに専念できるような環境を作ってくださった職場のみなさまにはただただた感謝しかありません。