子犬のダル君と暮らし始めて、早1週間。
浮き出ていた骨盤や肩甲骨の上にも筋肉がのり始め、動きも活発になってきました。
先週土曜日に我が家にやってきたときは、衰弱して、妙な咳もしていて動きも鈍かったのですが、今では子犬らしいやんちゃぶりを発揮してます。
短毛種だというのに、吹雪の中でも外で鎖につながれていた原因は、「トイレの躾」ができず、ダルメシアンって運動量の多い犬種なので、家中に糞尿を撒き散らしながらちょこまかと駆け回り、さらに子犬が離乳、もらわれていって間がなく、気性が荒いピットブルとの闘いも壮絶で・・・ということで、鎖で繋がれていたんです。
ウンチもおしっこも排泄したまま体に付着し、手がつけられないくらいの悪臭。
予防接種も一度も受けていない、というし、肺炎だ、とガナー君ママのにわか診断されていた咳も完全にはおさまっていないのでうかつにお風呂にいれることもできないまま月曜日に。
予防接種しても3日間はお風呂はダメ、といわれ、蒸しタオルで体をふくだけの毎日。
お風呂解禁とともに入れてみましたが、、、あら、王子様、登場?
食欲旺盛でもりもり食べ、食べた分だけエネルギーになってるっていう感じ。
さて、トイレの躾ですが、もう完璧です。
お互いにいつがトイレのタイミング、というのが通じるようになってきました。
犬には犬なりにトイレに行きたいなぁっていう前兆があります。
ダルの場合、これまで食べてちょっと動くと、いつの間にやらポットリと、立派なブツを産み落としてました。
いってみれば、「ちょっと目を離し、振り返れば」
油断も隙もありゃしない!という感じで、これじゃあ、確かに繋いで置きたくなる気持ちもわかる・・・。
実際、衰弱が激しく、肺炎の咳もひどかったときは、外に出して凍えたらどうしよう、という心配があって、垂れ流し状態でした。鎖で繋いで。
トイレシートなんて気の利いたものはないので、大量にある新聞紙を敷き詰めて、おしっこでもでも、排泄したらすぐに、ダルの目の前で片付ける。
そのうち、ご飯を食べて、くるくる歩き出したら、そのままソートンが真冬の夜中に使っていたベランダトイレ方面に赴かせる。すると、ちゃんと排泄行為をするように。
ちゃんと、ベランダに出てからおしっこしたら、大げさに褒め称える。
また、独りぼっちで誰にもかまってもらえないで繋がれているときは、垂れ流ししてたのですが、「しちゃった」前後で吼えるようになりました。
こんな風に、お互いに、トイレのタイミングをはかるようになってきてから今週水曜日あたりからトイレトレーニングスタートです。
というのも、ソートンが月曜日に予防接種のために帰ってきてからこの方、わんこ同士の上下関係なども落ち着かず、ソートンがやきもちをやいてダルに攻撃!という喧嘩が頻繁なときは、トイレトレーニングどこじゃなかったのです。
でも、「おもらし」するとソートンの激しい「教育的指導」と、私に対して「ママー!またダルがお漏らししたんだよー」と言いつけにくる、というのが続くとさすがにダルも「お漏らしは叱られる」と覚えてきたようなのです。
まぁ、そんな風にして金曜日までは、夜はつながれ、うっかりお漏らし。
でも、鉄の鎖で繋がれているので、「ジャラリ」と音がしたら、夜中でもいつでもダルをベランダに出し、おしっこしたら、褒めちぎりました。
金曜日からガナー君一家の厄除け読経会が3日3晩始まるということで、ソートンもガナー君のお供で不在。
今まで、夜中に粗相しまくりだったのが、お風呂にも入ってきれいになったし、ソートンもいないし、ガナー君も子狐もいないし、ということで試しにダルとベッドで寝てみることにしました。
すると、土曜日から日曜日にかけての夜はまったくお漏らしところか、排泄自体がなかったのです。
犬はびっくりするくらいおしっこを我慢できるんですね。ダルメシアンという犬種は腎臓結石などになりやすいそうなので、おしっこをあまり我慢させたりはしちゃいけない犬種。
でも、やるべきときにやらせてあげれば、夜とか5-6時間は我慢できるんですね。
排泄行為の意味には生理的欲求もあるけれど、孤独に対する抗議だったり、「かまって!かまって」というアピールでもあるんだなぁ、とあらためて実感しました。
我が家にきてから1週間。「ここではやはいかん」というところにはやりません。
さらに、「人目があるところでは、予告なしに排泄しない」ようになり、おしっこ、の前には、ぐるぐる回って、お尻やアソコをぺろぺろなめる、という前兆をアピール。
ベランダに出てから排泄をし、全部し終わるまではベランダをうろうろし、完全に終わったら、ベランダのドアをノックするようになりました。
彼なりのルールができてきたのです。
母犬から離れ、生活環境が変わって緊張し、心細くなっている子犬にとっては、最初、飼い主の愛情に飢えてます。
だから、まずは環境に慣らしてあげる。愛情をたっぷり注いであげる。
コミュニケーションが取れるようになったら、あきらかにワンコの視線が変わってきます。
「あ、この子、私の反応を見てる」って視線を感じるようになります。
そうなってきたら、粗相したら、すぐさま排泄物を片付ける。
マーキングみたいにしてたら、全部、徹底的に掃除し、芳香剤を撒き散らし、さらに粉コショウとかを置いておく。フンフンって匂いをかいだら、くしゃみが止まらなくなるため、「ここではしちゃいけないんだ」とわからせるのです。
さらに、「ここでしたら褒め称える」というTPOをわかりやすく教えてあげる。
これを繰り返せば、子犬はトイレの躾を覚えるようです。
ダルメシアンは比較的トイレトレーニングが難しい、といわれているようですが、24時間つきっきり、という期間を3日間集中して作ってみたら、できました。
日曜日の今日は、ちゃんとトイレについては、したい!って教えてくれるようになりました。
そして、ベランダに出したらすぐにおしっこ。おしっこしてすっきりしたら、「ちゃんとできたよ!」と得意顔で「なでて!」と頭を差し出します。
日本で働いている人がこういう躾をするのは難しいのかもしれないけれど、金曜日から日曜日にかけて、とか三連休などの時に集中してやってみると、犬の潜在能力の高さに目を見張ることになると思います。
ほんとは、土曜日に更新したかった記事なのですが、うまくアップロードできませんでした。。。
次の連休にでもおためしあれ!
子犬じゃなくても、成犬でも、大丈夫。
この方法はソートンを1歳過ぎてから引き取ったときも成功しているし、ソートンの息子・トムでもできてました。
トイレトレーニングがうまくいくっていうことは、さらには飼い主と犬との信頼関係や意志の疎通が確立してきているってことでもあるのではないでしょうか?
ちなみによっぽどひどいことがなければ、粉コショウはやりませんけどね。
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浮き出ていた骨盤や肩甲骨の上にも筋肉がのり始め、動きも活発になってきました。
先週土曜日に我が家にやってきたときは、衰弱して、妙な咳もしていて動きも鈍かったのですが、今では子犬らしいやんちゃぶりを発揮してます。
短毛種だというのに、吹雪の中でも外で鎖につながれていた原因は、「トイレの躾」ができず、ダルメシアンって運動量の多い犬種なので、家中に糞尿を撒き散らしながらちょこまかと駆け回り、さらに子犬が離乳、もらわれていって間がなく、気性が荒いピットブルとの闘いも壮絶で・・・ということで、鎖で繋がれていたんです。
ウンチもおしっこも排泄したまま体に付着し、手がつけられないくらいの悪臭。
予防接種も一度も受けていない、というし、肺炎だ、とガナー君ママのにわか診断されていた咳も完全にはおさまっていないのでうかつにお風呂にいれることもできないまま月曜日に。
予防接種しても3日間はお風呂はダメ、といわれ、蒸しタオルで体をふくだけの毎日。
お風呂解禁とともに入れてみましたが、、、あら、王子様、登場?
食欲旺盛でもりもり食べ、食べた分だけエネルギーになってるっていう感じ。
さて、トイレの躾ですが、もう完璧です。
お互いにいつがトイレのタイミング、というのが通じるようになってきました。
犬には犬なりにトイレに行きたいなぁっていう前兆があります。
ダルの場合、これまで食べてちょっと動くと、いつの間にやらポットリと、立派なブツを産み落としてました。
いってみれば、「ちょっと目を離し、振り返れば」
油断も隙もありゃしない!という感じで、これじゃあ、確かに繋いで置きたくなる気持ちもわかる・・・。
実際、衰弱が激しく、肺炎の咳もひどかったときは、外に出して凍えたらどうしよう、という心配があって、垂れ流し状態でした。鎖で繋いで。
トイレシートなんて気の利いたものはないので、大量にある新聞紙を敷き詰めて、おしっこでもでも、排泄したらすぐに、ダルの目の前で片付ける。
そのうち、ご飯を食べて、くるくる歩き出したら、そのままソートンが真冬の夜中に使っていたベランダトイレ方面に赴かせる。すると、ちゃんと排泄行為をするように。
ちゃんと、ベランダに出てからおしっこしたら、大げさに褒め称える。
また、独りぼっちで誰にもかまってもらえないで繋がれているときは、垂れ流ししてたのですが、「しちゃった」前後で吼えるようになりました。
こんな風に、お互いに、トイレのタイミングをはかるようになってきてから今週水曜日あたりからトイレトレーニングスタートです。
というのも、ソートンが月曜日に予防接種のために帰ってきてからこの方、わんこ同士の上下関係なども落ち着かず、ソートンがやきもちをやいてダルに攻撃!という喧嘩が頻繁なときは、トイレトレーニングどこじゃなかったのです。
でも、「おもらし」するとソートンの激しい「教育的指導」と、私に対して「ママー!またダルがお漏らししたんだよー」と言いつけにくる、というのが続くとさすがにダルも「お漏らしは叱られる」と覚えてきたようなのです。
まぁ、そんな風にして金曜日までは、夜はつながれ、うっかりお漏らし。
でも、鉄の鎖で繋がれているので、「ジャラリ」と音がしたら、夜中でもいつでもダルをベランダに出し、おしっこしたら、褒めちぎりました。
金曜日からガナー君一家の厄除け読経会が3日3晩始まるということで、ソートンもガナー君のお供で不在。
今まで、夜中に粗相しまくりだったのが、お風呂にも入ってきれいになったし、ソートンもいないし、ガナー君も子狐もいないし、ということで試しにダルとベッドで寝てみることにしました。
すると、土曜日から日曜日にかけての夜はまったくお漏らしところか、排泄自体がなかったのです。
犬はびっくりするくらいおしっこを我慢できるんですね。ダルメシアンという犬種は腎臓結石などになりやすいそうなので、おしっこをあまり我慢させたりはしちゃいけない犬種。
でも、やるべきときにやらせてあげれば、夜とか5-6時間は我慢できるんですね。
排泄行為の意味には生理的欲求もあるけれど、孤独に対する抗議だったり、「かまって!かまって」というアピールでもあるんだなぁ、とあらためて実感しました。
我が家にきてから1週間。「ここではやはいかん」というところにはやりません。
さらに、「人目があるところでは、予告なしに排泄しない」ようになり、おしっこ、の前には、ぐるぐる回って、お尻やアソコをぺろぺろなめる、という前兆をアピール。
ベランダに出てから排泄をし、全部し終わるまではベランダをうろうろし、完全に終わったら、ベランダのドアをノックするようになりました。
彼なりのルールができてきたのです。
母犬から離れ、生活環境が変わって緊張し、心細くなっている子犬にとっては、最初、飼い主の愛情に飢えてます。
だから、まずは環境に慣らしてあげる。愛情をたっぷり注いであげる。
コミュニケーションが取れるようになったら、あきらかにワンコの視線が変わってきます。
「あ、この子、私の反応を見てる」って視線を感じるようになります。
そうなってきたら、粗相したら、すぐさま排泄物を片付ける。
マーキングみたいにしてたら、全部、徹底的に掃除し、芳香剤を撒き散らし、さらに粉コショウとかを置いておく。フンフンって匂いをかいだら、くしゃみが止まらなくなるため、「ここではしちゃいけないんだ」とわからせるのです。
さらに、「ここでしたら褒め称える」というTPOをわかりやすく教えてあげる。
これを繰り返せば、子犬はトイレの躾を覚えるようです。
ダルメシアンは比較的トイレトレーニングが難しい、といわれているようですが、24時間つきっきり、という期間を3日間集中して作ってみたら、できました。
日曜日の今日は、ちゃんとトイレについては、したい!って教えてくれるようになりました。
そして、ベランダに出したらすぐにおしっこ。おしっこしてすっきりしたら、「ちゃんとできたよ!」と得意顔で「なでて!」と頭を差し出します。
日本で働いている人がこういう躾をするのは難しいのかもしれないけれど、金曜日から日曜日にかけて、とか三連休などの時に集中してやってみると、犬の潜在能力の高さに目を見張ることになると思います。
ほんとは、土曜日に更新したかった記事なのですが、うまくアップロードできませんでした。。。
次の連休にでもおためしあれ!
子犬じゃなくても、成犬でも、大丈夫。
この方法はソートンを1歳過ぎてから引き取ったときも成功しているし、ソートンの息子・トムでもできてました。
トイレトレーニングがうまくいくっていうことは、さらには飼い主と犬との信頼関係や意志の疎通が確立してきているってことでもあるのではないでしょうか?
ちなみによっぽどひどいことがなければ、粉コショウはやりませんけどね。
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