前回のお話はこちらから

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前回お話した事業承継に引き続き、実際につまずかない為のポイントをお話していきたいと思います。




事業承継と聞くと、なんだか難しそうに感じる方も多いかもしれません。  




でも実は、会社を次の世代につないでいくために、とても大切なテーマです。




特に中小企業では、後継者が決まらないまま時間が過ぎてしまい、いざ考え始めたときには選べる方法が少なくなっていた、というケースも少なくありません。  




大切なのは、完璧に進めることではなく、早めに考え始めることです。




この記事では、事業承継でつまずかないために、どんな順番で進めればいいのかをわかりやすくお伝えします。



まず大切なのは現状を知ること

事業承継を考えるとき、最初から「誰に継がせるか」「税金はどうするか」と深く考えすぎる必要はありません。  




最初の一歩は、今の会社の状況をざっくり把握することです。




たとえば、こんな点を確認してみましょう。

•会社は利益が出ているか

•借入はどれくらいあるか

•経営者がいないと回らない仕事はどれか

•社員や家族の中に、引き継ぎを考えられる人がいるか




こうした点を整理するだけでも、今の会社にどんな課題があるのかが見えてきます。  

細かく完璧にまとめる必要はありません。まずは今の状態を知ることが大事です。




家族や身近な人と話してみる

事業承継で意外と多いのが、まだ話していなかったというケースです。  




経営者の方は「いつか子どもが継ぐだろう」と思っていても、実際には子どもがその気持ちを持っていないこともあります。




そのため、早めに家族と話しておくことがとても大切です。  




いきなり重い話をする必要はなく、「将来どうしたいと思っているか」「会社に関わる気持ちはあるか」など、やさしく聞いてみるだけでも十分です。




ここで無理に答えを出そうとしなくても大丈夫です。  




大切なのは、気持ちを確認しておくことです。話し合いがないまま時間が過ぎると、後になってから困ることが増えてしまいます。




選択肢を知っておく

事業承継には、いくつかの方法があります。  

一つだけが正解というわけではなく、会社や家族の状況に合わせて考えていくことが大切です。



主な選択肢は次のとおりです。


•親族に引き継ぐ

•社員や役員に引き継ぐ

•第三者に引き継ぐ(M&Aなど)

•廃業する




親族が継ぐものと思われがちですが、今はそれだけではありません。  




社員が会社を引き継ぐケースもあれば、会社を外部に売却して続けてもらう方法もあります。

どれが一番よいかは、会社の状態や後継者候補の有無によって変わります。  




まずは選択肢を知っておくことで、あとから慌てずに済みます。




税金やお金の話は早めに確認

事業承継では、気持ちの問題だけでなく、お金や税金の問題も関わってきます。  




自社株の引き継ぎ、相続税や贈与税、借入金の保証など、考えることは意外と多いものです。

ここで大事なのは、難しそうだから後回しにしないことです。  




事業承継は、思っている以上に時間がかかります。あとになってから動こうとすると、選べる方法が限られてしまうことがあります。




事業承継に詳しい税理士などの専門家に、早い段階で相談しておくと安心です。  




いきなりすべてを決める必要はありません。まずは話を聞いてみるだけでも、考え方が整理されやすくなります。




ひとりで抱え込まないこと

事業承継というと、経営者自身が全部決めなければいけないように感じるかもしれません。  




でも実際には、家族、社員、専門家など、周りの力を借りながら進めていくほうがうまくいきやすいです。




特に長く会社を続けてきた方ほど、「自分がやらなければ」と思いがちです。  




けれど、ひとりで抱え込むと視野が狭くなってしまうこともあります。




少しずつでも周囲と話しながら進めることで、思わぬ選択肢が見つかることもあります。  




会社のことを一人で背負いすぎないことも、つまずかないための大切なポイントです。




早めに動くと選択肢が広がる

事業承継は、早く始めるほど選択肢が広がります。  

反対に、ギリギリになってから考え始めると、「引き継ぐ人がいない」「売却の準備ができていない」「税金の整理が間に合わない」といった問題が出やすくなります。




だからこそ、まだ元気なうちに少しずつ考えておくことが大切です。  




まだ先のことと思っていても、準備には時間がかかります。早めの一歩が、会社や家族を守ることにつながります。




事業承継でつまずかないために大切なのは、難しく考えすぎず、まずは現状を知ることです。  




そして、家族や身近な人と話し、選択肢を知り、必要に応じて専門家に相談する。この流れを早めに進めておくことで、あとから慌てずにすみます。




事業承継は、会社だけの話ではなく、家族のこれからにも関わる大切なテーマです。  




だからこそ、「いつか考えよう」ではなく、「今のうちに少し考えてみる」ことが、いちばんの備えになります



時間のあるうちから始めて、いざと言う時に慌てないよう進めていけると安心ですねOKキラキラ