民主党政権が色々と動きを見せていて、正直、楽しく見させて頂いてます。議論を醸す内容もふんだんに含まれていて、期待通りに始動していると感じます。が、今日は、前回のつぶやきが2500回目で、CD10枚プレゼントをすると書いたので、週末に選んだCDについて簡単に書きたいと思います。

 何を選ぼうかとネット・サーフィンを始めると、ピック・アップするのは何故かジャズばかりになりました。無造作に思い出すものを検索していくと、3分の1以上が廃盤か入手不可でした。残念なことです。そこで、もっとジャズを知ってもらおうと、今回プレゼントで当たってCDを聴いたらきっとジャズが好きになるように、そう云う視点で10枚選んでみました。

1. チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバー
2. クリフォード・ブラウンのクリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス
3. ジョン・アバークロンビーとラルフ・タウナーのサルガッソーの海
4. マイルス・デイビスのリラクシン
5. ジョン・コルトレーンのバラード
6. キース・ジャレットのザ・ケルン・コンサート
7. レスター・ヤングのプレス・アンド・テディ
8. ドン・チェリーとエド・ブラックウェルのエル・コラソン
9. エリック・ドルフィーのアウト・トゥ・ランチ
10.スタッフのスタッフ!!

 先頭の文字を繋げて読むと「逐次マジキレどえす」となりますが、他意はありません。1はフュージョン的音楽の走りでしょうか。透明で美しいアルバムです。2はスターダストが最高です。最も美しい星空は音楽の中にあるかも知れません。3はアルファ波が溢れ出る優しくて透明な音楽です。或る意味でECMらしさを代表するアルバムでしょう。4はカッコいい!録音の途中でマイルスが口笛を吹いて奏法を替えさせて録り直すトコなんかが秀逸です。5はまぁそう云うことで。必ずしもコルトレーンの一番いい部分ではないと思いますが、聴きやすいですね。6は随分聴きました。キース・ジャレットとECMを代表する作品でしょう。情念と即興と。素晴らしい出来です。7はかなり古いです。昔のジャズです。かと云ってバップ魂が強く入っている訳ではありません。甘いけど、上手くて、魂も実は入ってて。大学生の頃の私のカーステレオの定番でした。変な大学生ですね。8はあくまでも透明でアフリカの地平線が見えてくるような。心が洗われるアルバムです。9は名盤ですねぇ。ECMとは違った意味で美しい。天才ですね、本当の。そして10。中学1年だったでしょうか。初めてFMで聴いた時の衝撃を忘れられません。当時はクロスオーバーと呼ばれていたフュージョンの元祖です。

 とまぁ、こんな感じになりました。私は何にもキレてませんが、明日以降は新政権の政策などにつき、パラパラとつぶやいていきたいと思います。読者の方の参加も可能な形を考えていますので、御期待下さい!
 今日のマネックスメールは、なんと通巻2500回です。1999年8月10日から、一日も休まずマネックスメールは出されてきました(営業日ベース、以下同様)。そしてこのつぶやきも、一日も休まず書いてきました。

 しかし10年と2ヶ月で2500営業日となると、日本の営業日は実績で年間250日ないことになります。昔デリバティブのトレーダーをしていた時に、1年は252日と仮定してボラティリティなどを計算していましたから、アメリカでは恐らく252営業日が標準なのでしょう。日本は2500÷10年2ヶ月で、年間246日?アメリカよりも約一週間営業日が少ないことになります。それだけで収益は約2%少なくなりますねぇ。おっと、せこい考えに頭が回ってしまいました。

 話題を元に戻すと、2500回(もしくは10年間)、このつぶやきを休まず書き続けると云うのは、我ながら良くやったと思います。ギネスに載らないもんでしょうか?どなたか御存知なら教えて下さい。

 2500回書けたのは、この垂れ流しのようなつぶやきを読み続けてくれた方々がいるからです。その読者の皆様に、ささやかなお礼をしたいと思います。私が今聞きたいCDを、これから10枚選びます。そのCDを10名の方に、1枚ずつプレゼントしたいと思います。10年間、2500回、に因んだものを選び、次回のつぶやきででも御紹介したいと思います。

 今後どれだけ書き続けられるか分かりませんが、今後ともマネックスメールとつぶやきをよろしくお願いします。

(今日の内容は、このブログの前から綿々と書かれてきたマネックスメールなるメール・マガジン(マネックス証券発行)の読者の方々を対象として書かれています。ブログのみの読者の方には申し訳ありませんが、何卒御容赦下さい。)
 10年ぶりの規模と云われる台風18号が本州を縦断していきました。様々な形で被害を受けた方も多いことでしょう。お見舞い申し上げます。

 しかしこの数日間は、色々なものを集める"force"があった気がします。一昨日の晩、約20年ぶりに会う人も多く集まる会がありました。友人を偲ぶ会だったのですが、この友人は人を引き寄せる大きな力があります。これが「集める」切っ掛けだったかも知れません。昨日は当社の受付で、7年程会ってない人に突然声を掛けられました。ちょうど数日前に、そろそろその人に会いたいと思っていた矢先だったので正直ビックリしました。するとその1時間後、今度は当社の入っているビルのロビーで、これまた数年ぶりの人に会いました。更にそのあと会議室で取材を受けていると、人の出入りでドアがちょっと開いた瞬間に、廊下を歩いているまたも数年ぶりの人と目が合い、簡単に話しました。そして今日はうっかり台風まで引き寄せてしまったような。

 今晩、マネックス創業10周年を記念して、とても小さなレセプションを開きます。大切な方をお呼びしたい強い気持ちが、色々なものを引き寄せてしまったのでしょうか。そして台風は本州を過ぎていきました。東京は台風一過、完璧な青空が透き通っています。満天の星の下、嵐のように過ぎたこの10年間と、嵐のように突き進むこれからの10年に、思いを馳せたいと思います。
 今日、手帳の取材を受けました。何度かつぶやきで書いたことがありますが、私は大昔から、ずっと同じ製品を毎年使っています。

 ドイツのridoと云う会社のもので、超極薄の手帳です。一枚の紙が蛇腹に折り畳まれていて、片面が半年分。10センチx15センチ程のビニール製のカバーを開くと、蛇腹のうちの1ヶ月分だけ出ます。それが縦に31行に分かれていて、その一行が一日です。その狭い行が、7時から19時を中心に(夜と朝はある程度割愛した形で)点線で区切られていて、その4ミリx9ミリ程のマスが一時間であり、そこに予定を書き込んでいきます。一覧性・携行性は抜群ですが、使い慣れないと用を為さないかも知れません。

 今日は取材のために、古いものを引きずり出してきました。中学生の頃から使っている筈なのですが、見つけられた一番古いものは高校1年から2年の間に使っていたもの。1980年の、色違いですが今使っているものと同じ手帳です(昔のは青色、現役は赤色です)。外観は全く同じビニール製の手帳に、同じ書体で、片方は1980、もう一方は2009と書いてあります。中を見ると、流石に高校生は暇です。映画と写真関連のことが大部分、あとはデートの約束と思われる記述を発見しましたが、思い違いかも知れません。

 取材ではその手帳に対する愛着を語ってくれと云われたのですが、1980と2009と云う事実だけで、愛着を語るには十二分でした。プライベートも仕事も、全てを記録してきた手帳。ローテクもいいですね!
 今月は幕張に行く機会が増えそうな予感がします。先ずは「シーテック ジャパン 2009」。最先端IT・エレクトロニクス総合展です。小学校の頃から秋葉原に通った私には堪りません。3Dテレビとか、一輪車を漕ぐ小型ロボットとか。他にもきっと色々な未来技術があるでしょう。マネックスの未来の実現のために、そして何よりワクワクするために、ナントカ時間を捻出して行きたいと思います。

 もう一つは「東京モーターショー2009」。トヨタとスバルの共同開発による”FT-86 Concept”がお目当てです。私が大学生の頃に存在した、お尻ふりふりドリフト・マシーンのAE86(ハチロク)の復活モデルのような車です。今時FR。4人乗りなのに、今時小柄。時代に逆行するようですが、水平対向4気筒エンジンで重心も低いと云うので、車の基本性能を決めるディメンション的には、かなりイケます。完全に私好みです。

 人混みは好きではありませんが、バリバリの未来志向と温故知新を見に、敢えて足を伸ばそうと思います。
 2016年のオリンピック。東京は惜しくも負け、開催地はブラジルに決まりました。奇しくもブラジルは、先週木曜日のマネックスグループの企業広告で登場した地です。

 この広告は、2019年にマネックスグループが掲載する予定の未来広告と云う建付けになっているのですが、8つあるネタのひとつに曰く、「中国・インドに続き、マネックス・ブラジルを開設。世界人口の約半分をカバーするグローバルな金融グループに。」

 2019年にマネックス・ブラジル開設となると、2016年頃には駐在員事務所が出来ているでしょう。駐在員事務所があれば、現地事情にも明るくなってますから、安心してブラジル・オリンピックを観戦に行けるでしょう。まだ先の話ですが、広告にもあるように、先ずは中国、そしてインドと進めていかねばなりません。

 ブラジルがオリンピックを迎えるために様々な準備や投資をもう始めるように、私たちも遠くて近い夢に向かって着々と進んでいきたいと思います。

 知る人ぞ知る、って誰でも知ってるでしょうか、ZAKZAKと云うサイトがあります。要は夕刊フジのネット版ですが、私はこのサイトの古くからのファンです。創業した頃から毎日のように見ているので、もう10年以上愛読していることになります。ゆるい話題がある一方で、鋭い分析や特殊情報を提供してくれることも多く、私好みの媒体です。ネットならZAKZAK、雑誌ならサイゾーでしょうか。

 このZAKZAKが、1ヶ月ほど前だったでしょうか、サイトの模様替えをしました。私が覚える限りでは、この10年の間に大きな変化が2回ありました。1回目は確か9年ほど前、デザインが変わった(若干洗練された)のと、日中の更新頻度が落ちました。そして2回目は最近の変化。トップページの情報量が大幅に増え、デザインや構成も更に洗練されました。しかし!これが私にはどうもしっくり来ないのです(サンケイの方、すみません!)。

 見易いとは思うのですが、何故か興味がそそられません。難しいものです。或いは私が多数の人の感覚からずれているのかも知れません。ネットビジネスに携わる身として、サイトか私かどこにどう原因があるのか、分析したいと思います。大好きなZAKZAKだけに、大いに興味を持って取り組めると思います。頑張ろうっと♪
 10年前の今日、我が国に於ける株式委託売買手数料が完全自由化されました。謂わば日本版メーデー(アメリカでは1975年5月1日)からちょうど10年目の記念日になります。当社も10年前の今日、営業を開始しました。

 4月に会社を創り、人を採用し、証券会社としての体をなし、オンライン・トレーディング・システムを完成し、試運転も済ませ、そして10月1日にお客様向けにトレーディング・システムを開放し、開業しました。半年未満の間に、良くもそれだけのことが出来たと思います。しかしどうしてもその日に開業したかったのです。

 小国からのオリンピック参加者は、よほど大きな種目で金メダルでも取らない限り世界に知ってもらうことは出来ません。しかしオリンピックの入場式だけは、どんな小国から来たチームでも、世界中に放映される。ベンチャーである私たちは、どうしても1999年10月1日に開業している必要があったのです。

 あの日、1日が終わって株式の注文件数をシステムで確認した時、スクリーン上に「89」件とあった光景を覚えています(旧マネックス証券)。89件の注文をお客様から頂いたことが、本当に、心から、色々な意味で、表現できないほど、嬉しかったです。あの日から10年。今日私たちは、日経新聞の朝刊に、これからの10年の夢を語る主旨の広告を出しました。

 私たちにとっても、日本の証券市場、個人投資家の方々にとっても、あの日は忘れられない重大な日です。しかしあの日を日本の市場と投資家の方々にとって結果として重大な日にしたのは、それから10年間の私たちの思いと努力だったと自負しています。少なくとも私たちは貢献したと思っています。

 そしてこれからの10年、同じように証券市場と投資家の方々ために、精一杯貢献していきたいと思います。プレゼントの当たる10周年記念サイトもオープンしました。これからもマネックスをよろしくお願いします。
 上場企業と普通の(非上場の)株式会社はどう違うか?

 日本に於いては、この2つの違いは上場しているか否かの違いだけであって、法的な枠組みや、出来ること出来ないことについては、基本的に同じであると論ぜられることが多くありました。アメリカでは基本的に、会社法は州法で、上場株式に関する証券取引法は連邦法です。即ち上場か非上場かで大きな違いを認めています。これは当然のことで、非上場企業の利害関係者は一般的に限定的ですが、上場企業となると一般の個人や世界中の投資家が自由にその株式を売買出来ますから、自ずと違う水準の要求をしているのです。

 日本に於いても、(有限会社を含む)株式会社は約300万、上場企業数をザックリ3000とすると、上場企業は株式会社中たった0.1%の特殊な、謂わばエリート会社であり、様々な特別な要請が課せられて当然の筈なのですが、「普通の会社に認められていることが何故上場企業に認められないのか」とか「普通の会社がしなくていいことを何故上場企業だけしなければいけないのか」などの論調が存在したのです。例えば、大幅な希釈化を引き起こす第三者割り当て増資は、取締役会レベルの判断で、一般企業であれば行えても、上場企業であれば制限されるべきだと私は思います。

 昨日東証は、「上場制度整備の実行計画2009」なるものを発表しました。取締役会のあり方、社外取締役・監査役の独立性の確保、独立役員の選任、子会社上場への対応など。まだまだ完全ではありませんが、より良い資本市場に向けて、前向きな取り組みが行われています。しっかりと見守り、推進していきたいと思います。
 ベジロックとはなんぞや?我が社のカブロボファンドの主題歌「進め カブロボ☆Fight!」も歌って下さっているサンプラザ中野くんさんが中心人物らしい。野菜や農業がメイン・テーマらしい。農林水産省も関わってる??なんでも音楽・エンターテイメントの力で「日本の農業・野菜を応援しよう」というテーマのイベントとのこと。

 なんのこっちゃ!

 農林水産省とロック。この2つを結ぶ連想ゲームに勝つにはかなりの想像力が要りそうです。しかし気になります。有機の海から生物が誕生して以来、それは即ち有史以前から、FUSIONとCREATIVITYは二卵性双生児のようなものです。

 計算された混乱なのか、計算されない混乱なのか、はたまた混乱ではなく整頓なのか。未知の不思議感に興味があります。「自分の知らないことが展開される」ことだけは間違いなさそうです。脳みそのシャッフルにちょっと覗いてみようかなと♪