(読者の方から米国市場につきご質問を受けたので、その回答をご案内させて頂きます)
日本の景気の回復はまだかかるでしょう。不良債権の処理などが、銀行に限らず、まだ生保、年金などにあり、それが遅れていますから。
しかし株はその先を先取りしてもう上がり始めると思います。株高ですね。
しかしそんなに円高にはならないと思っています。
アメリカの株高を支えているのはインターネット関連株であり、インターネットが第2の産業革命だとすると、その恩恵はアメリカに対してあと少なくとも10年は与え続けられるでしょう。(産業革命の恩恵はイギリスに100年間ほど与えられました)
そう考えると、資金は引き続きアメリカに吸い込まれて行くのではないかと思います。
ですから、ダウは上昇し過ぎているとは思いません。
但し調整は必要でしょうから、仰しゃるように米債券は引き続き要注意だと思います。