ホワイトカラー・エグゼンプションの議論が行われています。しかし高度専門職は肩書きに依るものか?ディーラーに成り立ての者は、完全なるトーシローです。一方事務職であっても、とても高度な仕事をしている人はいくらでもいます。職種で定義するのはいかがなものかと。かつて裁判所で、強制執行手続きを弁護士を使わないでするために、或る種の金融機関の「支配人」なる名刺を持ったギャルが、毎日大勢たむろしていることがありました。同じようなことが起きないのだろうか?そもそも何が高度専門職かは時代によっても変わっていきます。成長戦略も然りですが、政府はあまり細かいところまで入らずに、金融政策とか税改革とか、なるべくマクロに地盤を造って、具体的なところは民間の裁量に任せる方がいいと思うのですけどね。