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2012-04-27 21:00:00

あいだ

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 かつて、会社法上の株式会社に求められていないことを上場会社にだけ求めるのはおかしい、との主旨のことを述べられた閣僚の方がいらっしゃいましたが、私には違和感がありました。全国300万の株式会社・有限会社の中で、たった3000の上場企業は、1000分の1のスーパーエリートです。ですから当然上場企業にはより厳しい行動規範とかモラルが要求されるべきでしょう。アメリカでは一般的な会社法は州法のレベルであり、上場企業を規制する法、上場し公開市場を流通する株式の在り方を規制する法は基本的に連邦法レベルですから、この点はクリアに二段階に規定されています。しかし日本ではこのようなクリアな法構造になっていないので、主体(この場合では上場企業)の自制などが望まれる、法と法の”あいだ”のような領域が存在するのです。

 経営者も人間であり、様々な権利がありますが、その権利の行使は、自らが制さなければいけない部分が多くあると思います。経営者に限らず、広く公人であれば当然で、或いはまた”誰であっても”、権利の行使は、良く考えて、社会の要請や、法の趣旨、自らの目的に照らして、その範囲を自ら決めねばならないでしょう。権利を予め制限し過ぎると息苦しかったり、或いは権利が保障されていないと危険で、様々な問題がありますから、権利は広めに約束され、しかしそれは全て行使していい訳ではなく、行使すべき権利と約束された権利には、”あいだ”が存在するのだと思います。

 この”あいだ”こそが、文化と文明と共に存在するものであり、この”あいだ”のどこまでを使うかは、自分で決めるものではありますが、影響力の大きい人は、自らの考えや行動を詳らかに説明する必要がある、少なくとも説明することが望ましいと思います。開示責任・説明責任は、資本市場の中では馴染みの深い概念ですが、なべて社会全般に於いて、様々な重要な意味を持っていると思います。
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2012-04-26 21:00:00

ステージ6回

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 今日はマネックスグループ(株)の決算発表日です。年4回ある業績発表日は、とても長くてタフな日です。そもそも決算発表日は、その前から忙しくなっているのが常で、当日朝起きた時には既に疲れていることが良くあります。そして先ずはマネックスグループの取締役会。とてもダイナミックで活発な取締役会で、社外取締役の方々も積極的に発言され、実質的な議論が多くされますので、中々疲弊します。今日も2時間半、みっちりと議論しました。その中でかなりの時間、エネルギーをこめて、私も説明をしなければいけません。そして議長として取締役会の進行をまとめていくのも中々大変です。それから午後には東証兜クラブに於ける記者会見。そして国内機関投資家向けコンフェランスコール、国内個人投資家向け会社説明会、最後に海外機関投資家向け・英語によるコンフェランスコールと続きます。途中役員向けの説明会を含めると、全部で6回、総計で7時間ほど話すことになります。

 しかも”だべる”のではなく、エネルギーをこめて、かめはめ波を連続して打つように、強く説得するように話しますから、エネルギーがどんどん放出していきます。そして放電したあとのピカチュウのように、へばっていきます。そんな日が今日です。しかし一杯伝えたいことがあるのです。マネックスグループのホームページに会社説明会資料が掲載されていますので、御覧頂けると幸いです。一日放電したあとは、深夜の輸血が必要になることは云うまでもありません。(注:当社の一部では、白によるものを点滴、赤によるものを輸血と呼んでいます)
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2012-04-25 21:00:00

鮨屋閉店その2

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4月25日   <鮨屋閉店その2>

 一昨日書いたSさんのお店。果たして、昨晩なんとかねじ込んで頂きました。凛とした雰囲気。以前通りです。先ずはにこごり。お酒は超特・三千盛。そしてわかめの上に大葉が二枚敷かれ、横にみょうがの添えられた皿に、平目の刺身と縁側。次は鰹。平目の子と白子の煮付けと思われる小鉢。鰹の砂ずり(おなかの部分ですね)を軽く焼いたものにすだちを添えて。普段は基本的に鮨しか握らない親父も、今週で閉店とあって大盤振る舞い。機嫌もいい。

 そしてここから鮨。先ずは平目。づけ。中とろ。浅めの江戸前とでもいいましょうか、仕事をしてはいるがし過ぎていない絶妙の、店の雰囲気に合った正に凛とした感じの鮨。親父は相変わらずやたら仕事が速く、次から次に片付けていく、まるで道場で稽古を付けられているような雰囲気。いわし。ゆでえび。うに。青柳。鳥貝。こんな美味いの(鳥貝の鮨)食ったことない!と思わず小さな声が漏れる。そしてコハダが出て鮨は終わり。ちょっと間があいてべったら漬けが一切れ。

 隣の客と話す中で、親父の「うしろ向くのはだいっ嫌いだ」との発言。どうやら心臓病が発覚して店を閉めることにしたが、夏には治るそうで、ならば折角のいい店なのでまた続ければ?との客の問いに対して発せられた言葉のようでした。Sさんらしい整理の仕方だと思いました。

 芝えびの打ち込まれた玉子焼き、かんぴょう巻きを食べて終わりかと思いきや、珍しくすいかが出てきました。鮨だけ握って59年とのこと。本当に美味しかった。Sさんの最後の鮨を食べることが出来て、幸せでした。一番印象に残ったのは、鳥貝の味と、うしろ向くのはだいっ嫌いだと云う親父の言葉でした。
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2012-04-24 21:00:00

見えない部分

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 見えない部分は独自の伸び方をする。例えば植物。地上の伸び方は大体決まっていますし、変な伸び方をすれば剪定をすることも可能ですが、鉢植えの植物を引き抜くと、土の中では根がもじゃもじゃと想像もつかないような伸び方をしています。

 お天道様の下では悪事は中々出来ないもので、悪事は見えないところで発達することが多い訳ですが、善行であるビジネス・モデルには一定の限界と云うか、どんなにユニークなものでもその種類には自ずと幅がありますが、悪事・犯罪の類になると、それこそ想像もつかないような、悪い意味でのイノベーティブなアイデアが展開していたりする訳です。

 見えないので牽制が効かない分、独自の方向に進んでいくケースもあります。これは企業活動にもあるでしょう。ですから上場企業においては様々なことを開示させることによって、思い掛けないサプライズを減らすのです。しかしこれは悪いサプライズをなくすだけでなく、ビジネスアイデアを前倒しで世間に・競争相手にも知らせてしまうので、いいサプライズも減ってしまうと云う部分もあるかも知れません。それでも尚、開示させることによる牽制導入のいい効果の価値は、大変大きなものであると云わざるを得ないでしょう。

 見えない部分が独自に伸びる、独自の展開をすると云うことは、人の性癖とか、その手のことに一番大きな発達様式・現象を発見します。これらのことに気付いた時の発見の喜び、人の無限の想像力・可能性・個性に触れる感動は、何事にも替えがたいものがあります。しかしこの手のことの問題点は、密かに感動するしかないことであります。ちゃんちゃん。
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2012-04-23 21:00:00

鮨屋閉店

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 先週の金曜日、古稀の先輩(飲み友達)と飲みに行ったのですが、直前(2時間前)になって行き場所を或る鮨屋に決めました。そこで更に大先輩(私の恩人です)も飛び込み参加で飲んだのですが、宴もたけなわと云う時に、鮨屋の親父曰く。-今月いっぱいで閉じることになりました-。えっえぇ~!そう云えばいつもよりもお店が混んでいました。

 兄弟子に当たるSさんも今月いっぱいで閉店するとのこと。ありゃ~!この親父TさんとSさんは、鮨の天皇と云われた藤本繁蔵さんの最後の現役直弟子です。今月いっぱいで、この鮨がなくなる。とても寂しいことです。私はお店の最後に偶々立ち会うと云うことがままあります。イタリアンレストランのCも、数年振りにふらっと電話を掛けていきなり寄ったら、食べ終わってから-今日で最後です-と云われて、正に最後の客になったこともあります。不思議な縁です。

 Sさんのお鮨は流石に今週いっぱいじゃもう食べられないかな。若いお鮨屋さんでも誘って週末に押しかけようか。伝統のある味は、しっかりと覚えておきたいと思います。
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2012-04-20 21:00:00

フッキング

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 オーストリアの北西の端、オーバーエスターライヒ州という州の、ドイツ国境に近いところに、人口104名のフッキングという村(というよりは集落に近いでしょうか)があるそうです。綴りは「Fucking」。これは流石に驚きの名前です。11世紀頃から記録に表れるということで、小さいけれども伝統のある村のようです。ただこの名前から様々な迷惑行為もあるようで、村名変更を問う村民投票が行われそうとのこと。18年前にも同様の投票が行われたが、一人残さず賛成でないと村名は変更できないとのことで、この時は否決されたとのこと。今回はどうなることやら。

 しかし思うのですが、英語だけが言葉であるまいし、英語で変だから、などという理由で一々名前を変えていたらきりがありません。そもそも名前に限らず、英語で頻繁に使われている言い回しをそのまま日本語に訳して喋ろうと思ったら、とても恥ずかしくて口に出来ないことが多くあります。或いは日本語のフレーズだって、その音を英語の単語に置き換えると、かなり問題のある名詞や動詞なんて数え切れないほどあるでしょう。違う言語に於いて、綴りや発音が似ていることは、何も実質的な意味を持つことではありません。

 しかし現代に於いては、この綴り、特にアルファベットによる綴りが同じというのはかなり厄介なことでしょう。ネット検索でいとも簡単にヒットしてしまうからです。その意味で唯一的存在の日本語を擁する我が国は安泰です。いいことなのか良くないことなのかは微妙ですが。でもこのFucking村、野次馬根性の旺盛な私としては、いつか寄ってみたい気がします。村名、変えないで下さいね。
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2012-04-19 21:00:00

雑誌社

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 或る好きな雑誌をパラパラとめくっていたら、或る人のインタビュー記事が出ていました。この雑誌はマイナーな雑誌ですが、独自の視点をクリアに持った、そしてテーマはかなり偏っていますが、それでも中々骨のある、或る種のジャーナリズムをきちんと持った雑誌で、私は好きでした。しかし私が知る限りでは、このインタビューを受けている人は、この雑誌社のオーナーです。もしかしたら今は違うのかも知れません。でもオーナーであったことは先ず間違いありません。しかし記事にはそのことは触れられていませんでした。これは如何なものか。好きなだけに、とっても気になります。と云うかとても残念です。暫く様子を見たいと思います。
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2012-04-18 21:00:32

話す

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 易経、活字と来て今日は「話す」。自分の部屋の本棚を見せるのは下着姿を見せるようなものだ、と云ったのは私の二番目に古い知己ですが、このようなコラムを書くのも、ストリーキングをしているようなものであります。

 昨日のつぶやきを書いてから今つぶやきを書くまで、実に様々な人と、様々な話をしました。五千年前からの活字の世界から、一気に解き放たれたようです。自然には季節と云う波と循環がある。マーケットにも波と循環がある。そして当然のように、人の営みにも波と循環があるのでしょう。或いは、波と循環を持つことが、何事にも大切でしょうか。

 これからも繰り返していくだろうこのサイクル。正しく持ちたいものだと思います。
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2012-04-17 21:00:38

活字

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 石原都知事の発言とか、橋下大阪市長の言動とか、或いはまた原発の話とか、色々と気にしていることは多くあるのですが、政治絡みの話はどうも反響がややこしいので、今日は(も?)避けておきます。今日は活字の世界の話を。

 昨日、活字の世界は危険だが楽しいと書きましたが、活字の世界は楽しいようでやはり虚構であると思います。活字を絞り出した人、即ち作家は、臭いも温度も湿度もある体験をして活字を生んでいると思うのですが、活字の世界で疑似体験しても、臭いや温度や湿度のある世界に対応できるようになる訳ではありません。或いは活字で分かったからと云って、手に汗握らずとも処世が出来る訳ではありません。最終的には、人はどっぷり人と向かい合わなければいけない。

 人間と活字。活字がなければ人間はここまで繁栄できなかったでしょう。しかし活字だけを見ていては、人は成長できないでしょう。適切なバランスを保ちたいものですね。
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2012-04-16 21:00:56

易経

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 氷見野良三さんの著された「易経入門」なる本を友人に勧められ読んでいるのですが、これがべらぼうに興味深い。易なるものは胡散臭い、もしくは奇怪なる文様、と云う印象以外は何も知らなかったのですが、自らの無教養にただただ恥じるのみ。

 四書五経のひとつである易経は、占いの教科書のようでもありますが、6人からなるコミュニティの在り方と6人各自の役回り・関係など、要は社会のパターンを分析・説明するものとのことで、この本に於いてはソポクレスのギリシア悲劇を易経のどの卦(か)に当たるかを分析して、その卦について易は何と云っているかと実際の作品を比べています。驚くほどに呼応する部分が多く、古今東西を問わず人間社会の基本的な要素とパターンは同じなのではないかと思われる次第。

 あまりにも面白いので、即席でいくつか易経の本を買い、それらも並行して読んでいます。加えて自らの状況を易に置き換えて考えてみるとか。思想や哲学は深入り厳禁と云うのが家訓(?)であるので、そこそこに抑えようとは思いますが、久し振りに面白いものを読みました。活字の世界は危険ですが楽しいですね。
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