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2008-04-30 21:00:14

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 山の形は概ね線対称です。これは粒子が集まった自然な地殻活動の結果として、そう云う形になるのが当然なのでしょう。即ち、泥の塊をザァーッとダンプから落とせば、当然ほぼ線対称の山が出来るのと同じようなことです。

 マーケットの活動も、無数の経済主体の行動の集積であると考えれば、山の形に共通するところがあるのではないでしょうか。即ち、山が高ければ、その後の下りも大きくなります。山が高いほど尾根は長く、それは頂上までの道のりもそうですが、頂上を超えたあとの道のりも同様です。

 「サブプライム問題はもう終わったと思いますか?」-そう云った質問をよく受けます。私は、既に問題のピークは過ぎていると思います。しかしだからと云って、急に全ての問題がなくなる訳ではありません。頂上を越えても、長い尾根を下って行かねば平地までは辿り着きません。しかも尾根は、真っ直ぐのなだらかな道ではなく、「また次の山か?」と一瞬思うほどのコブや凸凹もあるでしょう。しかし頂上に至るまでのプロセスと、そこから降りていくプロセスは根本的に違うものです。

 ただ、山の形は線対称ではありますが、それに対応する人の営みは対称とは限りません。古からの峠の創られ方を見ると、山を挟んで文明の伝播した元の側からの道は、川伝いになるべく奥まで緩く進み、最後に頂上目指して険しく登るものです。そして一旦頂上まで上がると反対側の尾根をよく見晴らして、その尾根の上をなだらかに、平均的に下って行くものです。つまり線対称な形の山に対して創られる峠の形は、線対称ではないのです。そして文明のあった側、発見する側が、途中で急にいきり立つ形になります。

 マーケットも同様かも知れません。問題は元からある訳ですが、楽をして進もうとするので、行き詰まってしまうギリギリのところまで問題を認識しません、或いは見ようとしません。そこから急激なストレスが走ります。そしてピークを越えて、逆に正常化していくプロセスは、頂点までのプロセスよりも時間が掛かるでしょう。しかしそれは尾根を下るプロセスですから、楽なプロセスです。ここにピークの前後で質的に大きな違いがあります。私の見立ては間違っているかも知れません。しかしそんな見方で、今迄の、そしてこれからのマーケットを捉えてみるのも興味深いことだと思います。
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2008-04-28 21:00:51

一年

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 一年、365日、8760時間、約3100万秒。長いような、短いような。

 本日、当社の親会社であるマネックス・ビーンズ・ホールディングスは、2008年3月期の決算発表を行いました。その内容は、御興味のある方はホームページで御確認頂きたいのですが、この発表をするために、この一年間のイニシアチブを思い起こしてみました。

 イニシアチブとは、自らが意志を持って起こしたアクション、取り組みと訳すべきでしょうか。偶々起きたのではなく、私たちの思い、意志によって企画され、私たちの不断の努力によって実現した事柄です。書き出してみると、それは会社説明会資料にも添付されているのですが、「よくもまぁこんなにやってきたものだなぁ」と思うほどに、様々なことにチャレンジして、それなりに結果も出してきました。

 しかし、このような形では書き出しにくいイニシアチブも、厖大にあります。書き出しに向くイニシアチブは、巨大の氷山の一角に過ぎません。そしてまた、多くのチャレンジが、取り組みが、結果を出さずに終わっています。しかしそのようなチャレンジがなければ、結果が出る由もありません。

 これからの一年も、涯(はて)まで届くような量のチャレンジ、新しい取り組み、以前からの仕事の改善や、厖大な努力が行われ、その極一部が結果に繋がり、更にその極々一部が、周りから注目を得ることになる。そして更には、そう云った毎年々々の積み重ねの末に、ようやく形になるものもある。人の営みは、本当に賽の河原の石積みのように、きりがないものだと感じます。

 しかしビジネスの、新しい企業体を創っていく際のいい点、楽しさは、新しい価値創造の仕組みを、形に残していくことが出来ると云う所でしょうか。来年の決算発表時に、「またよくもこんなにやったなぁ」と、更には「かなり結果も出てきました!」と胸を張れるように、頑張りたいと思います。
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2008-04-25 21:00:22

初任給、再び

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 今日、当社の新卒新入社員に、初任給を渡しました。彼らを一所に集合させ、簡単な訓辞を与えた上で、初任給明細を手交しました。新卒新入社員の最初の名刺と初任給だけは、私が直接渡すことにしています。これは春の儀式です。

 私は感動しやすいタイプなので、こんなことでも感情が溢れてきたりします。主役でもないのに、馬鹿みたいですね。実際に泣く訳ではありませんが、カテゴリーとしては、涙モロイ変なおじさんとでも云いましょうか。

 私が初任給をもらった時は、私は一体何を感じたでしょうか。残念ながらハッキリとは覚えていません。どう思ったかを、克明に記しておけば良かったと思います。いやしかし記していないから、今になって自由に想像できるので、却ってこれで良かったのでしょう。

 「初め」とは、これから起きるあらゆる可能性を想起させ、本当に素晴らしいことだと思います。半永久的なエンジンを積んだ船が、大海原に出て行こうとするようなイメージでしょうか。頑張って欲しいと思います。

 彼らは何を感じたことでしょうか?
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2008-04-24 21:00:16

メイド・イン・ソロモン

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 先日、ビジネス・ディナー&軽い2次会を終えて帰路についたところ、無二の親友であるMT君から電話が入りました。お互いのかつての同僚であるKT君がソロモン(旧:ソロモン・ブラザーズ。現:日興シティグループ証券)を辞めるとのこと。勤続22年目の椿事です。そこで私はブーメランの様に軌道修正し、久し振りにソロモンの仲間が集まっている場所に合流しました。

 優に10年以上は会っていない面々が、そこには大勢いました。多くは私が新卒として入社した時から第一線で活躍されていた大先輩であり、そして多くは同僚と後輩、更には私がソロモンを辞めたあと(それも既に18年前になります)に入社した人達でした。そんな遙か遠くの存在であるような人達が、まるで常日頃から会っているような距離感で、集合していました。十年一日の如しとは、正にこのことです。

 ビルの中のバンケット・ルームのような場所で、みんなが立ちながら大いに飲み、大いに出会い、大いに話していました。私にとってのいわば3次会は、彼らにとっての2次会だったようですが、そのあと彼らにとっての3次会に流れました。地上にあるバーに行き、ビールを買ってそのまま外に出て、店の前にたむろして立ちながら飲む。これまた楽し。昔からそうであった飲み方です。更には深夜のラーメンのおまけまで付きました。私にとっては、都合5次会まで。

 ソロモン・ブラザーズと云う会社は、本当に強い個性・DNAを持っていた会社だと思います。仕事の仕方。金融と云うビジネスやマーケットに対する見方。人付き合いの仕方。飲み方。遊び方。云うなれば社会人としての性質の全ての面において、私はソロモンから圧倒的な影響を受け、それが未だに完全に生きています。私はソロモンには3年間しかおらず、その後ゴールドマン・サックスで仕事を深め、拡げていきました。しかしそのゴールドマンでの上司、同僚、部下からも、私はメイド・イン・ソロモンだと云われたことが何度かあります。実際私は、全くその通りだと思います。

 メイド・イン・ソロモン。先日集まった多くの人達も、同じではないでしょうか。少なくとも私は、このことをこれからも誇りにしていきたいと思います。
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2008-04-23 21:00:46

バックミラー

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 今朝の日経新聞の経済教室に、川本裕子さんが日銀総裁人事のプロセスについて、的を射た意見を書かれていました。その内容についてはここでは触れませんが、その中に「政策決定は常に後追いのタイムラグを伴う不完全な経済情報に基づくしかない」と云う一文がありました。

 このフレーズを読んで、グリーンズパン・前FRB議長が「私の履歴書」の中で、「中央銀行総裁の職は、バックミラーを見ながら車を運転するようなものだ」と書いていたことを思い出しました。これは至極名言だと思います。しかし思うに、中央銀行総裁の職に限らず、企業経営者の仕事も、或いはトレーディングと云う作業も、延いてはその他モロモロの人の営みは、なべてバックミラーを見ながらの運転のようである気がします。

 一方で、寺山修司によると-これはコトバを創ることを一生の仕事にした人のコトバを不正確に引用することに多大な申し訳なさを感じるのですが-、確か、未来は修正できないが過去は修正できる、と書いていたと思います。寺山修司に限らず、コトバを仕事にする人、即ち作家は、経営者等とは全く正反対の作業をする人達のように思えます。見えるものを見て、変えたいように変え、その出来上がりを確認する。ただそれがどのような効果・影響を読み手の中にもたらすかは、或る意味、皆目見当がつかない。これは芸術家は皆そうでしょう。

 バックミラーを見ながら運転するが、自らの行き先を決めていく者。視界良好ではあるが、そもそもの行き先が不明な者。人の作用はいずれも不確定ですね。
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2008-04-22 21:00:42

新しい靴

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 先日、左足の靴に穴が空きそうであることを書きましたが、テープを貼ったりして何とか凌いでいました。ところが先々週でしょうか、雨の降る日が続き、ガンガンと浸みてくるので、流石に凌ぎ続けるのを諦めました。

 先ずは以前に買って殆ど履いてない靴があったので、それを使ってみたのですが、どうもしっくり来ません。足の指や甲への微妙な締め付け、或いは不要な遊びが、足(FOOT)だけでなく、脚(LEG)の具合まで悪くしていきます。恐らく靴の具合が悪いのを、自分で何とかバランスなどを取って直そうとするので、その結果負担が来て、脚が捩れていくのでしょう。しまいにとうとう、夜寝ている間に左足がツッてしまいました。更に、足がつるだけでは済まず、左脚の骨盤への付け根まで無理が来たようで、左脚全体が、軽い坐骨神経痛のようになってしまいました。

 うぅー、ツラい。これは全て靴の所為に違いない。そう考えた私は、この週末に、久し振りに靴を探しに出掛けました。

 革靴であること。それは即ち靴底が革であること。そうでないと私のダスト・シュートである足裏からの放出がうまく機能せず、これも具合が悪くなってしまいます。

 革底が柔らかいこと。これが難しくて、世の中の革底革靴は、グットイヤーなんちゃらと云う硬い靴底のものが全盛で、マッケイなどと呼ばれる、柔らかい靴底のものを見つけるのが中々難しくなって来ています。しかし柔らかい底でないと、私は履いているのが辛くて泣きそうになってしまいます。

 コバと呼ばれる縁(へり)が、限りなく小さいこと。これはデザイン的な好みの問題です。

 甲の部分が高めで余裕があること。私の場合甲の頂点を血管が通っており、そこが押さえられると酷くカラダに悪い(気がする)のです。

 そんなかんだで気に入るものを見つけるのはかなり難儀なのですが、何とか一足、イケそうなものを見つけました。しかしこれで終わるのではなく、その靴を数日履いてみないと本当に相性がいいかどうかは分かりません。私の経験では、ちょうど三日目ぐらいに、合わない靴だと一気に重く感じ、アクリルの箱を履いているような、柔らかさの全くない感触に足が包まれていくのです。

 本日三日目。今のところ平気そうです。腰から脚への痛みも消えています。なんとかこの状態が続きますように!靴の悩みは絶えることがありませんね。
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2008-04-21 21:00:29

大型スパ

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 土曜日は年に1・2回の当社ゴルフコンペ「マネックス・カップ」の日だったのですが、生憎の天気のため中止になりました。私は基本的にゴルフはしないのですが、このマネックス・カップだけは、他の誰もが参加し易くしようと云う優しい心から、参加することにしています。本当のことを云うと、全くの下手くそでゴルフのスコアとは思えない数字を叩くのですが、愛嬌で顔を出しています。

 このマネックス・カップが雨天中止となりました。ラッキー!最近忙しくて疲れも溜まっていたことだし、私は喜び勇んで都心の某スパに行きました。駅前サウナよりは遙かに規模も大きく綺麗ですが、ホテルのサウナのような気取ったところもない、大型スパです。

 通常、私が最も気に入っているのは、雑多な駅前サウナなのですが、この大型スパにはひとつ、私にとっての目玉があります。それは大部屋の岩盤浴で、みんなで雑魚寝をするタイプで、温度が45度とぬるめのため、横たわるだけでなく実際に寝入ることが出来ます。照明も、場所によりますが、比較的明るいので、雑誌などを読むことも出来ます。寝っ転がって雑誌を読んだあと、そのまま寝てしまう。気が付くと汗がダクダク-最高の快感です。

 部屋は完全な静寂と云う訳ではなく、人の出入りもありますし、その度にひそひそと話し声はするのですが、基本は静かで気になりません。ところが!今回は隣に寝っ転がっていた二人組-恐らく女子高生もしくは女子大生だと思うのですが-小さな声で、しかしひっきりなしに喋り続けているのです。これには閉口しました。

 「静かにして下さい」と云うべきか?「少しは話すの止したらどうですか?」と云うべきか?或いは「休まず話し続けているのはあなたたちだけですよ」と云うか?悩んだ挙げ句、何も云えずに悶々と雑誌を読んでいました。残念!直にいなくなったので良かったのですが、あー云うのは困りますね。スマートに諭す方法を編み出さねば。

 いずれにしろ、天候の崩れは、私にとっては恵みでありました。
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2008-04-18 21:00:14

中立

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 コミュニケーションをする時に、中立的な環境を作ることは、とても大事なことです。

 「お互いの話をよく聞く」と云っても、本当のことを発言できなかったらそれまでな訳で、しかも発言すればそれだけで良しという訳でもなく、ちゃんと適切な内容、量、重み、ニュアンスが発せられることが大切で、その上で初めて、「よく聞く」ことが出来ます。

 そして発言は、一方的であってはいけません。双方のバランスが取れていなければ、一見正しく成立しているように見えるコミュニケーションは、実は歪んだものであり、本来のコミュニケーションになっていない場合があります。

 発言の機会を与えれば、それで済む問題ではありません。機会平等よりも、結果平等が重要で、例えば場所に関して云えば、雰囲気、座る位置、その他モロモロの設定如何によって、コミュニケーションの主役である双方のどちらかが、より優位に、より強く、発言できるようになったりします。外交の世界に於いて、敢えて第三国で落ち合って話し合うことがあるのも、中立なコミュニケーションを担保するための配慮なのでしょう。

 この問題は本当に難しい。

 お互いに日本語を話せるにも拘わらず、敢えて英語で話したことがあります。コミュニケーションの相手は、日本語を流暢に話しますが、母語ではありません。そこで敢えてお互いに外国語である、不慣れな英語で話したのです。そうしても、中立なコミュニケーションを担保することは、とても難しいと思います。

 結局は中立を目標とする意志が最も重要でしょうか。常に気を付けていきたいと思います。
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2008-04-17 21:00:35

スペイン

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 先日(月曜日)組閣されたスペインの新内閣。顔ぶれが日本とはかなり違います。全閣僚17名のうち、女性が9名で過半数です。サパテロ首相を加えて、ちょうど男女同数になります。

 国防大臣は37歳の女性。妊娠7ヶ月です。新しく作られた平等省の大臣は、なんと31歳。スペイン史上最年少閣僚記録は、女性が作りました。若くて女性であれば、それだけでいい訳ではありません。このスペイン内閣は、若干極端な感じもします。

 しかし一方、我が国の指導層の構成-これは内閣に限りませんが-は、高齢・男性方向に極端であると思います。少なくとも企業に関しては、オトコだけで組織を構成するのは、奇数月生まれの人だけで組織を作るのと同じだと、私は思っています。まぁこれも若干極端な表現かも知れませんが。

 スペインはポッと出の国ではありません。長い歴史と文化を持った、立派なヨーロッパの一国です。我が国も少しは参考にしないといけないのではないでしょうか。
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2008-04-16 21:00:33

ナンバー・プレート

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 富士山ナンバーが、11月4日から交付されるとのことです。これは山梨県と静岡県にまたがる13市町村が対象で、所謂「ご当地ナンバー」のひとつですが、2つの県にまたがるというのが中々画期的です。そして「富士山」と云う響きやイメージがカッコ良くて、どこか可愛くて、正直私もちょっと欲しいと思います。

 しかし思うのですが、富士山ナンバーの試みは歓迎しますが、それより何より、あのデザインは何とかならないものでしょうか。日本のナンバー・プレートのデザインは、先進国の中で最低だと思います。縦横比、色、文字、全てがあまりにもダサい。そしてデザイン上全く自由が認められていません。クルマにとって、デザインはとても重要です。そのクルマに、ベタッと不細工なナンバー・プレートを貼る。これはよろしくない。

 富士山ナンバーが出来るなら、各地のプレートにもっと自由なデザインを認めたらどうでしょう?或いは少なくとも、先進・文化大国として、きちんとデザインし直した方がいいと思うのですが。我が国の工業デザインやグラフィック・デザインの水準は、世界的にもとても高いですから、コンクールでも開けば、きっといいものが出来ると思います。

 以前から思っていたのですが、富士山ナンバーを見て、ふとそんなことを思い出しました。
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