2001-08-01 00:00:00

2001年8月分のつぶやき

テーマ:ブログ

8月1日      <サイクロイド曲線>
今朝は東京駅6時発の新幹線に乗って大阪に来ました。心斎橋のソニータワーのリニューアルに合わせてマネックスもATM第一号機を設置しイベントをした為です。のぞみ号で来ても東京-大阪間は2時間半掛かります。東京から大阪までの距離がちょうど円周の長さになるような円を描き、その一端に印を付けてその印を東京に合わせて円を地中に真直ぐ持ちグルッと大阪に向けてその円を一回転させると、印は弧を描いてまた大阪に辿り着きます。このような曲線をサイクロイド曲線といいます。この曲線に沿ってトンネルを掘ると、摩擦がない場合は東京の穴から飛び込むと重力だけでどんどん加速され、ちょうど中間点で最速になり、大阪の穴に出て来る時はまたちょうど速度がゼロになります。何とこの間に掛かる時間は10分もないそうです。エンジンもモーターも、更にブレーキも要らず、しかも10分間で東京から大阪まで来れる!早くこんな夢のような乗り物が実用化されるといいですね。


8月2日      <所変われば>
大阪で一つビックリしたのはエスカレーターです。エスカレーターでは立ったまま乗っている場合と、急いでいる時などにエスカレータを更に階段の様に歩いて行く場合がありますが、東京辺りでは立つ場合はエスカレーターの左側、歩く場合は右側です。大阪ではそれが逆でした。更に、通常エスカレーターは2本セットで一本は乗り口でもう一本は降り口(上り下りではありません)になっていますが、普通東京では乗り口は左側です。ところが私の泊まったホテルでは乗り口が右側になっていて、思わず降り口に突っ込みそうになってしまいました。不思議ですね。エスカレーターの設置法やルールにもフォッサマグナがあるのでしょうか。


8月3日      <文化の伝播>
昨日は大阪と東京のエスカレーターの違いを書きましたが、文化がどのような経路で伝わったかを見るには峠を見れば分かります。これは確か柳田國男さんが書かれていたのだと思いますが、道がない山を初めて越える時はまず沢づたいに山奥に行ける所まで進み、そこから急に頂上を目指して一気に登って行く。山頂に立つと行くべき方向や町を見定め、迷わずにそこに行けるように尾根づたいに目標点を見ながら緩やかに降りて行く。従って峠の造りを見るとどちらから文化や文明が伝播してきたかが分かるのだそうです。当然ほとんどの峠は京都・大阪側から離れる方向に向かって急に登り緩やかに降りている訳ですが、場所によっては海路によって先に文化が伝播した地域があり、そこから逆流しているケースもあるようです。そんなことを見極めながらゆっくり日本中を歩けたら素敵ですね。


8月6日       <郵貯限度額>
片山総務相は先週金曜日に、現在1000万円の郵貯限度額の引き下げについて「検討対象にしなければいけない」と言われたそうです。元々300万円であったこの限度額は88年以降順次引き上げられて91年以降は1000万円となりました。私は前から常々この限度額を以前の300万円、延いては100万円程度にまで引き下げてはどうかと提言して来ました。限度額が引き下げられれば、現在250兆円にものぼる郵便貯金-それは財政投融資制度を通して政府がいろいろなことに使っている訳ですが-はある程度減少するでしょう。日本一お金の使い方が下手であった政府部からお金が他所へ移ることは構造改革にも好ましいことです。片山大臣は郵貯の民営化など今後の流れ次第によっては限度額引き下げもない場合もあることを示唆されたようですが、肥大化した国のバランス・シートをある程度スリム化することは恐らくどのような場合であっても望ましいことに思われるので、是非前向きかつ迅速に検討して頂きたいと思います。


8月7日      <加速度>
上り坂を車で急発進する時に、普段よりもやたら強い馬力ととても鋭い加速を感じたことはありませんか?もちろんこれは錯覚の筈です。坂道を上る時だけ馬力が大きくなる訳がありませんし、上り坂の方がスピードが出る由もありません。重力に逆らって坂を上るために後ろに引っ張られる重力加速度と、車の発進によって後方に押しつけられる加速度を混同して感じる為にこのようなことになるのでしょう。試しに計算してみると、時速100キロまで6秒で加速するスーパーカーの加速度は、「速さ=加速度x時間」なので、秒速28メートル割る6秒で4.6。これは約0.5Gです。30度の勾配の坂を上る際に掛かる重力加速度は、サイン30度でやはり0.5G。う~ん、中々面白いですね。ディズニーランドのスターツアーズなどもこの錯覚を応用しているのでしょうね。


8月8日        <金融庁動く>
金融庁が今日「証券市場の構造改革プログラム~個人投資家が主役の証券市場の構築に向けて~」を発表しました。その中に、『我が国経済の「構造改革」を促進するためにも、個人投資家自らが市場に参加し、市場メカニズムを通じて、効率性の低い部門から効率性や社会的ニーズの高い成長部門へと資金を移動させることが必要不可欠。』という下りがありますが、私が常々提言してきた「あなたにもできる構造改革」と正に趣旨を一にするもので、全体にも証券市場の問題点を見つめて改善して行こうとするもので評価されるべきものだと思います。但し一つ感じたのは、どうも追い詰められた上で「マイナスを埋めるにはどうするか」的な暗い雰囲気も否めず、根本論として「株式資本主義は我が国の経済にとって重要でありいいことである。しかし現状にはこういう問題があるのでそこは直さなければいけない。」というような明るさが足りない気もします。もっとみんなでポジティヴな考え方をするようにしていきたいですね。
参照: http://www.fsa.go.jp/news/newsj/13/kinyu/f-20010808-2.html


8月9日      <マネックスメール満二才>
明日でマネックスメールは満二才になります。今号で通巻495号になりますが、通番の打たれていないスペシャルも何通かあったので既にほぼ500通になります。全ての号にこの「つぶやき」も書いてきました。ニュースのある日もない日も、体調のいい日も悪い日も、そして大変お恥ずかしい話ですが弊社でトラブルのあった日も。毎日フリー・サブジェクトで書き溜めなしで書いてきました。大岡信さんの「折々のうた」のように、テーマが決まっているとかえって楽な気もするのですが、フリーは大変です。最初で最後の告白ですが、かなりキツイです。自分が昔から思ってきた様々な疑問やアイデアなども、500回も書いてくると段々底をついてきて、やはり人生は有限であったというような馬鹿な感慨を持つこともあります。しかし一方でこの「つぶやき」は企業としてのマネックスの最大のディスクロージャーでもあると考えています。逃げ場なしで毎日私がコラムを書くことによって、会社と経営者のことを良く分かって頂けると思います。これからも頑張って書き続けて参りますので宜しくお願いします。


8月10日        <シンコ>
私は寿司が好物ですが、その中でも一番好きなネタ、シンコを今年は食べ逃しました。もうじき、もうじきと思っているうちに、忙しさにかまけてちょっとお寿司屋さんに行ってなかったところ、今年はちょっと早目に出てきてあっという間にコハダにまで成長してしまったとのことです。残念です。また一年待たないといけないと思うとかなり情けない気持ちになります。お寿司にするのはコハダまでですが、更に成長すると「コノシロ」と呼ばれます。なんでも江戸時代には江戸っ子は「コノシロ」を「この城」、即ち江戸城にかけて、「この城を食う」と言って粋がって好んで食したそうです。何か面白いですね。


8月13日       <世界陸上>
この週末もやっぱり見てしまいました。為末大選手、日本にとって史上初の短距離トラック競技でのメダル獲得。格好良かったですね。一番遅くても世界で8位。1位から8位までしかない。邪念を捨て純粋にただ単に速く走ろうと思ったのが良かったとコメントされましたが、ここでなるほどと感心。一方昨晩の女子マラソンは逆に「勝負」といったものが強く意識された展開でした。前半のディタ選手の独走にうかつについて行かない第2集団。いずれディタ選手を抜いた後、リードを取ろうとする土佐選手に対して、何があっても金メダルを獲ろうとする執念を感じさせるシモン選手はずっとこらえてペースを合わせ続け、最後のトラックに入る手前からラスト・スパート。日本人選手に辛酸を嘗めさせられ続けてきたシモン選手の27回目の正直。形よりも実を取った、自己の最善を尽くすというよりもとにかく「勝負」に全てを集中させた姿に、これもまたなるほどと感心。さすがに世界の舞台は緊張感がみなぎり、色々と勉強になることが多いと思います。(マクドナルドの藤田田社長流だと、ここで「為末選手の名前は『だい』と読むようですが、私は『おおき』と発音して下さい」となります。)


8月14日       <鈴虫>
秋の野に人まつ虫の声すなり我かとゆきていざとぶらはむ(古今和歌集 詠み人知らず)
人恋しい鈴虫(松虫)の声は平安時代からのようですが、実際中々風情のあるものです。しかし待っているのは人ではなくて相方でしょう。一組の番で飼うと安心して鳴かないようですし、逆に狭い所に大勢居過ぎるとストレスで鳴かなくなるそうです。適度に雌雄が同居するとアピールしようとして雄が鳴きます。まぁ言ってみると合コンで男の子が頑張ってはしゃぐような、そんな感じでしょうか。そんな風に昆虫の世界を通して人の世界を見てみると、これも中々面白いものですね。


8月15日       <為替政策>
先日為替と国益についてつぶやきましたが、あれ以来「為替政策」というものが気になります。最近のテレビのインタビューでの竹中大臣の「為替は結果であり市場が決めるもの」的な発言も気掛かりです。果たしてそうでしょうか?アメリカは景気の後退、もしくは膨大な在庫調整を前にして、「強いドルは必ずしも国益ではない」というような見解を著名な経済学者が発表するなど、これ以上米経済の具合が悪くなるようなことがあれば自己防衛の目的から意識的にドル安誘導が出来るよな政治的・世論的素地を入念に作り始めたように見えます。一方日本は無策です。米経済の後退が日本経済の復興の足を引き、おまけにその後にドル安誘導でもされたら日本経済はかなりの打撃を受けるのではないでしょうか?株価は確かに結果であり市場が決めるものでしょう。しかし為替は立派な外交政策の一部ではないでしょうか?各主権国家の思惑がひとつの交換比率に濃縮されて表現されている気がします。米経済が本当に具合が悪くなったりする前に、予めもっと円安に誘導しておくべきではないかと思います。


8月16日      <五百>
マネックス・メールは今日が500号です。五百は「いお」と読んでも「ごひゃく」と読んでも、万葉の時代から数の多いことを表します。五臓六腑、五体満足、五大洋とあるように「五」は「全て」というような意味があるのでしょう。東証のオープニング(9時)に鳴らす鐘も五回です。などと書いていてふと思ったのですが八百も「やお」もしくは「はっぴゃく」と読んでやはり数の多いことを表します。お江戸八百八町なんて言いますね。その上は千もしくは千々でしょうか。更に考えると、九もそもそも一番大きい数字なので九死に一生を得る、のようにやはり数の多いことを表すようですし、結局一以外は全部数が多いことを表してしまうのでしょうか。数が多い方がいいから数字にそのような意味合いを持たせたのだと考えると、人って欲張りですね。


8月17日       <純粋と純朴>
私は秋吉久美子さんという女優さんが割と好きです。必ずしもそんなに演技がうまいとも思いませんが、彼女独特の雰囲気があり、やはり女優ですから特別な、ユニークな味を持つというのはとても大切なことだと思います。彼女に言わせると(これはホームページで読んだのですが)純粋と純朴は違うのだそうです。怖れないことと、怖れを知らないこと。処女性と処女。そしてどちらの危険を選ぶかいうと純粋さを選びたいと。これは中々微妙な語感の違いですが、極めて適切にその違いを感じて、そして上手にその違いと本人の意思を表現していると思います。こういった感性は中々真似が出来ません。言葉遊びとしてこんなフレーズも言っています。「純粋を経ることなく、純朴に終わるのも、人生の感動の一つである。・・なんてね。」降参。


8月20日      <ポンペイ>
週末のテレビでポンペイの話を見ました。栄華を誇った古代都市ポンペイは西暦79年にベスビオ火山の噴火によって一夜にして灰の下に埋没したのですが、そのこと自体よりも、ポンペイの全ての家庭に当時「骸骨」の絵が掛かっていたという話の方がとても興味深く思えました。ラテン的な享楽主義の色合いが強かったポンペイでは、毎日をちゃんと楽しく暮らす為に、「自分達はいずれ死ぬのだ」ということを常に忘れないように骸骨の絵を掛けていたそうです。面白いですね。英語の「mortal」(モータル)の語源はラテン語で「死」を意味する「mort」だそうですが、「いずれ死ぬべき運命だから」という意味が、否定的ではなく肯定的な意味で使われているのでしょう。1963年の核実験停止条約締結時のケネディー大統領の演説の最後も「我々は皆で小さな星に住み、同じ空気を吸い、子孫の将来をいつくしみ、そして我々は皆モータルである。」という言葉で締められています。「死ぬ」ということへの哲学的な認識がやはり文化圏によって微妙に違うようで興味深く思います。


8月21日      <台風の渦>
大型の台風11号はどうやら上陸しそうですが、台風の渦はぐるぐるといつも同じ向きに巻いています。これはコリオリの力と呼ばれる、回転する座標系(この場合地球)に対して運動する物体に働く力の影響で、北半球では常に反時計回りです。洗面所で一旦貯めた水が流れる時の渦も、やはり北半球では同じ巻き方をしている筈です。今トイレで何本も自分の髪の毛を抜いて流して実験してみましたが、渦が発生しているのは見えるのですが、向きは何度試してもはっきり見えませんでした。実験は科学の基本で大変楽しいものですが、今日はちょっと髪の毛を抜いた頭のてっぺんあたりが痛くなってしまいました。そういえばつむじにはコリオリの力は働くのでしょうか?


8月22日        <台風一過>
東京も遂に晴れ間が射してきました。いわゆる台風一過というもので、空中の塵も全て台風に呑み込まれて空も澄み、南の海上から暖かくて湿った空気が入り込んできます。小さい頃「たいふういっか」と聞いて台風の家族かと思いました。鯉のぼりのように大きい台風のあとに小さい台風がついて来るとか。どうやら私はそのような言葉の勘違いが多いようで、やはり小さい頃に母が冗談で「にゅうよーく、入浴に行って来る」と言うのを聞いて本気でNYに行くのかと思って泣いたことがあります。日本語の発音は中々難しいですね。


8月23日      <構造改革私案>
勝手気儘にいくつかの構造改革私案を考えてみました。
1.銀行の持合い株を全部まとめて一括処理する。具体的には保有株のほぼ全部を1割引で政府もしくはSPCに売却させる。割引かれた金額分だけ銀行の資本が毀損するが、これはそもそもここまで大量に株式を保有してしまった銀行の株主の責任として考える。全銀行の保有株をまとめたポートフォリオは、ほぼTOPIXに連動すると思われる。ポートフォリオの購入金額は、ポート価値の60%をノン・リコースで資金調達し、30%を政府が保証する(元々90%で買っているのでこれで足りる)。その上でポートの一部分はETFとして納税者に納税額に合わせて配る(まるではなさか爺さんのように。ねずみ小僧か?)。残りは内外のファンドマネージャーに運用させ、毎年成績のいい者を残し、悪い者は除外して行く。税金の使いみちが分かりやすいし、砂に水を撒くようでなく、国民の手元にETFが届けられる。これはイギリスでかつて行われた手法に近い。銀行も保有株の呪縛から解かれ、持合い株の問題も消え去り、何より我が国全体に株式資本主義を一気に普及させることができる。
2.郵便局の預け入れ制限を1000万円から元々の300万円に、更には100万円まで引き下げる。お金の使い方がもっとも下手だった政府の手から資金を解放する。
3.日銀による国債の買い切りオペ、更には外債の購入をし、流動性を潤沢に供給すると共に円安に誘導する。為替介入もするといい。予め中国などとしっかりと相談する必要はある。
以上の諸策を全て同時に敢行する。ここが肝心で、お金は極めて流動的なモノなので、全ての策を同時に行なわないと圧力が逃げてしまう。
さて、これだけのことをしたら日本経済も株式市場も変わると思うのですが、流石にできないですかね。


8月24日        <民間の牽制>
昨日アメリカの民間格付機関であるS&P社は、日本の生保が予定利率を引き下げた場合は事実上の債務不履行と判断すべきだというレポートを発表したそうです。金融審議会は6月末に、生保が予定利率を引き下げることを容認する方向の中間報告をまとめました。この件についてはかねて私も問題があると唱えてきたのですが、S&Pのレポートは中々ニクい極めて効果的な牽制球だと思います。実物を読んでいないので正確には分かりませんが、恐らくそういう生保や金融審議会の考え方を批判しているのではなく、淡々と「そういうことをすればマーケットではこういう評価だよ」と書いているのでしょう。規制によってではなく、オープンな市場の中での評価・牽制によって選別・淘汰させて行くという、市場経済の原理に則った(のっとった)やり方だと思います。因みに私論では、予定利率を引き下げる前に営業員への手数料や費差、死差などについてまずしっかりと分かり易い形で生保自身が契約者やパブリックに対して説明すべきだと考えています。


8月27日     <旋律 その2>
今年の6月20日に<旋律>という題でつぶやきましたが、今日はその続編です。週末にあるジャズの演奏を聞いていてふと思ったのですが、果たして旋律は有限でしょうか?それとも無限でしょうか?ジャズにおいてはスタンダードと呼ばれる『かつての名作』を色々と編曲したり即興で変化させながら演奏するのも活発である一方で、新しい作品も次々に書かれており、旋律的にも新しい試みが活発になされています。私が聴く限りでは、『美味しい』旋律はそんなに次々には生まれてこないようで、旋律は有限なのではないかと思えます。優れた演奏家が、いわゆる『名作』を題材に、骨格となる旋律やコード進行を軸に、その人なりのアイデアや、その時その時の流行、聴衆とのコラボレーションによってその場にもっとも合わせて作ってくれるのが、『作品』としては一番『美味しい』気がします。ただホントに身の毛がよだつような演奏というのは『作品』というよりも『生きざま』であったりして、旋律は関係ない場合もあります。音楽は普段使っていない脳が刺激されていいですね。


8月28日      <ストレス解消法>
昨日つぶやきを書いていて思ったのですが、私のストレス解消法は音楽をそれもライヴで聴く事のような気がします。迫力のある演奏を聞くと、身体全体がリズムを取り始めてやがて右脳が掻き回され始めます。私はお酒が好きでそれがストレス解消法だと思っていたのですが、良く考えるとお酒を飲むと単に右の脳も左の脳も(そして身体も)酔っぱらうだけのようです。音楽によって右脳が刺激されると、あたかも整体によって身体のバランスが取れるように、脳もバランスが取れるように感じます。カラオケもそういった意味では同じでしょうか。ただいずれの場合も触媒としてちょっとお酒が入ってしまうのはしょうがないですかね。


8月29日         <もみじ>
東証における新既上場予定会社一覧を見ていたら「もみじホールディングス」という会社がありました。これは広島県内の2つの銀行、広島総合銀行とせとうち銀行の完全持株会社です。広島総合銀行は普銀転換前は広島相互銀行と言ったのですが、多くの第二地銀が名前を大きく変えた(例えば呉相互銀行がせとうち銀行に)中で、「相互」を「総合」に変えるだけで英語の表記はSOGOのまま変えませんでした。当時、「中々のつわものだな」と思ったのを覚えています。そして今度は「もみじ」。宮島の紅葉からでしょうか?もみじ饅頭からでしょうか?それとも9月に上場するからでしょうか?古今集に於ては秋歌が一番数が多く、中でももみじが詠まれている歌が一番多いようです。そのように日本人にとってある意味でもっともポピュラーな季語を会社名に使う所などにも、また感心してしまいました。
風吹けば 落つるもみぢ葉 水きよみ 散らぬかげさへ 底に見えつつ
(古今和歌集 巻第五 秋歌下 凡河内躬恒)


8月30日       <ときメモ3>
本日ときめきメモリアル3の発表会に出席しました。「ときメモ3」は去年の11月から12月20日までマネックスで募集した世界初のコンテンツ証券化投信「ときメモ・ファンド」によって広く個人のお客様から集めた資金で開発を進めて来たプレイステーション2用のゲームソフトです。そしてその出荷本数に応じてファンドの償還額が変わるという、驚きモノの企画です。今日はファンドを購入された方の中から100名を御招待したプレス発表会だったのですが、制作進行状況も良好で12月20日(募集〆切りからちょうど1年)には出荷開始予定とのことで、ほっと一安心しました(ZARDが主題歌ほか挿入歌まで歌うそうです)。自分達でやったことなので自画自賛になってしまい恐縮ですが、究極の直接金融とも言うべき仕組みであり、かつ個人が直接参加できるこのような企画は本当にやって良かったと思います。資本市場の民主化と直接金融化はマネックスにとって大きなテーマであり、これからも追求して行きたいと思います。



8月31日      <あゆの値段>
あゆといっても鮎ではありません。浜崎あゆみです。昨日エイベックス社が、9月に予定されていた浜崎あゆみのアルバムの発売を来年1月に延期すると発表した所、何と高値から引け値まで1800円も株価が売られました。延期の理由は結婚か?するといずれ引退か?という思惑からエイベックス社の収益力の低下が懸念されたのでしょうか。発行済株式数は約2300万なので、このショックによる時価総額の減少は約400億円です。凄いですねー。かつてデビッド・ボウイの将来にわたる版権の証券化が行われたことがありましたが、レコード会社は真剣にアーチストの証券化を考えてリスクをヘッジした方がいいかも知れません。でも所属アーチストのIPOなんていうのは、ありがちな子会社、孫会社上場と同じになってしまうので禁止した方がいいでしょうね。

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