2000-03-01 00:00:00

2000年3月分のつぶやき

テーマ:ブログ

3月1日    <アマゾン・ショック>
本日の新聞報道によると、アマゾン・ドット・コムのアフリエイト・プログラム(契約を結んだサイトからアマゾンに顧客が紹介・転送されて本を購入すると、そのサイトがアマゾンから手数料を貰える仕組み)がビジネス・モデル特許を米で取得したそうです。これは潜在的には大変大きな影響をネット・ビジネスに与えるかも知れませんね。アマゾンがどのようにこの権利を行使するか、裁判所がどのような判断を具体的に下すか、日本に対する影響は?興味は尽きませんが、ネット・ビジネスにおいて仕組みを押さえるのは必殺技ですから、ちょっと目が離せません。


3月2日    <モノの数え方>
1個、2個。1人、2人。日本語ではいろいろな数え方が、数える対象で決まっていますが中には不思議なものもあります。例えば、蝶々は1匹、2匹ではなく、1頭、2頭と数えますが、これはどうもしっくりきません。お寿司にいたっては1カン、2カンと数えますが、どの漢字を使うのか、いまだに私は「これだ!」という解答に出会っておりません。どなたか確かな説を御存じですか?


3月3日     <ゲル>
マネックスのオフィスの向かいには高校が2校並んで建っています。学校の壁面は、ガラス窓が大きな部分を占めています。古い学校のせいでしょうか、ガラスの面は完全な平面ではないようで、微妙に歪んでいます。そこでふと思い出したのですが、ガラスってゲル状のコロイド溶液ですよね。しかし硬度は確か10にとても近かったと思います。液体なのに、鉄よりも固い。なんか不思議です。間違って覚えているだけでしょうか。


3月6日     <ナビステ>
こんな商品があったらと思って早1年。まだ発売されないので敢えて書きます。カーナビだけどカーステ。愛称ナビステなんてどうでしょう。インターネット接続できるカーナビは日本でもいくつか売られ始めています。もう一歩進んで、ドライブに出かける前にMP3でその日の雰囲気に合わせて選曲しダウンロード。トランクにCDを一杯積んでおいて収拾つかなくなったりもしませんし、何より便利でいつでも聞きたい曲が聞けます。実はこの案はアメリカでは1年以上も前からありました。商品化されたかどうかは実は定かではないのですが、日本でも早く使えるようにならないかなと思っております。


3月7日      <インパク>
インターネット博覧会、略して「インパク」って御存じですか?小淵首相と堺屋経済企画庁長官の老年コンビが「インパク」と書かれたPCをもって笑っている、あれです。私も最初バカにしていたのですが、今日ネット・サーフィンをしていて「インパク」のHP(http://www.inpaku.go.jp/)を見つけたのですが、行事のアイデア例を見てみると案外面白いのです。アイデアの応募は3月22日まで。バカにするのも良し。でも所詮インターネットだし、否定しないで軽い気持ちで参加して楽しむも良し。HP上で簡単に応募できます。


3月8日    <決済専門銀行>
イトーヨーカ堂の決済専門銀行が認可される方向が決まったようです。かねて決済専門銀行というものに私は興味がありました。私たちは通常何の気なしに銀行決済によって企業間決済をしていますが、実は日銀券による決済と銀行決済は厳密に言うと信用度が違う気がします。仮に国債を担保とした新しい決済通貨が、その決済機関の倒産リスクを負わない形で使用できたら、それは通常の銀行決済よりも安全な決済手段でしょうか?もう一歩進めると、外為決済をする際にはタイミングのギャップによるリスクがありますが(即ち、円を渡してドルを受け取る取引をすると、日本時間に相手に円を渡しアメリカ時間にドルを受け取るので、その間に相手が倒産するとドルを受け取り損ねるリスクがあります。有名な事例としてはBCCIの事件があります。一般的にヘルシュタット・リスクとも言われます。)、仮に米国債を担保としたインターネット上の決済通貨を作り、24時間使用できるようにしたらどうなるでしょうか?これほど安全で、時代の要請にもマッチしたものはないと思うのですが、やはり決済はみんなが使わなければ意味がないので、そこが難しいのでしょうか。


3月9日    <東証>
本日の日経新聞、圧巻は東証の全面広告でした。株の売買の判断をする際の迷いを、まだデート3回目の若い男性が彼女にキスをするかしまいかで迷う心に代弁させて、人生と株のアナロジーを表現しようとしたものです。株式投資をもっと一般に広めようとする活動の一環ですが、中々ウィットに富んでいて、とても気に入りました。国や取引所も、もっともっとこのような試みをして、市場の活性化に繋がるといいですね。


3月10日   <同時上場>
御存知のようにクレイフィッシュがナスダックとマザーズとの同時上場を果たしました。1株が5000ADSですから、簡単に双方のヴァリュエーションを比較できます。今までも日本の企業のADR・ADSはアメリカでもいくつか取引されてきましたが、このような形での上場はもちろん初めてです。同時上場というもの自体の仕組みや効果にも興味がありますし、よく言われるアメリカと日本のネット株に対するヴァリェーションの相違にどのような影響を与えるか、或いは影響を受けるかなど、興味は尽きません。しばらくは注意深く見守って行きたいと思います。いずれにしろこのような新たなチャレンジは大変いいことだと思います。


3月13日   <ホンダF1入賞!>
相場はかなり荒れておりますが、敢えて相場から離れた話題にしましょう。この週末にオーストラリアで行われたF1レース開幕戦で、8年ぶりにF1に参戦しているホンダが2台とも1位と同ラップで完走し4位と6位に入賞しました。いやー、本当に素晴らしいですね。ホンダにとってこれは3回目のチャレンジです。お金はかかる。宣伝効果は実はそれほど無い。スポーツカー文化の低い日本からの、必ずしも経験豊富でもなく、また実業にも還元しにくい技術分野での競争。今回はシャシーの設計にも関与しています。そしてコミュニュティーは基本的に極めてヨーロッパ的・閉鎖的で、特に日本のチームにとっての敷居はとても高いでしょう。そんな中での飽くなきチャレンジ。そして結果。私はクルマやモーター・スポーツが好きですが、それ以上にホンダの姿勢に感動します。本場で内容で勝負する、しっかりとした遠くを見つめる目。そんないい意味での若さを感じさせる彼らのチャレンジを応援して行きたいと思います。


3月14日    <低トルク、高回転>
昨日ホンダのF1の話をさせて頂きましたが、ホンダのエンジンの特徴というとやはりトルクは低いが高回転によって高馬力を絞り出すという所でしょうか。まぁバイクのエンジンと基本的に設計思想が同じなのでしょう。私はトルクのあるエンジンをゆっくり回すよりも、トルクの低いエンジンを目一杯高回転で回して走る方が好きです。仕事も含めた生活態度にも似た嗜好があります(一緒に働く社員はいい迷惑かも知れませんが)。蛇足ですが今まで乗った車の中で一番好きだったのはホンダのビートというミッドシップ軽四輪で、タコメーターの針を垂直に立てて走っておりました。


3月15日    <牛乳>
最近の相場は値動きが激しく、いらいらされることも多いでしょう。私の拙い記憶だと、神経を信号が伝わる仕組みは、軸策と呼ばれる細い軸の回りにマイナス・イオンが付帯していて、そこに信号がプラス・イオンとして与えられるとマイナス・イオンの列の中をプラス・イオンがぴゅーっと移動して行き信号が伝わる、そのような仕組みだったと思います。中学校の時の先生は、いらいらする時は牛乳を飲むと教えてくれました。カルシウム・イオン(Ca++)がマイナス・イオンを若干中和するので伝達速度が遅くなり、あまりいらいらしなくなるという理屈なのですが、これって本当でしょうか?


3月16日   <流動性のプレミアム>
流動性にどれだけの価値があるでしょうか?例えば株価から企業価値を計算する時に、その株の流動性向、即ちどれだけの株が実際に流通し、異なるリスク・テイカーの手を移っているかということを勘案する必要があるでしょうか?PCの値段で考えてみましょう。小さな電器店で売られている、なかなか売れない定価に近い値段と、秋葉原の量販店で売られている実売価格。どちらがより実体に近いでしょうか?答えは明らかです。流動性には、それ自体に価値があるということをもっともっと認識すべきです。流動性の見積もりを誤ったために大きな落とし穴に落ちたトレーダーは古今東西大勢います。あのドリーム・チーム、ジョン・メリウェザー率いるLTCMですらそうでした。


3月17日     <バイト>
マネックスでは毎日、学生アルバイトが一人とっかえひっかえやって来ます。大したことも頼めないのですが、多勢の学生の人に会えるのはとても新鮮で楽しいものです。最近彼らに与えた新しい仕事があります。毎日ネット上で何か「いい」ものを探して、2000円以内でネット上で買うというものです。(会社としてのマネックスが支払っている訳ではありません。念の為。)送料等も含めて2000円以内です。あんまりネットを使いなれていない学生も、あの手この手でいろいろなサイトを探して商品を選び、決済手段も何とかして(クレジットカードを持っていない学生もいます)買おうとします。これが面白い。2000円だと大したものも買えませんが、なかなか愉快なアイデア商品も出てきますし、学生の人の感性にも触れられます。そして何よりネット上の決済手段の出来不出来に気が付きます。まだ始めたばかりですが、これからが楽しみです。ちなみに今私の机の上にあるのはドラえもん・スタンプというもので、押すとドラえもんが「幸せだなぁー」と言います。


3月21日    <ケプラー>
天動説か地動説か。今の日本における金融界の変革とか、或いはそれ以上にIT革命自体がどの程度の発想の転換を要求するものなのかは議論の分かれる所です。地動説を証明したのが誰かも議論が分かれますが、ケプラーが惑星の軌道は楕円であることを証明し、天空の不完全さを説き、いずれ世間が地動説を信じるようになるきっかけを作ったのは1600年頃のことです。その法則式に従っていまだに人工衛星とかスペース・シャトルの軌道が計算されています。凄いですね。そのような大きな発明や発見に比べると、IT革命など小さな変化なのかも知れません。それだけに素早く適応しなければいけないのでしょうか。


3月22日   <ボーア>
昨日に続いてもう1回、科学関係のお話をさせて下さい。ボーア・モデルって御存知でしょうか?原子核の回りを電子がぐるぐる波を打ちながら廻っているのですが、その電子の軌道(円周)の長さは、その電子の波の整数倍であること、即ち電子の波は一周で完結することを、彼は18才のときに発見しました。私がそれを参考書の中で読んで知ったのは既に17才のときでした。この天才の偉業を前に、それまで理系のクラスにいた私は、科学者への夢を棄てたのでした。


3月23日    <商品見本>
日本に独特のものはもちろん一杯ありますが、商品見本はその最たるものの一つだと思います。ジュースや煙草の自動販売機にも本物と同様のパッケージが入っていますが、例えばアメリカではシールが貼ってあるだけです。ラーメンやお寿司のろう細工ともなると、これは恐らく日本以外ではあり得ないような気がします。日本の人は、実際のモノを見たり触ってから買うという性向と言うか文化があるのでしょう。日本におけるE・コマースの発展の障害となり得るものはいくつかありますが、この問題は日本独特の問題のような気がするので、我々が独自に乗り越えなければならないでしょう。誰か名案を編み出すと、面白いビジネス・チャンスがあるかも知れませんね。


3月24日     <沈丁花>
古今集の中には、目で見てではなく、音で聞いたり匂いを嗅いだりして季節や人の到来を知ったり、ある人のことを思い出したりする歌がママあります。(新古今でしたっけ?) 東京では2、3週間前から沈丁花の香りが街角のあちこちで嗅がれ始めましたが、夜などに花は見えないのに匂いだけして来たりすると中々情緒があります。今日は驟雨により、衰えかけていた香りが最後の勢いを取り戻して街に流れていました。もう沈丁花の季節は終わりですね。


3月27日     <コーヒー店>
最近いろいろなコーヒー・チェーン店がしのぎを削っています。商品で勝負する所、ブランド・イメージで勝負する所、値段で勝負する所、いろいろありますが、違う切り口で最終的にどれだけ店舗を物理的に浸透させられるかという論点は、中々興味深いものがあります。そんな中で、ガソリン・スタンド、書店、さらには銀行内にと店舗進出を進めているドトール・コーヒーの戦略は、外資系のブランド戦略が一般的に優勢に見えるなかで、一際異彩を放っています。このようなユニークな戦略は、他業種といえどもいつでも勉強になりますね。


3月28日   <量子論>
かじったこともないのですが、とても興味のある学問に量子論があります。量子論によると、宇宙は無から誕生し、ビッグバンを起こし、急速に膨張し、そして光が直進を始め、闇から明るい世界に変わり、そして未だ急膨張を続けているそうです。銀河ができ、いずれ有機物質もでき、人間にいたっては感情まで持っています。しかし人間の脳も心も最小単位は単なる量子に過ぎません。あまりにも不思議で、もしかしたら何の役にも立たない学問かも知れませんが、やはり気になります。いつか時間ができたら、まとめて本を買い込んで読んでみたいと思っています。


3月29日    <フラスコとビーカー>
今日は久し振りに頭の体操をしてみましょう。ワイン好きの男女のカップルが、ワインのハーフ・ボトルを飲もうとしています。あいにくグラスはなく、フラスコとビーカーしかありません。二人ともワインには目がないので、等量に割って飲みたいと思っています。ワインの量で喧嘩をするのも馬鹿らしいことです。さて、文句がないように分けて注ぐにはどうしたら良いでしょうか?


3月30日   <フラスコとビーカー・2>
昨日のクイズに対して、いくつか御解答を頂いたのですが、とてもウィットに富んだ御解答を頂いたので紹介させて頂きます。
「どっちか一人が、二つに分けて、もう一人が好きな方を取る。ってのが、この場合の答なんでしょうけど、わける方が、はっきりと分かるぐらい差をつけてしまうと、選ぶ方の相手への親近感が試されます。で、選べと言われた方は、多いと思う方のグラスを取って、少ないと思う方に同じ量になるように注ぎ足すというのが、エレガントかなと思います。」
いいですねぇ。物事には常にいろいろな見方があるということ、文化は余裕や余剰の部分に発生するものであることが良く分かりますね。


3月31日   <テレビ>
今日は弊社でお受けする株式の注文数が普段に比べて妙に少な目でした。そう言えば今月の8日も少なかったですね。共通点は・・8日は日比谷線の事故、今日は有珠山の噴火です。やはり日中に大きな事件があると、いわゆるデイトレーダーの方はテレビの方に目が行ってしまうのでしょう。証券ビジネスはやはり水商売なのかなと感じますが、次に思うのはテレビとインターネットが融合するとどうなるのだろうかということです。プラットフォームがテレビ機とPCというように分かれてしまっているので、注意が分散されてしまうのでしょう。情報とトランザクションのプラットフォームが統一化される日が来ると、より効率的な個人生活がサポートされ得ます。早くそういう日が来るといいですね。

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