2000-02-01 00:00:00

2000年2月分のつぶやき

テーマ:ブログ

2月1日      <疑問>
以前からひとつ疑問があります。赤道に立っている人と、例えば北極に立っている人の体重は違うのでしょうか。重力はほぼ同じである一方、遠心力は(感じませんが)やはり違う筈ですよね。体重計で計れる重さを体重とすると、重力引く遠心力が表示される筈なので、赤道の人のほうが軽くなるのでしょうか。そうすると、東京からNYに飛ぶ飛行機の中で計ると、やはり帰りの飛行機よりも軽くなるのでしょうか。どなたか御存じですか?

2月2日     <暦>
今日は西暦2000年2月2日。西暦888年8月28日以来の偶数だけの日です。ビックリですね。では今日は何日ぶりの偶数だけの日でしょうか?4年に1回閏年が来るのは皆さん御存じだと思いますが、そのうち100年に1回の分は閏年にならないことを御存じでしたか?更にそのうち400年に1回の分は元に戻って閏年になります(今年はそれにあたります)。更に厄介なのは、私は正確な年と日数を忘れてしまいましたが、たしか15世紀頃のある年の秋頃の暦で、続けて40日だかが抜け落ちてしまっていることを御存じですか(つまり、例えば9月15日の次の日がいきなり10月28日になってしまうといった次第です)? 暦(ちなみに今私たちが使っているのはグレゴリー暦ですが)と言っても、中々人間の苦労の跡が見えて面白いですね。


2月3日      <核融合>
昨晩、いわゆるビット・バレー「ビット・スタイル2000」にゲスト・スピーカーとして参加させて頂きました。場の熱気は凄いものがありました。何と2000人が集まり、起業家あり、学生あり、アイデア・マンあり、ビジネスマンあり、国内外の資本家あり、証券マンあり、内外報道機関あり、はては日銀速水総裁まで。とにかくあらゆるヒューマン・リソースのるつぼという感じでした。ビット・バレーというとかなりカジュアルなイメージがあると思いますが、現況はかなりビジネス色が強いと見えました。それはとても良いことだと思います。あれは臨界点にまで達して来ています。いずれ次々に核融合のように反応を起こし始め、新しい経済活動が起きてくる。そんなことを実感した夜でした。


2月4日   <イメージと現実のギャップ>
50人のクラスがあります。その中で誕生日が同じ人が少なくともひとくみいる確率はどれくらいでしょうか?感覚的には低そうですね。しかし答えは97%です。ある人に対して、もう一人の人が違う誕生日である確率が365分の364。次の人が先の二人と誕生日が違う確率が365分の363。このように49回続けて掛け合わせ、それを1から引くと97%です。マーケットにおけるトレーディングは、裁定取引であれば当然、そうでない場合も常に市場参加者の期待値の集合と、最終的な真実との間をうまく売買することが肝要です。例えば上の問題であれば、誰かが80%-90%で答えのマーケットを作ったら当然90%を買う訳です。もちろんそんなに簡単なチャンスは滅多にありませんが。


2月7日      <思いこみ>
最近しばしば算数・物理クイズを出しましたが、ここでちょっと面白い問題を披露致しましょう。できれば今までのクイズを一度読み返した後で読んで頂いた方がいいと思います。
ある人が池に石を投げました。するとその石はもぐったり、しずんだりしました。さて、どうしてでしょう?
いかがですか?分かりましたか?この先を読まずにまず一旦考えてみて下さい。
答えは?
もう一度よく考えてみて下さい。当然ですよね。最初からすんなり答えが分かった人も多勢いらっしゃるとは思いますが、クイズの流れの中でうまく出されると大概の人は引っかかります。人の脳の働き方は、このように文脈の中で強く規定されてしまい、そこから中々離れられないことがあります。投資も一緒です。常に客観的な目で自分自身のポジションを見られるようになりたいものですね。


2月8日     <均衡ポートフォリオ>
日本における様々な資産に投資したとします。そして擬似タイム・トリップをして、今から5年後まで行ったと想像して下さい。そこから5年間を振り返ってみて、果たして様々な資産のリターンの平均はどれくらいだったかを想像してみて下さい。資産には金融資産(預金、株、投信など)もあれば、会社自体、不動産など、全て含みます。答えは何%ですか?5%くらいですか?そんなにありませんか?仮に3%だとしましょう。次にタイム・トリップを逆戻りして現在に戻りましょう。そしてこれから5年間で3%のリターンを生むポートフォリオを組むことを考えます。現状のように91%のお金を金利商品に入れておいて果してそれが可能でしょうか?無理ですよね。これだけ金利も低く、かつ今後金利の上昇が見込まれる国において。私が、株、投信の比率が今後増えて行く筈だと思うひとつの理由はここにあります。


2月9日        <右回り・左回り>
陸上競技のトラックはいつも左回りですが、あれは心臓が左にあることと関係あるのでしょうか。首都高速のカーブは、右曲りのカーブの方が事故が多いと聞いたこともあります。車だけの話ならハンドルのつき方の影響もあるでしょうが、バイクでも同じだということだったと思います。人の体の作りによってそのような影響があるとすると、人の脳もやはり物理的な構造物には違いありませんから何かしらのくせがあり、それが例えば投資行動に対しても影響を与えたりすることがあるのでしょうか?いつの日か解明される日が来るのでしょうかね。


2月10日       <円の国際化>
一昨日でしょうか、大蔵相首脳が、日本の企業が海外企業との取引の決済をする際にもっと円を使うようにと苦言を述べられたそうです。これは例えばコンピュータのプログラミング言語にアルファベットではなくて日本語をもっと使おうというような話であって、あまり意味があるとは思えません。コミニュケーションとか決済の手段はあくまでもいわゆるデファクト・スタンダードであって、みんなが使うから自分も使うという類いのものではないでしょうか。


2月14日    <値段の形成と取引量>
テクニカル分析の一種に、値動きだけでなく、その値段でどれだけ取引が成立したかを考慮に入れるものがあります(価格帯別出来高チャートなど)。どれだけのリスク・マネーがその値段経路の中で人の手を移動したかを知ることによって、その道を逆戻りする際の抵抗を推し量ることができます。これはどんなものの値段の形成についても言えることです。10冊しかない稀少本の値段は、暴騰する時も早いが、暴落する時も早いものです。缶コーラの値段はめったに変わりませんが、一度変わるとまず元には戻りません。この観点から市場を観察すると、中々興味深いものです。
(なお、この連休に行ないました三日間のシステム・メンテナンスの内容については、既にHP上でご案内しておりますが、更に詳しい説明をなるべく早くHP上でご説明申し上げる予定です。)


2月15日      <寿司>

(システムのレスポンスが遅くなることがあることにつき、メンバー・ログイン後のホームページにて御説明しております。メンバーの方は宜しく御査収下さい。)

お寿司に正しい食べ方があるでしょうか?記憶が完全ではないのですが、志賀直哉の小僧の神様に記述があったように思います。シャリではなく、ネタの方に醤油をつけ、口に頬張る時もネタを下にして、ネタを舌に当てるように食べるというものです。そうしないと、どのネタであっても同じシャリの味覚がまず舌に触ってしまうし、そもそもシャリに醤油が浸たり過ぎてしまって味のバランスが崩れてしまうというのです。小僧の神様では確か鯖のお寿司を食べるのに、鯖を下にしないと鯖の微妙な痺れるような味覚が分からなくなるという話だったと思います。ちなみに私は以来この作法を守っているのですが、如何でしょう?


2月16日      <株と債券>
一般に株が上がる時は金利も上がり、債券の値段は下がります。景気の悪い時は、流動性を高めるために金利は下がり債券の値段は上がりますが、当然株は弱いものです。このように、株と債券の値段は通常逆向きに動きます。ヨーロッパやアジア、日本は当面エクイティの時代でしょう。新しいビジネスなどが立ち上がって行く中で、会社価値、株価が全般に上がって行く局面だと思います。一方循環論的に言うと、アメリカは株の時代がそろそろ終わろうとしていて、いずれ(大統領選の終わった頃でしょうか)債券の大相場が来るのではないでしょうか。勿論これは全ておおざっぱなマクロ的な観点ですが、世界中を流動性が投資対象を探して循環物色しているように、過去の例を見ても思えます。


2月17日     <日本国国債の格付け>
我が国の債務の格付けを、ムーディーズ社が最上格のAaaから、一段下のAa1に引き下げたのは2年ぐらい前のことだったでしょうか。当時、「世界最大の債権国がどうして最上格でなくなるのか」などの議論が活発にされましたが、本日、ムーディーズがこの格付けの再引き下げを検討する旨を発表しました。その発表を受けて、国債は売られ(金利は上昇)、円も売られました。発表に対する市場の反応は教科書通りと言えますが、それではさてムーディーズの考えていることはどれだけ正当なものでしょうか?財政赤字の肥大化が主な原因だと言われています。格付けが下がるべきかどうかは別にしても、現状のような「両建て」が続く限り(例えば1300兆円の個人金融資産といわれながら、実は一方数百兆円の債務も存在します)、プライシングとしてある程度国債も円も弱く見積もられても当然だと思います。


2月18日      <不良債権とネット>
三菱商事が、ネット上での金融機関の不良債権の売買を事業化するらしいです。これはさすがに意外です。債権、特に不良債権というと一つ一つがユニークなもので、債務者の名前であるとか、特定の条件であるとか、いわゆる非公開情報がないと値決めが出来ないものです。インターネットというオープンなインフラとは基本的に相性はあまりいいようには思えません。インターネットには得意分野とそうでない分野があると思いますが、一見得意ではない分野におけるチャレンジは、興味深く見守って行きたいと思います。必ず、いつかどれかが通念を打破して成功するのでしょう。楽しみですね。


2月21日    <省略の美学>
私はドキュメンタリーよりも小説、小説よりも詩の方が好きです。映画も写真も、カラーより黒白の方が好きです。説明され尽くされないところに、受け手が自由に想像できる部分が残されています。蓮実重彦氏はこのことを省略の美学と称されましたが、現代のコンピュータ、ネット時代にはこのような美学は存在し得ないのでしょうか?私個人的には存在し得ると思っています。技術を追求・吸収する波の後には、それをどのように利用するか、また省略するかという模索が盛んに行われることになるでしょう。表現の仕方も自ずとヴァリエーションが出てくるでしょう。早くそのような時代になるといいですね。


2月22日     <電話番号>
電話番号は固定機も携帯もこの数年の間に桁数が増やされました。番号が足りなくなったからでしょうが、素朴な疑問があります。市外局番とは、電話事業主にとってどれくらい特別な重要な意味があるのでしょうか? 特に携帯電話においては、利用者からするとほとんど意味がありません。いずれにしろ全ての番号を回さなければいけませんから。携帯の番号は10桁から11桁に増やされましたが、市外局番と言うか、分類番号がなければ、利用可能番号は、10桁でも100億(引く1)個あります。どんなに携帯が普及しても、総人口の80倍は番号は要らないでしょう。11桁だと1000億(引く1)個あります。私にはどうも解せません。


2月23日    <B2B>
いわゆるEC(エレクトロニック・コマース)において、企業間のビジネスをB2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)と言います。今日本でよく騒がれるECは通常B2C(ビジネス・トゥ・コンシューマー)になります。消費者あてのビジネスです。物販も、オンライン証券もその範疇に入るでしょう。「B2Cの次は、B2Bが来る」と言うのが、どうやらアメリカにおける定説のようです。予め知った企業間であれば与信のリスクも少ないですし、一般にB2Cに比べて物を物理的に各地にデリバーする手間も少なくて済みます。この数日の間にも、B2Bの為に広帯域サービスを展開するエキサイト・アット・ホームとダウ・ジョーンズがJVを作ったり、全米最大の地域電話会社であるSBCや、世界を一周するファイバーを持つグローバル・クロッシングなどがB2Bの為に企業を買収したりしています。日本にもその波が来るのは時間の問題だと思います。


2月24日     <ネット狂騒曲>
香港のトム・ドット・コムの公開の話は御存じでしょうか?設立して間もない会社ですが、大財閥が後ろ楯であることと「ドット・コム」であることから大人気を博し、何と2000倍近い公募申し込み倍率になりました。香港上海銀行の九龍にある支店の前には、何と5万人が列をなしたそうです。公募価格は25円程度で、初日には10倍ほど値上がりするのではないかとのことです。凄いですね。ただそれでも絶対金額の振れ幅で言うと大したことはありません。数百万、数千万円単位で振れるよりはまだ穏やかでしょうか。


2月25日    <佐久間さん>
本日DKAの佐久間さんと、マネックスのオフィスで対談しました。とても楽しかったので、対談というよりは時事放談のようになってしまいました。特に興味深かったのは、投資対象銘柄が少ない時と多い時で投資スタイルが違いますかという私の問いに対して、それよりも投資期間が短いか長いかで、スタイルが、或いは見るところが変わってくるとのことでした。詳しくはいずれHP上で御案内致しますが、中々考えさせられるコメントだと思います。


2月28日    <酒気帯び運転>
どんなにお酒に強い人でも、どんなに判断がしっかり出来ると信じていても、お酒を呑んで車を運転すれば酒気帯び運転で捕まります。それは個人差はあっても、お酒が入っていると医学的にやはり判断が遅くなったり、間違えたりすることが多いからでしょう。個人差をいちいち証明することは困難ですから、外形基準で一括で判断して規制している訳でしょう。そのようなルールの番人であるべき人が、自らそのルールの基本理念を無視・否定するのは、さすがにビックリしました。


2月29日   <ヴォラティリティー>
以前にシャープ・レシオのことを書いたことがあります。似た考え方で、株価の毎日の変化率の標準偏差を取り(それがヴォラティリティー)、例えば気になる株の過去半年ぐらいの価格の変化率を、そのヴォラティリティーで割ってみると、興味深い数字が出るのではないでしょうか。恐らく各株の、リスクを加味した形でのリターンが計算できる、或いはそのようなものを考える上で参考になる数字が計算できるでしょう。価格の振れやすさ(ヴォラティリティー)には、マイナスの価値があることを理解すべきです。

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