個人事業や経営の経験がない方の中には、そのような働き方を思案する方も少なくないと思います。

いつまで会社員勤めをやるのか、漠然と先が見えないと、余計にそう思いがちです。

ただ、一つ言えるのは、勢いで会社員を辞めると後悔することが多いです。

今回は、個人で働こうと思う人が知るべきことについてのお話です。

 

 

§会社員は金銭面の不安は遥かに小さい

月給制の正社員にとっては、毎月お給料が発生します。

ごくごく当たり前のことですが、会社員しか経験がないと、この貴重な有り難みがわかりにくいです。

個人で働く人の多くは、毎月の売上高が安定しません。

また、その売上高は労働時間に比例しないものの方が多いです。

さらに従業員を雇えば、給料プラス諸経費をコストとして毎月払う側になります。

 

先に挙げたのは、それでも自分自身が健康体であることが前提です。

病気で働けなくなってしまったらもっと大変です。

企業の代表は雇用保険には入れませんので、出来る仕事が無くなっても失業保険はもらえません。

また、経費節減のために月給を抑えていると、健康保険から出る傷病手当金も少額になります。

業務上の事故においても、労災保険に入れなければ、治療費は自己負担になります。

 

したがって、金銭面では会社員として働く方が圧倒的に有利です。

裏を返すと、個人で働くことを選択するのであれば、不安定な収入を受け入れなければなりません。

§カギとなる勉強は「簿記」

個人で働くにしても、経営するにしても、必ず決算が必要になります。

また、収入が不安定であるがゆえに、決算期以外でもお金の流れを常時把握する必要があります。

簿記ができることは強力なアドバンテージです。

無論、近年は会計ソフトのユーザーインターフェースはかなり優秀ですので、

仮に簿記が出来なくてもある程度は大丈夫ではあります。

しかし、簿記の知識があると、仮にソフトが帳簿のつけ方を間違っても、自分で修正することができます。

必要な簿記のレベルですが、目安は日商簿記の3級です。

3級は簿記を勉強する人の入門レベルになりますが、それで十分です。

2級以上は工業簿記や商業簿記に分かれており、ボリュームも多いので、

個別に役立ちそうな部分をさらっとやれば良いと思います。

ちなみに、3級であれば2−3ヶ月の勉強時間で大丈夫です。

§パラレルワークにまず挑戦

パラレルワークとは日本語で言えば複業です。

会社員を続けながら、週1日とか別の仕事をやってみるのもこれに当たります。

パラレルワークの良い点は、会社員としての良い面(金銭面の安定)を享受しつつ、

個人で働く練習を少しずつ出来る事です。

この練習は、座学で勉強するよりも、実戦で積んだ方が圧倒的に効率が良いです。

給与以外の収入があると、その金額によっては確定申告することもあるので、知識が勝手に身につきます。

就業規則で兼業禁止のところもありますが、

規則上問題がないようであれば、まずパラレルワークをやってみるのが良いと思います。

 

(文:マネササイズ!チーフトレーナー ナカミチ)

 

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