ご無沙汰です。

 ひとたびお休みしてしまうと、なかなか復帰は難しいものですね。
前回は「日光街道」の古河宿まで書いて、1年半ばかりこのブログから離れていました。日光街道の続きは「日光街道ウォーク」でまとめましたので、よろしければご覧ください。
 今日は、久しぶりに近況を日記風に紹介したいと筆をとりました。あらためておつきあいのほど、よろしくお願いいたします。
 

 上田城

 今回は、軽井沢を拠点に、初秋の信州を旅してきました。連れの家族は軽井沢のアウトレットでショッピング。その間、しなの鉄道で上田駅へ。

真田氏ゆかりの街並みを歩きながら、上田城跡公園にやってきました。

 

 これまでに経験したことがない激烈な台風14号が九州に迫る中ですが、まだ、甲信越地方は影響を受けていないようです。

 

 上田駅を後にし、しなの鉄道で2駅戻り、田中駅で下車。ここから信州北国街道の海野宿に向かいます。海野宿に行くきっかけは、ブロ友さんの忠敬さんの「東の北国街道を歩く2日目③」を見て、その整然とした街道を実際に歩いてみたいと思ったからでした。田中駅から2キロほど歩くと、白鳥神社に到着します。
 

 この神社は、木曽義仲挙兵の地にゆかりのあるところでした。ちょうど、「鎌倉殿の13人」を見ているので、興味津々です。

 

 

 海野宿

 海野宿は、江戸と上越を結んだ旧北国街道の宿場町です。国の重要伝統建造群保存地区に指定され、「日本の道百選」にも選ばれているそうです。約650メートルにわたって当時の街道の雰囲気を感じることができます。まるで江戸時代にタイムスリップしたみたいですよ。

 

 海野宿には、防火壁としての「うだつ」が見られます。「うだつ」は、ブロ友さんのhouzanさんの記事で知りました。「うだつ」には「本うだつ」「軒うだつ」「袖うだつ」などがあるそうです。

 

美しいですね。

 

こちらも。

 

 あと、「海野格子」と呼ばれる独特の格子も特徴のようです。この格子は建物の2階から撮ったものです。風が抜ける広間は、養蚕の面影を残すたたずまいでした。

 

 街道に沿って用水路が流れています。3連休の中日でしたが、観光客はまばらです。

 

 大嶋屋さんは、お蕎麦などの食事処です。情報の拠点にもなっているようです。

 

 こちらは、海野宿滞在型交流施設だそうで、古民家を利用して、レストランや宿泊施設に改装しています。中に入って見学もできますよ。

 

 海野宿を歩き終え、振り返ると青空が広がっていました。とても心地よい気分です。また、街道歩きをしてみようかしら・・・

 

 約1キロほど歩くとしなの鉄道の「大屋駅」に到着します。15時台はなんと1時間に1本しかなく、仕方なく、駅内のベンチに座り、ペットボトルで喉を潤し、吉村昭さんの記録小説「陸奥撃沈」を読むことに。

 

 宿泊は、義兄の別荘を借りていました。安上がりです。翌日は、3歳になる孫と松ぼっくりや栗拾いや、ウルトラマンごっこをして過ごしました。本当に小学生の絵日記になってしまいました。

 

 皆様のところでは、台風14号の影響はどうでしたか、何事もなければ幸いです。

 最後までありがとうございました。