翌日、土曜日20日。
7時頃に起きて、祖母や祖母の兄弟たちに挨拶をして十日町を出発。
持たせてくれた祖母の塩むすびを道中食べながら、この日の会場である新潟市はGolden pigsに到着。
この日のイベントは、過去何度も企画に誘ってくれたトミタカズキ率いる5人組ロックバンド「Chic sick」のレコ発フェス。
その名も"終わらない夢"。
フェスと銘打つだけあって、出演者はバンドや弾き語り、それにライブペイントをやる絵描きさんも含め総勢18組!
大変長丁場なイベントのため、出演者集合は11:00、開演は12:30という異例の早さ。
当日の出演者の皆さんをこちらの画像で紹介(書くのが面倒なだけ)
ご覧の通り4Fステージではバンドが、5Fロビーでは弾き語りが演奏する2フロアを又に掛けた大掛かりなライブイベントとなりました。
出演者多数の為、一組ずつ紹介しているとまたMondeoの事ですからきっと気力をなくすので何組か抜粋してご紹介します(笑)
fornow bit
「劇団☆ASK」さんがきっかけで出会った英国と日本のハーフで歌声が素晴らしいミカさんと、ギターテクが半端ないコータローさんの2人組アコースティックユニット。
久しぶりの対バンでしたが、やっぱり素晴らしい。
たった2人なのにダンスミュージックで客を沸かせるライブパフォーマンスは圧巻。
ギャップのあるミカさんのたどたどしいMCも最高。
ハプニングもあったものの、ものともしない熱演でした。
吉井ミキ
ミキさんも久しぶりの対バン。
古町音楽祭、昨年優勝しただけあって演奏力はさすが。
何より楽曲が素晴らしい。
彼女もMCで言っていましたが、バンドを立ち上げたそうです。
ソロで聴いても思いっきりバンドサウンドだと思っていたので、バンドだと尚更格好良さそうです。
もしもしカメよ
マイケル(イマイユウヤ)がやっているバンド。
曲目はほとんどマイケルのソロの時の曲だったけど、バンドでやるとこうも変わるかとびっくりした。
何より、マイケルがシンガーソングライターからバンドマンに化けていて、あんなに動くマイケルは初めて見た。
喋らなきゃホント格好良いのに(笑)
言葉翔
言わずと知れたGolden Pigsの店長であり、前衛音楽家。
いつも見入ってしまいますが、今回は特にキレキレのライブでした。
自分は一生音楽を続けて行きますとMCで話していましたが、今回のイベントのタイトルにもなっている"終わらない夢"という言葉を体現してくれたライブだったと思います。
シンガーソングライターとして、また先輩として目指すべき人だなと再確認したステージでした。
間瀬啓介
パーカッションの方と2人での演奏でした。
初見だったけど、思い切り心臓を掴まれた。
民族音楽を内包したような独自の音楽性と、機械を使った抜群の演奏スキル。
小洒落たbarなんかが似合いそうな大人の音楽でした。
Mondeo
はい、僕です。
翔さんも言っていたけど、バンドに負けてたまるか!っていう思いが心の底にあって、初っぱなから全開でぶっ放しました。
セットリストは以下。
1.未来で待て
2.アイドルマーケット
3.越後道中・味探訪
4.主演男優賞
この日もお泊まりだったので、ライブ前にビールを飲んでからステージに臨みました。
やっぱりアルコールが入るとばか調子良くて、ボルテージも最高に上がりました。
コール&レスポンスも絶好調で、「ロックンロール‼」とか絶叫して過去最高のテンションでライブが出来ました!
ヒグチアイ
東京から参加のキーボード弾き語り。
この方も初見でしたが、またもや心を鷲掴みにされました。
何とも染み入る歌詞と奥行きのあるメロディーライン。
東京にはこんな化け物たちがわんさかいるのかと思うとしゅんとしちゃいます。
あとで同い年と聞いて心底、溜め息が出ました。
そしてトリはChic Sick。
僕は最初から見れなかったのでその場にいなかったのですが、キーボードのレイナさんが脱退されるそうで。
レコ発、メンバーの脱退。
色々な想いを抱えて臨んだステージだったと思います。
でもライブは抜群にノリノリだったし、お客さんのテンションも最高に上がって素晴らしい時間でした。
本当に誘ってくれてありがとう!
因みに下の写真はライブペイントをやってくれたCacoさんの絵。
素晴らしい出来栄えです。
終演後はいつもの赤たぬきで打ち上げ。
お客さんで来ていた千葉の川村ケイタさんの無茶ぶりが炸裂して、ショートコントしかしてませんでした(笑)
その後も店を変え2次会に参加し、結局翌日の6時くらいまで飲んでました(後半は寝てたけど)。
そして車に戻り少し仮眠をとり、翌日の(というか当日の)ライブに備えました。
(続く)