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May 29, 2005 08:27:07

Blow-up

テーマ:La Vie de Art

 Blogのプロフィールに『Photoを自己表現の主体とする』と書いていながら、その事について語る事は避けていました。何故かと言うと自分の写真哲学などを書くだけなら幾らでも書けるが、やはり作品で語りたい。言葉はPhotoの中に隠されている。それをPhotoの中から感じてくれれば良いと思うのだ・・・


今日は最近撮った写真を主にを焼きました。ミケランジェロ・アントニオーニの『欲望』という映画を知っている方はどんな作業か解ると思いますが、知らない方は鑑賞してみて下さい。どんな作業か分かります。

モノクロームを主に撮っているので普段は自家プリントしています。時代はデジタルが主流になってきましたし、デジタルの良さも判るが、どうしてもアナログ式の写真加工の工程には敵わない。暗室作業は一種のイニシエーションであり、それは魔術と呼ぶにふさわしい作業なのだ。この工程はとても地味で孤独な作業だが、自分の世界に没頭できる。

そして暗闇の中で光を操り、印画紙に感光させる。そして現像液停止液定着液の3段階の作業を行う。ひたすら自分の気に入るコントラストを出す為に同じ作業をひたすら繰り返す、繰り返す、繰り返す。

                                 

そして今日焼いた写真の一部をデジカメは持っていないが、最近Manuが買ってきたWeb cameraで撮影してみた。ちょと解りづらいがこんな感じで3段階の工程が済むと、パットの中に水を張って水洗する。

*暗室を撮影しようと思ったが、Web cameraのコードが部屋まで届かないので撮影断念(苦笑)

Photoについて書きたい事、伝えたい事はまだまだあるが、今日はこのぐらいにしておきたい。


こんな感じで僕はFranceでの『うたかたの日々』を抜け殻に残してゆく・・・             Monde

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May 28, 2005 07:20:01

望郷

テーマ:La Vie de Pansee

                       皆様にお知らせします!

 近日中に日本へ行きます。何故かと言うと、今抱えている問題を解決する為です。幸いにユダヤ人のパトロン(雇い主)が、日本への往復チケット代を出してくれました。出発日や具体的な事はBlog上なので書けませんが、今回の帰国中に問題を解決してきます。                          monde


今日はこんな感じで書き始めましたが、日本に帰国したらこの問題解決の他に、あと一つやるべき事があります。それは父母が住む土地への帰郷なのです。

               

                  望郷への想いは琥珀色 器の底に 我沈みゆく・・・


 故郷には約5年帰っていません。最後に帰ったのは妹の結婚式以来だったと思います。あれから約5年の月日は激流のように流れ去りました。たまに日本に電話すると「妹に二人目の子供が生まれる」と母が言うのでした。「おめでとう」と幸せの気持ちを思う反面、「自分の住んでいる世界の時間軸が父母の世界と完全に狂っている。」そんな事を心の片隅で思う自分がいたのです。

しかし孤独の発明という本を読んでから故郷や父母への思いは強く募りました。僕は情けない事に、今頃になって気が付いたのです。父母の事を曖昧にしか解っていない事!そして父母と過ごす残された時間も限られている事、そして告白します。いかに放蕩息子だったと言う事を・・・


                      

著者: Paul Auster

 

なので今日は仕事が終わってから、大急ぎでパリ20区にあるPolte de montreuil(ポルト ドゥ モントイュ)のCarrefourへお土産を買いに行きました。ちなみにCarrefourは22時まで営業しています。

今回は家族を第一にお土産を買いたいので、父には前回の記事に書いたPastisを。(パスティス)渡そうと思い買ったのでした。そして父とパスティスで杯を交わしながら、今までの経緯やフランスでの体験、そして父の事について知らない事を色々聞いてみようかと思った訳です。そして母や妹には香水を空港の免税店で買おうかと思います。あと甥に玩具を買わないと(笑)そして日本でお世話になる友人たちへも!

今回、帰国費用はパトロンに出してもらったので、その分家族へのお土産にはお金を惜しまないようします。そしてパトロンには本当に感謝します。そしてこれが今、家族へ出来るせめてもの償いです。

そう言う訳で、たまには親孝行をしようと思う今日この頃でした!                     Monde

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May 25, 2005 06:47:04

指先で語る愛

テーマ:La Vie de Amour

 前回の記事に励まし、応援、のコメントをいただきました。あなた達にMelciをあげたい !! 

mireineさん  1107さん  orangekissさん  moncheribebeさん  nabenabeさん   sweet-bluestarさん

そして今抱えている問題も少しずつではあるが、良い風が吹いてくると思うので安心して下さい。


最近気づいたのだが、僕のBlog読者は女性の方が多い。男性が少ないのだ。何故だろう?

Blog人口は女性の方が多いのか?まあその事は置いとこう。そんな事で今日は特に女性なら関心を示す話題にしようと思いました。それは僕がフランスで経験したAmour(愛)についての些細な出来事です。


 2003年の7月にルームメイトManu(マニュ)の実家があるNormandie (ノルマンディー)のBayeux(バイユー)という町へヴァカンスに行った時の事でした。この町はTapisserie(タピスリー)で有名な町なのです。そして彼の家族と会った時に、Manuのお姉さんSophiue(ソフィー)と初めて会いました。彼女はエマニュエル・ベーアル似の顔立ちで、ショートカットの金髪に。唇が印象的な都会擦れしていない女性でした。(彼女にはフィアンセがいます。)バイユーではいつも、マニュとソフィーそれに僕の3人でアニスの香草で造られた蒸留酒Pastis(パスティス)というアルコールを飲みながふざけあったものだ。そしてパリから300キロ離れた町で過ごしたヴァカンスは生涯忘れられない。そしてPastisの味をたまに思い出だすのだ。

                        

 それからして、その年の9月の初頭。ヴァカンスでソフィーがパリへ遊びに来た時の事でした。

3日ぐらいの滞在だったと思います。またマニュにソフィーそして僕の3人で葡萄酒を飲みながらふざけあっていました。その時やたらとソフィーが僕の手を触ると言うか指先で愛撫してくるのです。僕も少し酔っていたのであまり深く気にせず、コミュニケーションなんだろうと軽く思いながら彼女の指先を感じていました。


そして酔いも覚めかけた頃に、自分の部屋のベットで寝そべっていると彼女が部屋へ入ってきたのです。「どうしたの?」問うと、彼女は口元指を当て「静かに」と言う合図をしました。僕は(どうしたんだろう?)と思っていると、彼女はあの嘗めまかしい唇を重ねてきたのでした。それはとても柔らかな唇で、さすがに驚いてしまい、一人の男として興奮してしまいました。あの時は接吻していた時間が、やたらと長く感じました。しかしその反面、僕は彼女のフィアンセも知っているし複雑な気持ちでその時を過ごしたのです。そうしている内に、隣の部屋からマニュが「ソフィー」と呼んでました。彼女は「今行く」と言いながらその場を後にしたのです。その夜はとても寝付けなく、Cinemaのワンシーンで「指と指が絡めあう場面」を今日の出来事と照らし合わせたり、何故彼女は「フィアンセを知っている僕に接吻したのか?ただの火遊び?」そして「彼女の唇」など。そしてこれがフランス人のPassionement Amour(情熱の愛)なのかと夢想に更けながら・・・

 

次の日、彼女はバイユーに帰る日でした。僕は気まずさを隠しながら何事も無かったように、僕は彼女へ別れのBISE(頬へのキス)をしました。きっと彼女も同じ思いだったと思う。(彼女にはフィアンセがいるのだから、このまま何事も無かったように)そして一夜限りの淡い想いは霧の中へ霞んでゆくのだった。

PS  ソフィーは現在フィアンセの子供を宿っている、そして今年の7月に出産予定です。        Monde

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May 24, 2005 07:50:52

『道』そして絶望を抱くとき・・・

テーマ:La Vie de Cinema

 フランス滞在3年目で初めてやばい状況に遭遇している。何故かと言うと、今働いているお店に衛生局の監査が入ったのだ。そしてその時間帯に働いていた僕は必然と監査の人にマークされているのだった。

詳しい事はBlog上なので書けない。だが今現在、それが僕の置かれている状況なのである。しかしまだこうしてBlogに記事を書き込む時間もあることは確かだ。つまり時間の問題なのである・・・


人間は絶体絶命と言う状況に置かれると、大まかにみて3種類の選択が用意されている。

①それを回避する為に行動を起こす。

②行動を起こさずに、運命に身を任せその時を待つ。

③それを回避する為に行動を起こし、後は運命に任せその時を待つ。


 僕が何番を選択したかはココに書かないでいます。取り合えず今は不思議とネガティブでないのは確かである。それは何故かと言うと、数少ないフランスの友人の助けがあったからだ。

話は変わるが僕が昨日書いた記事のコメントにorangekissさん と言う女性が「フェデリコ。フェリーニのを回想したら、切なくなり泣けてきた」と書いてありました。僕は18か19歳の頃に、NHKの世界名作劇場で初めてフェリーニの作品を観たのですが、その時に感じた想いは今でも忘れません。

      

    

                      

サーカスの芸人世界に憧れるフェリーニが、大道芸人のわびしい浮浪生活を描いた名作。白痴の女性ジェルソミーナは、夫ザンパノの女と酒、暴力三昧の生活で自信を失い、何度も彼のもとから逃げようとする。そんな時、ある青年に出会う。ジェルソミーナは彼によって勇気づけられ、夫と生きていくことを決心する。しかし、ザンパノが青年を殺してしまったことから、事態は変わっていく…。
美しい心をもつジェルソミーナは何度も夫を信じ、その度に裏切られる。大道芸人の笑顔という仮面の下の悲しみを表情豊かに、フェリーニの生涯の妻ジュリエット・マシーナが演じている。本作は最も感動的なフェリーニ作品として知られ、ベネチア映画祭ではサンマルコ獅子賞に輝いた。

アカデミー外国語映画賞受賞作。54年、モノクロ。


それは人間は1人では生きていけないと言うとても単純な事だが、人間の見落としがちな事を再確認したのでした。そして不安と孤独に絶望を感じる時こそ、愛する人や友人の些細な言葉で希望を感じるものだ!

                                                             monde

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May 22, 2005 03:13:42

栄光は誰の手に?カンヌ映画祭 2005 授賞式

テーマ:La Vie de Cinema

たった今カンヌ映画祭の受賞結果が出ました。いち早く日本の皆様にお伝えします!!

そしてエミール・クストリッツァの選評は、やはりカンヌ映画祭にふさわしく手堅い審査結果だったと思いますが、しかし既に受賞した監督にに賞を与えるのはどうか?と思う受賞結果でした。


L’ENFANT 』   第58回パルムドール受賞作

監督 ジャン・ピエール・ダンデルヌ&リュック・ダンデルヌ

ロゼッタ」の監督が二度目のパルムドールを受賞しました。主演は「イゴールの約束」のジェレミー・レニエ

です。そして僕好みの映画なので早く作品が観たいです。おめでとうダンデルヌ兄弟!!!


BROKEN FLOWERS』  第58回グランプリ受賞作

監督 ジム・ジャームッシュ

1989年に「ミステリートレイン」で芸術貢献賞以来の受賞らしいです。「コーヒー&シガレット」は駄作だったけど今回はシナリオに力を入れたのか!?おめでとうジャームッシュ!!


女優賞                  男優賞
ハンナ・ラズロ 「Free Zone」     トミー・リー・ジョーンズ 「The Three Burials of Melquiades Estrada」       
    


監督賞                  シナリオ賞
ミヒャエル・ハネケ 「Cache」      ギジェルモ・アリアガ 「The Three Burials of Melquiades Estrada


審査員賞
ウォン・シャオシャイ 「Shanghai Dreams

ちなみに小林政広監督の「バッシング」は駄目でした。今年はこんな感じのカンヌ映画祭2005です。

PS 今日は書く予定の記事があったのだけど、授賞式の為変更しました。それではSalut!!    monde

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May 21, 2005 07:43:40

Blogを始めて思ったこと

テーマ:La Vie de Pansee

池田満寿夫著『エーゲ海に捧ぐ』の後記にこのような事が書いてありました。


『何故私が文学にはまり込んだかということについて、若干の説明をしておきたい。私はアメリカの東部の小さな町に住んでいるので、まず殆ど日本語を喋るチャンスの無い状況におかれている。それに遊びに行く場所も無い。そうかと言って朝から晩まで絵ばかり描いている訳にはいかない。また日本語が喋れないから、どうしても頭の中で日本語の独り言を言うようになる。いつも頭の中が言葉で一杯になってくるのである。言葉、言葉、言葉。日本語で何か書かずにおれなくなったのはたぶんこの為だったのだ。』

             
著者: 池田 満寿夫
タイトル: エーゲ海に捧ぐ 窓からローマが見える

 海外に住むと確かに母国語の言葉に飢える。おまけに職場では毎日フランス語なので喋る機会も無いし、家に帰ってもフランス人のルームシェアメイトがいる。そして日本の友人も少ないので必然と僕の頭の中で日本語の言葉が駆け巡るのだ。なのでBlogを始めてからは、今まで僕の脳の中を駆け巡っていた日本語の言葉は塞き止められた川の水が氾濫するように流れ出したのかもしれない・・・         monde              

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May 18, 2005 09:51:31

悪い奴らはよく眠る・・・

テーマ:La Vie de Pansee
 車が向かった先はシャルル・ドゴール・エトワールだった。この辺はパリの右岸では商業地区で高級ブティックが密集している場所なのだ。そして僕達はルイ・ヴィトンのショップの前に集まり打ち合わせをし、一人1000ユーロ渡された。はこの時の気持ちを正直に言うと、このまま1000ユーロ持ち逃げしたい気分だった。しかしケンちゃんの指示どうりの品物を買いに出かけたのだ。(今じゃもう指示された品物の名前さえ覚えていない。)さすがに高級ブティックと言うだけあって、入り口の門構えが立派で、入るのにも何故か戸惑った記憶があり、僕は驚愕と共に嫌悪を感じていた。「ボンジュール、ムッシュ-」と言いながらドアマンが開けてくれた入り口を、僕は「メルシー」と返事しながらも、内面では早く仕事を終わらしたいと思いながら、重い足取りで靴の踵を引きずりながら入っていったのだ。

 

店内はゴージャスなデコレーションとルイ・ヴィトンの品物で埋め尽くされてあった。そこにいる客層は、フランスの上流階級らしい姿をしたムッシュー・マダムやツーリストらしき人々もおり、品定めをしていた。

取り合えず早く目的の品物を探し出して、早くこの場所を出ようと思いながら探ていた。そう言えば僕と一緒に来たカップルは、ブランド物に詳しいらしく、楽しそうに店内を見回っていた。それ以来行方分からず。


そうしている内に誰かフランス語で僕に声を掛けたのである。僕は振り返ると、そこには金髪で良い香りを放つ綺麗なマドモワゼルが立っていた。「何かお探しですか?ムッシュー」と答えながらも、なんか不快な顔をしていた。僕は戸惑いながら「ウィ」と答え、ケンちゃんに依頼された品物の名前を日本語のアクサントで答えたのだ。              *僕はこの頃、フランス語を殆ど喋れず、簡単な単語しか知らなかった。

 

それから「あなた日本人?」その様な事をマドモワゼルは聞いてきた。僕は「ウィ」と答えた。マドモワゼルは「OK!!」と答えながらもウンザリといった調子だ。そしてやる気の無い足取りで案内してくれた。(パリはサービスが悪いと言うがコレはそうなのか?それとも東洋人がこんな高級ブティックに来るのが不愉快なのか?)そんな事を考えながら、品物の置いてあるフロアーに向かったのだ。

 

「あなたが探してるのはコレね?」マドモアゼルは品物を指しながら、相変わらずやる気のなさそうな態度で接客していた。僕はその品物が健ちゃんに頼まれて、カタログに載っていた値段や同じ形と色か確認した。そして同じ品物だったので「コレをお願いします。」と片言のフランス語で答えた。マドモアゼルはパスポート出すように言ってきたので素直にパスポートを渡した。そして確認が済んでからキャシュコナーでお金を払い、何とか目的の品物を買う事が出来たのだ。しかし僕は忘れない。現金を渡す時に、マドモアゼルが受け取りながらも見せた軽蔑の視線を、あれは何を意味するのか?あの頃は解からなかった…

 

そして急ぐように店を出てた。そして大急ぎでゴロワーズを吸いながらリラックスし、胸糞悪い思いをかき消しながら、ルイ・ヴィトンの買い物バックを片手に、ケンちゃんが待っている場所へ向かったのだ。

彼は車越しに体を傾けながら、空ろな表情で空を見上げて待っていた。僕は彼にこの忌まわしい買い物バックをすぐさま無言に渡したのだ。そして早く報酬の10%である100ユーロを渡してくれるように言った。

彼は「まだ時間があったら、もう一軒行かない?」と言って来たが、僕は断り早くこの場を立ち去りたかったのだ。そして彼は渋々と僕に100ユーロ渡し、「また時間があったら手伝ってね!」と言ってきた。

 

それから僕はユースホステルに帰り、今日の忌まわしい出来事を忘れる為に、安物の葡萄酒を飲んでいたら、あの大阪弁の女性がやって来た。彼女は「どうやった?うまくいった?儲けたやろ?またケンちゃんを手伝ってやってな~」と言ってきたのだ。僕は聞き耳も貸さずに、安物の葡萄酒を淡々と飲んでいた。


そしてその日の夜、ユースに泊まっている顔見知りのバックパッカーと共に飲みながら話していると、ケンちゃんと大阪弁の女性の話をしてきたのだ。彼曰く「あの大阪弁の女性は実はケンちゃんが好きなので、あのようにユースにいる日本人を、買い付けバイトにスカウトしているんだ。」僕はその事について、前から何となく解かっていたが、どうでもよい事だった。肝心なのは幾ら金に困っているからって、自分の魂を売ったことだった。読者の方には大げさに思えるかもしれないが、何故かその時の僕は、重大な過ちを犯したような気分だったのだ。しかし金の為に自らを平気で売る狡賢さも、僕の心の奥には眠っていた。人間の儚さを感じながら、安物の葡萄酒の働きもあり嘔吐を誘うぐらい酔いつぶれたのだ。

 

そう言う訳で昨日のタイトルに書いた、ブランド買い付けバイトの真実を書きたいと思う。その真実とは二年前に何かのきっかけで友人から紹介された。ルイ・ヴィトンで働いている日本人女性から聞いた話なのだが、それは『中国や日本、その他アジアの地域で暴力団やマフィアの資金源でもある、麻薬や売春にその他汚れたお金をマネーロンダリング(資金洗浄)する為に、この様に高級ブランド品を暴力団やマフィアは買い付けて日本に輸送し、それを日本のブランド信仰する人々が買うと言う構図が出来ているらしい…』

マネーロンダリングとは何か?知りたい人はhttp://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini25.htm を参照。

 

そして今になって、ルイ・ヴィトンのマドモアゼルが軽蔑したような目で見たのかが、解かったような気がするのだ。彼女はひょっとしたらこの事実を知っていたのかもしれない・・・

それから僕はブランド物を好きな方に、どうこう言うつもりは無い。ただ現実にこのようなマネーロンダリングの為に、買われたブランド品が日本または中国その他の国で売られていると言う事を伝えたかったのだ。

だいぶ文章が長くなりましたがココまで読んでくれた方、あなたにMelciをあげたい !!        Monde

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May 17, 2005 09:25:35

ブランド買い付バイトの真実

テーマ:La Vie de Pansee
 パリには日本書籍を扱うお店でジュンク堂やBock offが営業しています。そしてそこには掲示板が設置してあります。(そう言えばジュンク堂は掲示板を撤去したのかな?)そこには帰国売りや求人募集そして語学交換などの張り紙があり、パリ在住の人々にとって情報交換の場所なのです。そしてその張り紙の中に、ブランド買い付け募集と言う求人を見ます。フランス在住の方は良く見かけると思うのですが、実はこのバイトには闇の部分が隠されているのです。今日はこの事について、どうしても読者に伝えたいと思うのです。

 

なんか冒頭の文章が三流ジャーナリストのように書いてしまいましたが(笑)気を取り直して!!

実は5年前に、このバイトをした事がありました。それは僕がバックパッカーでヨーロッパを旅していた時の事です。僕が泊まっていたユースホステルの玄関前に、毎朝日本人の男性がウロウロしていました。僕が嫌いなタイプのスノッブな姿をしていた。年は二十代後半と言った所だろう。

 

ある日、同じユースに泊まっていた顔見知りの日本人の女性が、僕に話しかけてきました。その頃のユースは1月中盤で、何故か日本人のバックパーカーが沢山集まっていたのだ。何故かと言うとパリはバックパッカーの中継地点だからかもしれない。そしてその女性は大阪弁でこんな事を言ってきたのです。

 

女性 「なあ~良いバイトがあるんやけどやらへん?」

M 「なに!バイト?何のバイトなの?」


その頃の僕は2ヶ月のヨーロッパ長期旅行をしている最中で、旅も後半に差し掛かっていた。そしてスペインで3人組の強盗に合い、カメラや荷物全てを奪われたのだ。幸いパスポートとキャッシュカードは隠しポケットに入れていたので助かったが、かなり身体的に精神的に疲れていた。そして旅の資金も底を突き掛けていたのだ。なのであの時はどうしても、目先の金に眩んでしまったのだった。

*ちなみにMはMondeのイニシャル。

 

女性 「ブランド買い付けのバイト何やけど、ええお金になるで!!実は今な人を探してるねん。どないなん?」

M 「お金って幾らもらえるの?しかもブランド買い付けって何の品物を買えばいいの?」

女性 「あんたルイ・ヴィトングッチシャネル。それからプラダ知ってるでしょ?あれを買ってもらえれば良いねん。給料はな、買い付けた金額の10%やで。だから沢山買い付けただけ、お金沢山もらえるねん。ええバイトやろ!そこのアンタもやる?3人ぐらい人集めているねん!!な~」

 

勿論、名前は知っているが僕には興味など無かった。しかし金の為だった・・・そして僕の他に同じユースに泊まっている日本人のカップルがこの話に乗り出していた。

 

M 「分かった!その仕事やるよ。だけどこんな格好だし、しかもそんなお店で買い物できるの?」

女性 「かまへん!かまへん!大丈夫やで(笑)ほんなユースの外に立ってる人に伝えてくるわ。あの人がな、この仕事の責任者やねん。ケンちゃんと言ってな、最近業績が悪いねん。だから助けてあげたいやん」


そう言う事で、彼女は外に出て男に話を伝えたらしい。数分後、そのケンちゃんとやらを紹介されたのだ。

 

ケンちゃん 「こんにちは。このバイトを引き受けてくれるって聞いたんだけど、お願いしてもいいですか?」

M 「いいですけど、報酬は皆さん大体どの位貰っているのですか?」

ケンちゃん 「そうだね!多い人で200ユーロ。少ない人で50ユーロ。様は沢山買い付けてくれただけ貰えます。いいですか?じゃあパスポート見せて下さい。」

 

僕達はパスポートを見せた。それにしてもこのケンちゃんとやら、受け付けないタイプだ。

 

ケンちゃん 「OK!! ありがとう。それじゃ説明しておきますが、必ずグッチプラダそしてシャネルルイ・ヴィトンのショップでは、パスポートチェックされるので店員に聞かれたらパスポートを差し出してください。」


その様な感じで、彼とのやり取りは終わったのだ。後はカタログを見せて、買う品物の名前や形などを説明された記憶がある。そして僕ら3人は彼の運転する車に乗り込み、僕は水で薄めすぎたレモン水のような罪悪を感じながら目的地へ向かったのだった・・・

 

疲れてきたので続きはまた明日!!                                  Monde

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May 15, 2005 10:43:59

蚤の市

テーマ:La Vie de Pansee

 最近面白い出来事があったのでBlogに書きたいと思います。それは今週の月曜日の事で、この日は月曜日と言う事もあり、パリ20区にあるPolte de montreuil(ポルト ドゥ モントイュ)のBazar(蚤の市)へ掘り出し物を探しに行った時の事でした。

 

ここの蚤の市は18区のPolte de Clinancourt(ポルト ドゥ クリニアンクール)より庶民的で、ガラクタに近いものが平気で売っている。(何故か僕はガラクタに囲まれると心が安らぐのだ)そして古着など凄く安い値段で買える。根気よく探せば、結構掘り出し物に出会えるかもしれない。

付け加えておくと14区のPolte de Vanves(ポルト ドゥ バンブ)は、アンティ-クが多いい蚤の市で、ここも庶民的で結構面白いものが見つかる確率が高い。僕はここでイギリス製のブルーベルベットのジャケットを10ユーロで購入した記憶がある。しかしここは土、日しかやっていないので僕は滅多にいけないのだが・・・

 

探していたものはTシャツなので1ユーロの場所を漁っていたらアニエス・bのロンTを見つけた。サイズも丁度よく合い、即行で「コレを下さい」とアラブ系の店員に聞いた。そうしたら店員は「6ユーロ」と言ってきたのだ。以前の僕なら「ふざけるな」と店員に食って掛かるところだが、ここは店員に丁寧に説明したのだ。

僕が見つけたのは1ユーロの場所です」そして「だからコレは1ユーロじゃないですか」と、周りの客を見渡しながら答えた。そしたらアラブ系の店員はすぐさま「あっそう、じゃあ1ユーロ」と悪びれた様子も無く答えたのだ。そして商談は成立したのである。

 

パリではこう言う出来事は良くあることなので、この様な状況に遭遇したら取り乱さないことだ。そして出来れば片言でも良いから、フランス語で言った方が事はスムーズに解決すると思うのだ。とにかく「Non」という事である。そしてこの様な場所では、日本人は特にカモにされやすいので旅行者は注意してください。

 

 それにしても前置きが長くなりました(笑)実は冒頭に書いた面白い事とは、上記に書いたことじゃないのです。それはロンTを購入したあとの事でした。何気なくバザールの出し物を眺めていると多少汚れているが、白いキャンパス生地の軍物のリュックサックを見つけたのです。

*解りやすく言えば、裸の大将が背中に背負っていたサックを少し小型にしたサックだと想像してください。

 

僕は店員に聞いてみました。「このサックはいくらですか?」そしたら店員は「これはうちの品物じゃない」と言いました。そして「そこにいる客の持ち物だ」と背の高い男性を指して教えてくれたのです。

その男性はそれに気づいたらしく、僕を見て「このサックが気に入ったのか?」と聞いてきたのです。

なので「そうです」と答えると。彼は突然カバンの中にある持ち物を、スーパーマルシェのビニール袋に全部移して、こう答えました。「10ユーロで売ってあげるよ」と。

突然、いつの間にか商談になったのである。「しかしあなたはサックが無くなるでしょう!!」と僕が答えると、「いいんだよ、このサックを気に入ってくれる人がいたら譲って新しいのを探すよ」と彼は答えたのだ。僕は何故かその時、彼の行動とセリフがカッコ良く思え、僕の頭の中では妄想の8mmカメラのレンズがローアングルで、この状況を写し取りFilmはカタカタと回っていた。そしてCinemaの一場面に遭遇したような気分に思えたのだ。結局、僕は彼に10ユーロを渡して、そのサックを購入したのでした。

 

そして、このサックは今、現在毎日使用しています。そして僕も何時か自分の気に入っている物を欲しがる人がいたら、、「いいんだよ、コレを気に入ってくれる人がいたら譲って新しいのを探すよ」と、彼の様にさりげなく譲ってあげようと思う今日この頃です。

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May 14, 2005 08:43:00

アメリカの友人

テーマ:La Vie de Ami

 先週から今週に掛けて友人の友達が3人遊びに来てました。

しかし僕は人を案内するのは苦手なのです。何故かと言うとパリに住んでいても、趣味の範囲でしか行動しないから、とても案内なんて苦手なのだ。それと以前Blogにも書いたようにレストランなど殆ど行かないし。

僕に出来る事は精々パリの土地勘と交通手段に趣味の範囲ぐらいだろう・・・

 

第一エッフェル塔も登ったことが無いし。ノートル・ダム大聖堂に入ったのも、つい最近の事なのだ。

(Jen-PaurⅡが亡くなったとき)しかし3人とも初対面だが共通の友達がいるので、話には困らないと思いながらも不安交じりで承諾したのです。それにしてもパリに住んでると「友人の友人がパリに行くから案内お願い!」と言うパターンが多いのは僕だけだろうか?

 

彼ら彼女らはニューヨーク在住で今回が初めてのフランスだと言う事でした。アメリカ人のDと日本人の奥さんのKさん、そしてHさんの3人で会うことに。ポンピド-センター前に21:00に待ち合わせしたので行ってみると無事に出会う事が出来ました。アメリカ人のDは案の定アメリカンスマイルで微笑みかけてきました。

3人ともアート系の人なので、会話は弾みました。しかしDとの会話は英語しか話せないので辛かったです。普段英語なんて使わないから簡単な言葉も思い出すのにタイムラグがあり、伝わってるのかも曖昧でした。しかしアメリカ人にしてはかなりセンスの好い人で共通の話題も沢山あったので安心しました。そして「何処かセンスの好い飲める場所は無いか?」という話になり、いつも行くBarへ行きました。

 

3人ともBarを気に入ってくれたので僕も緊張から解放され、4人で杯を交わしました。そしてニューヨークパリの違いを話し合いました。二国とも自由がスローガンの国ですがFREEDOMLIBERTEを話し合った結果、Kさん曰く「ニューヨーカーは全てが競争社会で他人を蹴落としてでも成り上がる人が多く、常に気を張って生きているので疲れている人々が多いい」と。なんか日本に似ている感じがするのは僕だけか?

そしてニューヨーカーのD曰く「9・11以降、市民の間にはテロの恐怖がまだ意識の深いところにあり、常に何にでも警戒してしまう」とDは麦酒を飲み干しながら言った。僕はDの発言にはとても興味がありました。

 

そう考えるとパリジャンはどうだろうか?僕が思うにフランスは競争社会というより階級社会なのじゃないかと思い、パリの人々を見てみると他人に警戒なんて無縁で(勿論防犯セキュリテ-は別ですが)、様は興味あるか、無いかで実に解りやすいラテン民族の行動様式だと思いながら、気が付いたら4杯目の葡萄酒をシェフに注文していました。 *これはあくまで僕、個人の意見です。

 

笑顔一つでもアメリカとフランスの価値観の違いが感じられます。アメリカでは初対面の相手に警戒を与えないようにスマイルをするが、フランスでは初対面の人にはきっかけが無いとスマイルしないと思います。もし無闇にスマイルしたら「馬鹿にしてる」とか「何か企んでる」と考えるみたいなのです。

日本とはアメリカとフランスの中間ぐらいの価値観なのかな?と葡萄酒を呷りながら思ったものです。

そして3人と楽しい会話が出来たし。そう言えば冒頭は案内の話でしたが、そんな事は月並みなみだし、別に書かなくてもいいかなと思うので、この辺で文章を切り上げよう・・・

 

そう言う訳で彼らは、今週アメリカに無事に帰国しました。Dも「自分の乗っている飛行機がホワイトハウスに突撃する事無く、無事に着いた。」とmailを送ってきました。(やはりD自身テロの恐怖が依存してるな!)と思いつつ、そんなアメリカの友人達との過ごした数日だったのです。

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