愛は勝つの思い出 | 誰にも言えず綴る

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余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。

また1人、有名な方が癌で亡くなってしまった。

KANさんのご冥福をお祈り申し上げます。

愛は勝つは一世風靡した名曲で

好きな人が多いと思うけど、

実は私にとってはあまりいい思い出のない曲で、
本当は素晴らしい作品なのに、
やさぐれた気持ちがずっと混入してた時期があって、
KANさんに改めてごめんなさいって言いたい気分です。

長男が1歳半の頃夫が転職し、
私たち家族は故郷の近くに戻ってきた。

夫は仕事中心で
私はワンオペ育児で
長男が保育園に入るちょっと前に
発達障害グレーゾーンだとわかり…
私は1人で思いつめる日々だった。

人と交わる事が苦手な長男の療育にもなるし、
私自身も一人ぼっちは耐えられなくて
公園で知り合った長男と同じ歳さんたちファミリーと交流するようになった。

同じ歳さんたちはみんな定型発達さんで
言葉もいっぱい話せて
オムツ離れも早くて
長男と比べたらみんな優等生だった。

お誕生日会とかで誰かのお家に集まったとき、
優等生のお友だちさんたちが揃って披露してくれたのが
愛は勝つ、だった。

当時、

歌どころか受け答えも?だった長男は、
ただあちこちウロウロしてるばかりで、

得意に歌ってるお友だちと
どうしても比べてしまって…
泣きたい気持ちになってしまった私。

帰宅後、

これからこの子をどう育てていこうかと考えると、

なにもかも嫌になって

やさぐれてしまいそうになった。


夫にも頼れず、

親も全然頼れず、

たった1人で初めての育児。

今思えば、何とか育てたのは

母親の愛は勝つ、だったのか。


当時交流していたママ友さんたちは、

陰で私たち親子の事をあれこれ言ってたとわかり、

その頃には今の住いに引っ越していたので

調度いいタイミングで縁を切った。


たまたま子供が同じ歳だったとうだけの繋がり、

ママ友なんてそんなもんなんだよね。

たまにはピタッと気が合う人と巡り合う場合もあるかもだけど、

そんなケースはレアだと思う。


さて、

グレーゾーンだった長男ですが、

お陰様で普通に生活しています。


ブラックフライデー&ゼロの日!



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