オマーン入国! | 酔イ旅ヲ

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2007-8年に新婚旅行で世界一周してきました。帰国後夫婦で飲食店やりながら生活しています。コロナ後は海外に行けてませんが国内をぷらぷら旅行したり、お遍路したり(6回目)、山登ったり、神社仏閣と城巡ったりしております。脳内はお酒と旅と阪神でいっぱいです。

129日、ドバイ→マスカット(オマーン)





ドバイからオマーン・マスカットへの国際バスは、朝7時発か、夕方4時発しかないという。

お昼頃出たかったのに~。

しゃぁないけん、朝5時に起床して、朝7時発のバスに乗ったわ。眠ぅ~。5時間、60UAD1800円)。

バスはガラガラ、砂漠の中を超ぶっとばす。

道もいいので、超快適!




ただ、荷物チェックの際に、荷物を全部地面に置いて、そこを麻薬犬がチェックするんやけど、このわんこを見て涙が出そうになった。

人間の勝手で麻薬漬けにされただろうこのわんこ。

胴回りにはたっぷり贅肉がついているのに脚が細すぎる。

犬の体形じゃない。運動さえする気力もないのだろう。

生きる気力を感じない。

空港でもようけ見かけたけど、ここまで生気のないわんこ、初めて見た。

元気もなく、うろうろ荷物の周りをぐるぐる廻って、麻薬を探している様は非常につらかった。

人間の中毒者は自分の意思でやろうけど、このわんこは自分の意思でとちゃうのに。。。

金属探知機みたいなんで、麻薬チェックできる機械とか発明したらええのに。

生き物をこんな風に使うのは、ほんま嫌やな。





オマーンの入国もスムーズやったんやけど、ちょいとチャレンジしてみた。

オマーンはヴィザが要るんやけど、噂では、ドバイ空港から空路入国した日本人はヴィザ代免除との噂。

うちらはシャルジャ空港インやけど、同じUAEには違いない。

ダメモトでちょっとゆうてみたけど、係員も


「君たちはドバイじゃなくってシャルジャインだ。120UAD60UAD1800/人)。」

ほぉ、よう見とるなぁ、はいはい、わっかりました~。

素直にお金を払い、後はマスカットまで輸送してもらう。





マスカットには昼の12時過ぎに到着。

今日中に日本大使館とイエメン大使館に行きたかったけど、バス停から10km離れている上、荷物は重いし、2つも行かないかんしで、間に合うかどうかもわからん。

どうせ、明日の夜行バスでサラーラに向かうけん、明日の午前中に大使館に行けばいいさ、ゆうことで、安宿があるという海側のマトラ地区へ移動することに。




マトラ地区の安宿も事前調査よりも高くなっており、値段を揃えたようにどっこも16000円程度。

ひょえ~。


日本のビジネスホテルよりかはだいぶキレイでええですけど。

TVも冷蔵庫もバスタブもエアコンも要りませんから、もうちと汚くても構いませんから、もうちと安いお宿、提供していただきたいものですわぃ。



それにしても、ここいらええ感じですわ。

なんだかおとぎの国に迷い込んだみたい!

超興奮!



  




マトラ城に登ろうかと思ったら、5リヤル、と言われたんやって。




5、なんて安いやん、って思うやろ?



騙されちゃぁいけまへん。

オマーンは1リヤルが300円するけん、1500円、二人で3000円!

破産まっしぐらやがな~。

3リヤルまで下がったが、無理無理プー。

それにしても、階段からの眺めだけでもすごいもんがあったでよ~。







お酒なくても、当分、旅行熱にウカレポンチになって、生きていけそうな按配です。




でもさぁ、たった2日で、インド10日間の生活費を余裕で超えてまいました。

ひょえ~!!!

昨日はドバイの庶民的繁華街で満喫、今日はマスカットの田舎的漁港でまったり、大満足・大満喫ですわ!

物価高いけど、やっぱアラビア半島、上陸して良かったな。

お酒飲めたらゆうことないのに。。。




でも、同じイスラム圏でも、下手にマレーシアなんか、華僑が多いけん、値段は高いがビールが飲める。
でも、なんせ高いけん、我慢せねばならぬ。。。

結構これ、ストレス溜マルネ!

それに比べて、こっちはほんまに酒、手に入らんけん潔くあきらめがつきますわ!





でもな、しつこいけどさ、ノンアルコールビールとか、普通にスーパーで売りよんで。

あれってさ、よっぽどの酒好きが、車運転せないかんけん、しゃぁないけん、しょうがなしに気を紛らわす為に飲むもんやんな?

ほーら、やっぱ、みんな酒、飲みたいんやろ~?



いつか、全世界の人が気兼ねなくお酒が飲めるようになりますように!

きっと、麻薬犯罪、激減するって~。