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凍てつく真冬の北海道3 ~北見 網走 鶴居村 旭川 札幌~

 

 

 

 北海道旅行記。再会します。

 

 ここは最果ての街網走です。土地勘がまったくないまま海沿いに来てみました。途中コンビニでこのあたりに車で入れるか聞いたところ、走れますよ!と教えてもらった。

 

 太陽が遠く感じますよね。道は完全に凍った雪で覆われてました。普段見る世界とは全く別な世界ですね。

 

 

 

 

 

 

 これが見たくて網走までやって来ました。流氷。その日に寄って毎日違う顔を見せてくれるのだとか。流氷が接岸しない日もあるのだとか?その日の風任せって事らしい。

 

 

 

 

 

 

 沖合に流氷群が見えています。

 

 ただただ感動でした。自然の驚異ってほんとうにすばらしいですね。

 

 

 

 

 

 

 シャーベット状の氷が海を覆っています。

 

 

 

 

 

 

 雪かき。本当に重労働ですよね。東京では考えられないですよね?

 

 

 

 

 

 

 遠くオホーツク、シベリアからやってきた流氷。ほんとうに美しい光景でしたよ。残念ながら、本当に残念ですが、がりんこ号に乗船できませんでした。

 

 

 

 

 

 

 日夜命の駆け引きが行われています。地球温暖化による急激な気候変動に白熊がついて行けず、絶滅の危機に遭遇しているそうですね。地球上の生物は過去に何度も生物の絶滅を繰り返した来たけど、昨今の絶滅は人間の営みによるものが多いですよね?人類が地球上の気候を変えてしまう。なんとも傲慢ですよね。

 

 

 

 

 

 

 網走の水族館。オホーツク流氷館です。このクリオネも見たかった生物のひとつです。こんな小さくてかわいいのに結構獰猛らしい。

 

 

 

 

 

 

 なんともかわいらしいおさかな。成長と共に身体の色が変わるらしい。大人になると色は変わらなくなるんだって。

 

 

 

 

 

 

 館内でソフトクリームを頂きました。北海道民は冬に暖かい部屋でアイスクリームをよく食べます。上に小さく青い点々つて見えますか?これは塩なんだって。で、この塩がめちゃめちゃ美味しいんですよ。

 

 塩だけの販売はしていないと、断られてしまった。この塩、何とかして欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 そして次に向かったのが北海道立北方博物館。多分記憶では3度目の訪館です。これは木彫りのお面です。なんともユニークですよね。

 

 

 

 

 

 

 動物の毛皮で包まれた赤ちゃん。人間って偉大ですよね。こんな北方の厳冬の地で暮らすんですから。根室、網走と言えば北方の最果てってイメージがありますが、その先の北方はまだまだ先が続きます。

 

 -50度にもなる地に暮らす民族がいるというのだから驚きます。

 

 

 

 

 

 

 これなら銀座や南青山もあるけますね。動物の毛皮です。

 

 

 

 

 

 

 これもまた毛皮。どうしてもっと南へ移動しなかったのだろう。こんな僻地の極寒の地で暮らすなんて。

 

 

 

 

 

 

 北方で暮らす民族の勢力図。北方ロシアの民族ってどことなく日本人と顔立ちが似てますよね。

 

 ロシアのサハ共和国へ行ってみたいですね。それも冬に。-50度の世界。どんなものか一度経験したい。ずっと外に出ていられないのだとか?北見でさえ-20度の世界。これは経験したからその痛みはわかるけど、-50度ってどんな世界なんだろう。

 

 

 

 

 

 

 北方のサハ共和国で作られた刺繍。アイヌ民族の作る生地ととても似てませんか?さらに言うとハワイのキルト。これにもそっくりだと思うんだけどなぁ。

 

 きっとルーツは同じなのかもしれない。そんなんな風に思います。

 

 

 

 

 

 

 アイヌ民族と北方の民族とは種族が違うと思います。けど、とても似ている所がある。北海道開拓の歴史を知っています。けど、苦労した開拓使者たちの遥か昔にアイヌ民族が北海道には居たんです。

 

 北海道の先住民はアイヌ人です。その事はいつも忘れた事はありません。

 

 

 

 

 

 

 アイヌ人が来ているこの衣装。欲しいですよね。でも貴重なんだそうです。手間暇かけて刺繍をするんですが、その技術継承者が居なくなり、なかなか本物が手に入りません。白老町にこの伝統のアイヌ衣装を作る人がいるらしいのですが、いつの日か早い時期に尋ねてみたいなぁ、と思います。私の為にアイヌ衣装を作成していただけるかどうかわかりませんが。

 

 北海道。その神秘な地への旅は続きます。北海道三日目の旅でした。