眼瞼下垂術後の印象の変化 | ももスキンケアクリニック院長ブログ:一期一会

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 ももスキンケアクリニックは、岡山県岡山市の美容皮膚科クリニックです。
 このブログを通じて、院長自身の言葉で、美容皮膚科の現在をお伝えしていきたいと思います。

 昨今(特に新型コロナが契機でしょうか)、形成外科や美容外科における眼瞼下垂の手術件数は増加しています。

 

 当院を受診される方の中にも、以前より多くの方が手術されたと申告されています。

 

 眼瞼下垂手術の場合、、日常生活で本当に機能的問題で困られている方の手術はやむを得ない理由です。しかし、それほど(もしくは全く)自覚症状が無い場合、手術を受けられるかはよく考えて頂きたいと思います。(早期予防レベルで手術を勧める外科医もいます。)

 

 その理由は、やはり顔つきが術後に変わってしまうリスクです。手術された方を大勢診ていますが、総じて顔つきが変わった場合、目力が強くなり、少しお顔がキツイ印象になる方が一定の割合でいらっしゃるのです。

 

 穏やかなお顔立ちだった方が、きつい印象になるのは決して良い事とは思えません。

 

 ボトックスの眉間投与でもこのような副作用がありますが、ボトックスは効果が消えれば元に戻ります。一方、手術では元に戻す事は出来ません。

 

 これから眼瞼下垂の治療を検討される方におかれましては、このような点もよく考慮に入れてみてください。眼瞼下垂手術は決して見た目だけの治療では無く、機能的改善を図る手術です。

 

 福田