美容皮膚科において、シミの相談は日々お受けします。その際、最も多く鑑別され、診断に至るのがホクロです。
中にはビックリされる方もいらっしゃるのですが、色調がシミに酷似して、サイズも小さい場合、シミやソバカスに思えても仕方ありません。
ホクロの場合、本体は真皮側にあるので、美白外用剤やIPL治療などでは全く改善しない場合も多くあります。
シミとホクロは治療に対するアプローチが異なりますので、正確な診断が重要になってくるわけです。
本日来院されたお一人の主訴はシミでしたが、診断はホクロでしたので、治療は行わない方針となりました。
福田