ふと鏡を見たときに気になる、

額のしわやほうれい線。

これらは年齢とともに多くの方が抱える

代表的なお悩みの一つです。

 

今回ご紹介するのは、まさにそのお悩みを抱えていた
当院スタッフ(50代女性)の症例です。

 (※症例写真および治療内容の掲載について、本人の同意を得ています。)

 

ご本人が特に気にしていたのも、

やはり額のしわほうれい線でした。

 

通常であれば、額へのボトックスや、

ほうれい線へのヒアルロン酸注入が

ファーストチョイスとして浮かびます。

 

しかし、実際にお顔を拝見して

まず目を引いたのは、その背景にある

表情筋の過緊張(余計な力み)」でした。

 

そこで今回は何かを「足す」治療ではなく、

まずはボトックス注射を用いて、表情筋のバランスを美しく整えるアプローチをご提案しました。

 

 

大きく顔立ちが変わったわけではありませんが、

 

・眉間から額にかけての緊張
・口元からあごにかけての力み

 

が和らぎ、顔全体がリラックスしました。

 

表情筋の過緊張によるぼこつき・不必要な影が減り、すっきりとした洗練された印象になっています。

 

 

 

笑顔になると変化はさらに分かりやすくなります。

 

ボトックスに対して「笑えなくなるのでは?」

と不安を感じる方もいらっしゃいます。

 

ですが、ボトックスは表情を消すのではなく、

頑張りすぎてしまう筋肉を調整する治療です。

 

今回の症例でも、ご本人らしい笑顔は

そのままに、目元のしわ ・口元の緊張 

・あごの力みなどの「お顔のノイズ」だけを綺麗に引き算しました。

 

口角を下げる筋肉の緊張が和らいだことで、

無理に力を入れなくても、

優しく微笑んでいるような好印象

へと導いています。

 

 

アップでご覧いただくと

細やかな変化がより鮮明に

お分かりいただけます。

 

【目元・額】

 

眉間の緊張を和らげたことで、

連動して額を持ち上げる癖が減り、

額のしわまで目立ちにくくなりました。

今回は、眉尻だけが不自然に吊り上がる

「スポック眉」を防ぐため、

外側の前頭筋にもごく少量注入しています。

(※額自体のボトックス治療は行っていません。)

 

また、目尻のしわだけでなく、目の下の細かなちりめんじわも綺麗に改善しています。

 

【口元・あご】

オトガイ筋による梅干しじわ(あごのボコボコ)や

マリオネットラインが軽減。

 

丸みのあったあご先がシュッとシャープになり、

フェイスラインのもたつきが解消されました。

 

実は、ご本人は当初、口元の治療を希望されて

いませんでしたが、ご自身ではなかなか

気づきにくい「あごの力み」をクリアにしたことで、

見違えるほどすっきりとした好印象へと

仕上がりました。

 

 

 

パーツごとの細かな変化もさることながら、

お顔全体を下に引っ張っていた力が抜け、

「下重心にかかっていた力」が

「上向きのベクトル」

へとシフトしたような変化

一目で感じていただけるかと思います。

 

お顔の印象は、1本のしわだけで決まるわけでは

ありません。

それぞれの筋肉が引っ張り合う

「方向」のバランスによっても、

見え方は大きく変わるのです。

 

 

アジア人はもともと下顎が小さい(後退している)

骨格の方が多く、無意識にあご(オトガイ筋)に

力が入ってしまっているケースをよくお見かけ

します。

 

オトガイ筋に余計な力みが加わると、

二重あごの悪化やフェイスラインのもたつき、

口元の暗い影などを引き起こし、

お顔全体に少し元気がなさそうで、さらに

もっさりとした印象を与えて

しまいます。

 

あごのボトックスを最初からご自身で

希望される方はそれほど多くありませんが、

実は多くの人にとって、

お顔の印象をガラリと変える、

優先順位の高いキーポイントだと

私は考えています。

 

 

 

今回の症例では、

眉間・目周り・口角・あご

の治療を行いました。

 

ご本人が特に気にされていたのは

「額のしわ」と「ほうれい線」でしたが、

実際にはその背景にある「表情筋の過緊張」

を整えることで、

お顔全体の印象が劇的に、

そして自然に変化しました。

 

当院では、

ヒアルロン酸などでボリュームを足す前に、

まずは美しさを邪魔している

「余計な力み(マイナス要素)」

を取り除くことが大切

だと考えています。

 

今回の変化は、まさにその

「治療ステップの重要性」

を証明する素晴らしい症例となりました。

 

治療効果の高さをお伝えする一方で、

 

ボトックスはずっと継続し続けなければいけないのだろうか

 

という疑問をお持ちの方も多いかと思います。

 

確かに効果の持続は一般的に3〜6か月程度

ですが、一律に同じ頻度を重ねる必要は

ありません。 

 

連動して動きやすい

「眉間・目周り・あご周り」は

4か月前後での調整が理想的ですが、

その他の部位は半年ほどあけ、

バランスを見ながらの調整

十分に美しい状態をキープできます。

 

適度な間隔を保つことで、

不自然さを出すことなく、

洗練されたニュアンスを保つことが可能です。

 

ボトックスは

筋肉を固めるためのものではありません。

 

日常のなかで蓄積された「表情の癖」を

丁寧にとり除き、

本来のニュートラルな美しさに

戻していくための治療です。

 

気になるパーツへすぐアプローチすることだけが

正解ではないケースも多々あります。

 

お顔全体の調和を診ながら、

必要な治療を必要なタイミングで行う。

 

このプロセスこそが、理想の仕上がりへの一番の近道です。

 

【症例の概要】

・治療内容: ボツリヌストキシン製剤

      (ボトックスビスタ®)注入

      (※厚生労働省承認の国内承認医薬品を

         使用しています)

・施術回数: 1回

・経過期間: 施術後2週間

      (※今回の掲載写真の時点)

・使用量: 50単位

・費用: 88,000円(税込)

・主なリスク・副作用: 注射時の痛み、腫れ、

  内出血、左右差、効果の過不足、

  表情の違和感、

  眉や口角の位置変化、

  眼瞼下垂(まぶたの重み)、

  稀にアレルギー反応など。 

  ※目周囲の治療では、筋肉が緩むことで

   一時的に目の下のふくらみが目立つ場合が

   あります。

 

当院での治療をご希望の方へ

私たちは、お一人おひとりの

お顔全体のバランスを丁寧に拝見し、

その方に合わせた「引き算の治療」を

ご提案しています。

 

無意識の表情の癖や、

お顔の力みが気になる方は、

お気軽にご相談ください。

 

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