青山透子さんの「日航123便 墜落の波紋 そして法廷へ」河出書房新社 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.6 こんばんは🌃
青山透子さんの「日航123便 墜落の波紋 そして法廷へ」河出書房新社1700円+税を読み終えました📚2024年読書記録85冊目。以下本書から一部引用します。
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正当な声がかき消され、無知、無責任が大手を振って歩いてはならないのである。
英国にも怒りに震える遺族がいる。その存在に気付いた私は、その遺族にどうしても会わなければならないと強く思った。

不起訴確定後、長年にわたり、司法の場でこの問題が取り上げられなかった事で苦悩してきた遺族の為に、立ち上がってくださった三宅弘弁護士には心から敬意を表する。520の魂も喜んでいる事だろう。
「墜落原因を明らかにしない事は、公共交通機関としての存在意義にも問われる、原因不明のまま終わらせて済む話ではない、国民の財産である公文書や元本、元のデータは全て情報公開法に基づいて適切に対応しなければならない」と語ってくださった。

相模湾に沈んだ機体の残骸引き上げの実現はどうすれば可能となるのだろうか。
まず、墜落原因の究明に命をかけている遺族達に、運輸安全委員会がそれらを放置していた事を謝罪する。
若い自衛隊員有志によって相模湾から残骸化引き上げられ、その模様をメディアは襟を正して報道する。
英国や米国など海外の航空機事故調査専門委員が分析を行ったその結果を踏まえ、日本航空が本当の墜落の原因について展示をし直し、全ての生のデータは国の公文書館へ寄付をする。
自発的に、それが出来ない場合は、司法の力をもって解決するしかない。
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以上引用終わり。
青山透子さんは、元日本航空国際線客室乗務員。国内線時代に事故機のクルーと同じグループで乗務。その後、官公庁、各種企業等の接遇教育インストラクター、専門学校、大学講師として活動。東京大学大学院博士課程修了、博士号取得。
著書に「天空の星たちへ 日航123便 あの日の記憶」(マガジンランド、2010年刊)
「日航123便墜落 疑惑のはじまり」
「日航123便墜落の新事実」
「日航123便墜落 遺物は真相を語る」(河出書房新社)などがあります。
があります。
本書は、青山透子さんが、英国人の遺族への取材や英国人研究者の考察、英国人弁護士、航空機事故衝突コンサルタント、政治コンサルタント達の打合せ、アドバイスや、日本の三宅弘弁護士らの協力により、日航ジャンボ機墜落に関する真相を解説している4冊目の著書です。
はじめに 波のうねり
第一章「外国人」遺族
第二章 隠蔽の法則
第三章 情報公開への道
おわりに 次世代へ
スゥザンから小田周二氏への手紙
注記
主な参考文献
巻末資料「口頭意見陳述」

興味ある方は是非お読みください📚🐰