テン選手の訃報に際して、羽生選手からの発言があったとかなかったとか、色々騒いでおられるアンチの方々が多いようですけど

 

羽生選手はSNSをやっていませんので、これまでもそんな感じでしたよ。

 

真央さん引退の時もそうだったし

 

怪我の時も、代表に選ばれた時もそうでした

 

真央さん引退の時にもすぐにはコメントしませんでしたが、数日後、自らのモニュメントの除幕式の折にコメントを求められたのを受けて、テレビの前で発言しました。

 

本当に心のこもった、真央さんへのリスペクト溢れるコメントでした。

 

その結果、真央さんへのコメントはちゃんと全国ニュースで伝えられましたが、なぜかメインのニュースである除幕式の話題は吹っ飛んで、真央さん引退へのコメントの話題一色になっていましたけどね。

 

怪我で全日本に出られるかどうかという時には、自分ではなくスケート連盟の小林さんを通しての発表でした。小林さんの意見等が入ってごちゃ混ぜにならないよう、羽生選手の言葉をそのまま読み上げるという形をとっていましたが、それでもなぜか報道では、羽生さんが言いたかったこと(=全日本は間に合いそうもない)が、真逆の内容で伝えられ、全日本に向けて頑張る的な話になっていましたけどね。それで翌日、ダメ押しでもう一度、もっとハッキリした内容で言い直しになっていました(呆)。

 

同じように代表選出の時にも、コメントは聞かれませんでした。て言うか、そもそもあれはスケ連が発表すべきものだと思うのですが、それもなく、なぜかしばらく経った頃に読売と日テレの番組の中でのコメントという形で出されました。直後に取材をしていたみたいですね。羽生さんとしては自分ではコメントを出したつもりでいたのかもしれません。

 

高橋大輔氏の復帰に関しては、翌日の国民栄誉賞の記者会見でその質問がNGだったと色々文句を言う方々もいましたが、そもそもNGを出したのはスケート連盟であって、わざわざ言わなくても、そのようなおめでたい席で関係ない質問をするのがNGになるのは当たり前のことであり、常識だと思います。

 

テン選手の早すぎる死に関しても、羽生選手が衝撃を受けていない筈はありません。それでも、オーサー氏がまとめて出してくれたコメント以外に、今の所、何のコメントも出していないように見えるのは、彼が単純にSNSをやっていないからであって、しかしたら代表選出の時のように、既に何らかのメディアが取材をしていて、既に発言しているのかもしれません。まだ出ていないだけで。何れにしても次の記者会見などがある時に、コメントを求められれば心のこもったコメントを出してくれるはずと思います。

 

羽生選手は、本当に言いたいことがある時には、生放送など、切り取られる危険性がないところで発言しています。あるいは信頼できるメディアを選んで発言しています。ちゃんと伝わるかどうか、映像ならカットされたり編集されたり、あるいは記事であれば書き手の思い込みで歪められて伝えられていないかどうか、そういうところにものすごく気を配るひとであることは皆さんもわかると思います。

 

テン選手がなくなってまだ4日。

 

羽生選手は時が来れば、然るべき媒体で、然るべき場所で、立派なコメントを出してくれますから(あるいは本人は既にしているのかもしれませんから)、アンチの方がたは黙ってお待ちになっていたらいかがでしょうか。

 

今はとにかく喪に服する時期でしょう。羽生選手の揚げ足取りではなく、テンくんの素晴らしかったことだけに思いを馳せる時期ではないかと思います。