どうも平昌からこっち、ひたすらゆづゆづしておりましたので、他選手の演技についての感想などを述べる機会がありませんでした。

 

なので、ここで少し感想を。

 

まず男子については、ゆづの次に印象的だったのは何と言ってもハビエルです。

 

ショートプログラムは本当に全てにおいて完璧でしたし、フリーも4Sが2Sになったことで大きく点数を失いましたが、プロトコルを見てもわかるように、マイナスが一つもない演技でした。

 

そして私は最近、フリーをなかなかクリーンにまとめることができなくなっていたハビエルが、あそこまで仕上げて来たことを、すごいなと思いました。

 

体も絞って切れも戻っていました。

 

練習ではゆづよりもずっとジャンプは安定していたんですよ。これは強敵だなと感じました。

 

何よりジャンプ以外も一つ一つの技術が、ゆづと同じように、本当に磨きぬかれていてピュアでしたし、表現面でもヨーロッパ人独特の世界観があり、ベテランらしい心の襞の奥深くまで届く濃やかな感情表現が素晴らしかったなと感じます。

 

26歳の彼の人生経験が全て凝縮されたような演技でした。

 

チャップリンのコミカル+ペーソスを最高技術で表現しきったSPも素晴らしいし、スペインの名作ラマンチャの男の哀愁を感じさせるフリーも素晴らしかった。

 

どちらもハビエルらしい選曲だったし、特にラマンチャのThe impossible dreamの部分はハビエル自身の人生とも重なって、改めて動画を見ると涙が出ます。あの味が出せるのはハビエルだけだろうなと思いました。

 

 

 

 

人間的にもこの数年ですごく成長し、良い味が出せる選手になったなあと思います。

 

ゆづとの間にも、いろんなことがありました。

 

ハビエルにとって最高の世界選手権だったボストンは、ゆづにとっては最悪の世界選手権でもありました。

 

あの頃のハビエルを私は少しも好きになれませんでした。とてもスポーツマンシップに則った勝ち方だとは思えませんでしたし、そのあとずっとモヤモヤが残りました。

 

ゆづとの関係にはヒビが入り、試合でもゆづや若手に負け続け、この2年はひどいシーズンを過ごしたと思いますが、でも今のハビエルを見ると、人間としてとても成長したのかなと見えます。

 

随分と苦しんだ姿も見えていましたが、今の彼には人としての誠実さも感じるし、スケートへの真摯さも感じます。

 

今のハビエルは心から尊敬できます。

 

人間性も、スケートも。

 

だからこそ今、あの時の対立を乗り越えて、私は今、二人は本当の親友になれたのではと思います。

 

そしてそれも、たった一つのもの(金メダル)を奪い合う戦いの中で、本気でぶつかり合ったからこそだと思うんですよね。

 

ボストンでの彼の勝ち方は尊敬に値するものではなかったけれども、でもあの時、彼は上海のような棚ぼた金ではなく、本気で頂点を目指して取りに行った。

 

だからこその対立でもあったんです。

 

彼にとって2回の世界王者になるということは、その後のスペインでの活動を考えた時に、大事なタイトルだったと思います。

 

そのタイトルと今回の五輪銅メダルがあるからこそ、彼は今後、スペインでフィギュアスケートを広めるという活動ができるのです。

 

彼がいなければヨーロッパのフィギュアスケートの伝統の火は消えるところでした。

 

自分のためというよりは、フィギュアスケートのために彼にとってはどちらも必要なタイトルだったと思います。

 

だからこそ、本当に、心からおめでとうと言いたいですね。

 

そしてこれからも、いやこれからこそ、本当に信頼できる友人として、互いに協力し合いながらフィギュアスケートの振興のために頑張ってほしいと願っています。

 

おめでとう、ハビエル!

 

私はゆづファンとして、君を誇りに思うよ!

 

*追記*

過去に起きたことに対して私がハビエルに対して抱いた感情を、そのまま書いたつもりでしたが、何人かの方にそれがお気に召さなかったようですので、若干書き換えました。その時に抱いた私の感情は真実だし事実ですので、私が私のブログでその気持ちを書くことについて、アレコレ言われても。。。と思いますが、今のハビエルはむしろ好きかも、とも思っていますし、彼のマイナスになるようなことは言わないで起きましょう、ということで、書き換えました。

 

 

 

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