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rico&旦那王子
《2019年2月ソウル・8days》
２月某日、ソウルから車で約２時間
忠清南道にある
論山市という町へ行ってきました！
高速道路の出口を出たら
そこにはすぐ、大きなイチゴのオブジェ
農業が盛んなエリアですが、イチゴ栽培に力を入れているエリアでもあります
場所はこちら
ソウルから結構、南下しています
訪れたのは
キム・ジェハン いちご農場
キムジェハン タルギノンジャン
左が代表のキム・ジェハン氏
・農業技術指導士
・介護福祉士
などを持ち、地域発展、地域貢献にも努めていらっしゃいます
韓国で食べたイチゴ「キングスベリー」が美味しすぎて、農場まで訪問しちゃいましたが
キムジェハン農場では積極的に農場体験を受け入れていて、是非、見学させていただきたいという申し入れも快く受け入れて下さいました
まずは農場の周りを案内してくださいましたが
この一帯の松の木は
４月、５月頃になると
松葉がハート型になるという
珍しい松のようです
この松の木、樹齢も結構高齢のようで
毎月「売って欲しい」と業者がやってくるとか。
うーん…「ハート型の松葉」が想像つかないけど
春にはとても美しいそう
訪問したのが２月なので
景色も少し寂しく感じられますが
広大なイチゴ畑をよく見渡せます
イチゴのビニールハウスへ案内していただきましたよ
うわ～～～すっごい広い
視界は360度、イチゴに埋め尽くされます
イチゴの花びらは通常5～6枚なのですが
農場のイチゴは花びらの枚数が多く
7～8枚の花びらをつけるそう
というのも
花びらの枚数が多いほど
大きなイチゴが育つ
のですが
キムジェハン農場で主に作られているのは
世界一大きなイチゴ
キングスベリー
なるほど！
花びらの枚数が多いのも納得
キングスベリーは日本のイチゴ「章姫」を論山イチゴ試験場が9年間の研究をかけて開発した新品種ですがロイヤリティ問題などには該当しないイチゴです。
その後6年間の農家試験栽培を通じて2017年から市場に出荷されるようになりました。
甘いイチゴが育つ絶対条件には
１日の気温の移り変わりの寒暖の差が大きいこと！
論山は山に囲まれた地形のため
日中は暖かいけど夜は冷え込みが厳しく
イチゴの育成にピッタリな気候ということでした
キングスベリー以外の品種もあります↓
これはもう熟している
「青りんごイチゴ」
たしかに！青リンゴのようなみずみずしさと甘さ
日本で食べたことのある白い品種のイチゴとはまた違った味でした！
キムジェハン農園では
全くの農薬不使用という栽培方法ではないのですが
農薬を使うのはイチゴ苗に蕾がつくまでの間のみ
でも害虫がつきやすいのもイチゴの宿命。
そのために極力、農薬を使わないための様々な努力が見られました
地面にはわざと牛乳の水たまりを作ってあります。
これで害虫の繁殖を抑制できるそうです！
葉の裏についた１ミリにも満たない黄色い粒↓
これも害虫
どうしても虫がついちゃうのは仕方のないことなので
↑このボトルにはイチゴに害を与えない超微小な虫が入っていて
この益虫を放つことにより
ミクロの害虫を駆除してくれるとのコト
コバエ取りテープのようなものも随所に置かれています↓
こちらは高設栽培のビニールハウスでしたが
露地栽培のハウスもあります
こちらは先ほどの高設栽培のハウスよりももっと暖かく
メガネが一瞬にして曇る
ベタなギャグかよｗ
って大爆笑！笑
こちらも広いハウスです！
目にも優しいグリーンの一面
こちらにはハウスの脇に
もぐら避けのためにニンニクが植えられていました！
しかし、もぐらだけではなく
イチゴに一番実害のある生物はネズミ
ネズミとの闘いが一番大変だそうです
様々な外敵を持つイチゴですが
キングスベリーは特に果実を大きくするために
結実した果実もたくさん間引くので
生産効率的には悪い品種になりますが
それでもイチゴになった全ての実を目で確かめて、育ちの悪いもの、形の悪いものを全て摘み取る訳です。
この広い農場のイチゴ全て
なんだか
ものすごい労力をかけて育てられているんだなと、ひしひし伝わります
一般的なイチゴは１年草のイチゴ苗だそうですが
キングスベリーは２年以上苗が生育するので
株が太いんですってー
またイチゴの花に実をつけるには
受粉も絶対条件ですが
ハウスの中には蜂の巣がありました↓
この箱に蜂がいますが
蜂たちはここが自分たちの住処と知っているので
放出してもちゃんと住処に戻ってくる神秘
たまーーーに「はぐれ蜂」がいましたが
幸せそうに花粉を集めています
韓国で「かぼちゃ蜂」と呼ばれる蜂で
人には絶対に危害を加えない穏やかな蜂さん
まんまるくて可愛い
葉のギザギザが白いのは
イチゴに充分な栄養が行き渡っている証拠で
栄養状態の良いイチゴは自然とこんな風に葉が白くなるとのコトでした
その他にも農場案内は色々続きましたが
もうね、ジェハン代表のイチゴ愛、農場への夢と情熱、そういうの全て見せてもらいました
そして実った
愛がこもったイチゴたち
本格的に暖かくなるまで
キムジェハン農場で採れたイチゴは
インターネット販売か、予約販売で現地購入のみ受け付けています
３月末から６月まで
イチゴ農場体験コース
が実施されますが
暖かくなってからの方が
イチゴの成熟も進み糖度がより増す
とのお話
ベストシーズンをお伺いしてみたところ
お答えは４月でした！
ということで
２月にキムジェハン農場で食べたキングスベリーは
美味しすぎたんですが
４月にさらに甘くて大きなイチゴを食べたく
キムジェハン・イチゴ農場
旅行代理店・SAITOUR（サイツアー）NO.712 161-17 Magokjungang-ro Gangseo-gu Seoul.S.Korea
+82-2-6341-0042
全面協力の元
ソウルから日帰りツアー
を行う事になりました
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催行日：2019年4月28日（日）
集合：朝9時 明洞地区
解散：夕方6時（予定）
ツアー代金：9500円
ツアー内容：イチゴ狩り、イチゴお土産
昼食、イチゴ茶作り体験など
専用バス、日本語ガイドつき
最小催行人数：10名
（ご参加人数は10名に満たない場合は
ツアー代金が少々上がります）
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となっております！
また近日中に告知いたしますね
どうぞお楽しみに
rico
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