訪問先 芙蓉鎮(Fúróng zhèn) その② ~到着した晩~
訪問日 2022年7月16日(土)~18日(月)
芙蓉鎮だが、1987年中国で公開された映画『芙蓉鎮』のロケ地。もとは王村鎮(Wángcūn zhèn)という地名だったが、2007年8月、映画の影響を受けて現在の芙蓉鎮へと改名された。街には石畳がのこり少数民族の土家族(Tǔjiāzú)が住む街だ。
では2022年7月16日(土)、芙蓉鎮駅に到着後のブログだ。
では行ってみましょう!
●まずは芙蓉鎮の場所を確認しましょう。
芙蓉鎮は湖南省にあるが、ツアーでは「張家界」と「鳳凰古城」とのセットで芙蓉鎮巡りが組まれる。
そして、この地図は芙蓉鎮駅からホテルまでの地図だ。駅からホテルまでおおよそ6キロ弱というところだ。
●ホテルの送迎を使って芙蓉鎮へ向かいます。
ホテルの人に迎えに来てもらった。そして途中降ろされ「芙蓉鎮の観光地に入るにはチケットが否応なしに必要」とのことでパスポートを見せてチケットを買う。そう言えば、受付のお姉さんは民族衣装を着ていて且つ可愛かったなぁー。
こちらは、スマホアプリからの支払い画面だ。チケット代は108元(約2160円)だ。
こちらがチケットの表面。チケットには「芙蓉鎮 挂在瀑布的千年古鎮」とある。意味は「芙蓉鎮 滝を跨ぐ千年の古村」といったところだ。
こちらがチケットの裏側。曰く「チケットを買った日を含めて3日間有効のチケット」という。
●ホテルに一旦荷物を置いて、遅い晩飯へと行きます。
時間は夜の9時ごろ。遅い時間ということもあって人は少なめだ。
人がたくさんいる!焼烤(shāokǎo)店は手軽で安いのが特徴だ。焼烤とは平たく言えば中国版串焼きというところだ。
ホテルの人に「地元の料理を食べたい」と言ったら、この写真のお店を紹介してもらった。
来たときは時間が遅く、お客さんは少なめだ。
お店の椅子には酔土家(zuìtǔjiā)とある。そう、ここは土家(トゥチャ)族が住む場所だ。
*土家(トゥチャ)族に関するwikipediaさんによる説明はこちらから。
さて、私の一番の楽しみ!地元のお酒を飲むこと。これは日本でいうとどぶろくに近いが、度数はどぶろくより低めだが発酵しており少々酸味が効いている。
お店の人曰く手前が芙蓉鎮の名物の一つの「腊肉(làròu)」だ。奥は豆腐を揚げたものだ。尚、腊肉とは干し肉なのだが、美味しいには美味しいのだが、食あたりし易い。この後、一週間ほど食あたりに悩まされた…。
ではご馳走様です。お店を出ます。
お店のそばにある石階段。この先は、先ほどのチケットが必要となるエリアだ。
おご飯食べたので、ちょっと散歩してみます。
ここが芙蓉鎮の入り口だ。この日は入らないで翌日はいるとしよう。
入場口のそばには大きなモニターが。。。
惹かれるがまま石畳を歩いてみます。
人の姿がまばらとなってきました。
とても落ち着いた雰囲気です。まっすぐ進んでみます。
途中、傘がかかっています。
張り出した軒、そして電気のある方向へと吸われていきます。
気のむくまま進んでいくと蓮が一面。目の前には蓮畑だ。
では引き返します。(尚、このとき暗くてわかりませんでしたが、映画”芙蓉鎮”では重要な場面の一つでした!)
先ほど通ってきた道とは別の道(車道があるほう)を通って、ホテルへと戻ります。
道の両脇にはホテル(日本でいえば民宿)が並んでいます。
今回、私が泊まるホテルだ。白河客桟(Báihé kèzhàn)という名前のホテル。
ホテルの入り口はこんな感じ。映画『千と千尋の神隠し』で出てきそうな雰囲気。
このホテルは外国人も泊まれる。予約したのが少々遅かったのもあり、料金は1泊あたり371元(約7420円)。ここに二泊する予定だ。
ホテルから芙蓉鎮の夜景を望むことができる。
ホテル内だ。階段をあがるとお茶を飲むスペースがある。
棚には湯呑や写真が置いてある。
天井の照明。照明は白熱灯に藁の傘がついており、素朴さでここ落ち着く。
私が泊まる部屋は307号室「帰璞居(guīpújū)」という名前が付けられている。
307号室の部屋を開ける。
部屋はこんな感じだ。
シャワーを浴びてベッドにばたーん。ではおやすみなさい!
次のブログでは一旦、導入編として映画『芙蓉鎮』の話を入れます。
つづく!