#41 チベット旅行記・最終回(チベット自治区・拉薩市)
日にち 2022年2月5日(土)
このチベット旅行記は22年5月3日から更新を続け、やっと今日で最終回となります。ここまでお読みくださった皆様に感謝申し上げます。
いよいよ最終回です。2月5日(土)はチベットを発つ日となります。
では行ってみましょう!
いや、後ろ髪引かれる思いです。帰りたくないです…。
バルコルをでて、雪降る中、とある場所へと向かいます。
ポタラ宮が見えるところへとやってきました。昨晩、ポタラ宮を見納めたつもりでいましたが、やはりまた見たくなり戻ってきました。
色々な方のブロブを拝見しましたが、雪の日を撮影したポタラ宮は少ないのではないでしょうか?
ポタラ宮を見納めたのでホテルの方へと戻ります。
電動シェアバイクが停められていますが、雪被っています。
ここだけ誰も踏んでおりません。
歩道橋を上ってきました。滑りそうでビクビクです。
雪が降っており、車で渋滞中です。
八廓街(Bākuòjiē)と朵森格路中段(Duǒsēngélù zhōngduàn)の交差点までやってきました。
先日もきました「ナマステレストラン(娜媽瑟徳餐庁/Nàmǎsèdé cāntīng)」で昼食です。
時刻はお昼の12時を回ったぐらいです。お客さんは僅かしかいない。
注文した「マッシュポテトの揚げ物」と「チーズケーキ」。このチーズケーキはヤクのミルクから作っており、非常にクセのある味だった。
私は手を合わせて「ご馳走さまでした」です。ではホテルへ帰ります。
ホテルの部屋には酸素吸入器がある。結局、高山病にもならず、最後の方は高山病の薬やロキソニンも全く頼ることもなく普通に過ごせた。
身支度します。荷物も思い出もキャリーケースに詰めます。
今回、拉薩ではこの「タンカ・ホテル(唐卡酒店/Tángkǎ jiǔdiàn)」に宿泊をした。
時刻は13時30分です。
ガイドさんと運転手さんがお迎えに来ました。
フライトは17時20分ですが、雪道なのでホテルを少々早めに出発します。
車窓から見える拉薩の街です。ついこの前来たのに、もう拉薩とお別れです。
ガイドさん曰く「今回の私のガイドの仕事が完了したら地元へ戻る予定だったが、雪が降ってしまったので、雪が溶けるまでの2週間ほど、拉薩に滞在しなくては」と言っていた。
14時20分ごろ、「拉薩貢嘎国際空港」です。
ガイドさんがチェックインに付き合って下さり、そして安全検査の入口まで見送ってくれました。
ガイドさんと別れる際、私は手を振り、そして覚えたての言葉の「カレぺゴ」と挨拶しました。カレぺゴとはチベット語で「さようなら」という意味です。
ボーディングパスには安全検査を通過したと言うスタンプが押されました。
安全検査を過ぎ、振り返るとまだガイドさんがいます。私は大きく手を振りました。チベット旅行では色々とありました。ガイドさんとの別れが非常に惜しく私は涙目となっています。大の大人が涙目とは…。
空港のなかより外を見ます。チベットにはあともう僅かしかいられません。
搭乗口へと進みます。
搭乗時刻の16時40分となりました。
こんなところにもチベット語があります。
飛行機に繋がる橋よりの景色です。
機内へ入りました。
飛行機は17時32分に離陸しました。
雲の合間から雪山が見えます。なんていう山でしょうか?
飛行機の翼に夕日が当たっています。
思い出しました。もしコロナがなければ、私はチベットからカトマンズへ向かう飛行機に乗り、飛行機からエベレストを眺めたかったことを…。いずれかエベレストも生でみれることができるでしょう。
19時15分、もう夜の世界です。拉薩ではこの時刻はまだ明るかったのに…。
街のあかりが見えてきました。かなり高度が下がっています。まもなく着陸です。
20時15分、定刻より45分早い到着です。
飛行機から降りてきました。
これより荷物をピックします。
思い出いっぱいつまったキャリーをピックしました。
ガイドさんにWeChatで無事に到着した旨を伝えました。ガイドさんより返信があり「安全到就好,下次再見」(安全に到着して何よりです。またお会いしましょう)と。
住まいの近所です。チベットとは全く違う街の光景です。「帰ってきてしまった」という現実を感じます。
今回のチベット旅行ではたくさんの思い出ができました。
そして地元の人との簡単なコミュニケーションのためチベット語の挨拶を勉強しました。
- タシデレ →こんにちは
- コンカムサン →(お坊さんへの)こんにちは
- トゥジェチェ →ありがとう
- カレペゴ →またね
チベットの人は相手が日本人とわかると強ばった顔から笑顔となり、何かしらの挨拶をしてくれました。
当初は「最初で最後のチベット旅行」と思っていましたが、またチベットへ行きたいです。
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後日談…
チベットから帰ってきてもしばらくの間「チベットの余韻」から抜け出せずにいました。
拉薩から持ち帰ってきたものの一つにこの青稞(ハダカムギ)のお酒。飲むのが勿体ない上、これを飲んでしまうとチベットの事を忘れそうな気がして冷蔵庫に4か月放置。
6月12日にこのブログがアップされ、チベット旅行記が終わり一区切りついたので、このお酒を開けたいと思います。併せてお酒片手に、私は#1から自身のブログを読み返してみたいと思います。
では終わり。