#30 ジャタン・ゴンパ/扎塘寺(チベット旅行記) | 【中国旅行家】momonga-travelのブログ

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旅するモモンガさんの「旅行日記」と「気まぐれ日記」

中国に8年間住んでいたのサラリーマンのモモンガさん。
当時、休日はバックパッカーとなり中国各地への気晴らし旅行。

自称「モモンガ・トラベル China Branch」を経営ということで…

#30 ジャタン・ゴンパ/扎塘寺(チベット自治区・山南市・扎囊県

中国語 扎塘寺(Zhātángsì)

拝観日 2022年2月2日(水)

 

 

『地球の歩き方』ではダナン(扎囊)地区のページに記載があるお寺だ。

 

 

ジャタン・ゴンパの建設は1081年に始まり1094年に完成。

その建設当時の壁画が残されているという。

 

尚、このお寺は「ダナン十二賢(中国語:扎囊十二賢人/Zhānáng shí’èr xiànrén)」の一人タパ・ンゴシェパ(扎巴・恩協巴/Zhābā・ènxiébā)によって創建された。13世紀にチベット仏教はサキャ派に改宗する。

 

 

では行ってみましょう!

 

 

ジャタン・ゴンパ(青丸)ミンドゥリン・ゴンパ(緑丸)から西へ15キロほどの場所だ。地図でいうと赤線の経路をたどる。尚、青線は拉薩から通ってきた道だ

 

ダナン

ダナン(扎囊/Zhānáng)県の中心部へ近づいてきました。

 

ジャタン チベット

お寺に到着。お寺の山門です。

 

ジャタン チベット

1996年11月に中国の重点文物保護に認定されたようだ。

 

ジャタン チベット

拝観チケットの表面。拝観料は25元だ。

 

ジャタン チベット

拝観チケットの裏面には説明書きがある。

 

ジャタン チベット

境内。ガイドさん曰く「このお寺は知らなかった。初めて来た」という。

 

 

さて肝心の壁画は別料金(確か30元か50元)を払えば撮影しても良い言われた。

 

だがタイミング悪く停電となった。暫し待ってみたものの復旧せず。本殿に灯りが無く写真は取らず。残念。懐中電灯で壁画を照らしながら見学をする。日本でいうと鎌倉時代よりも前のものが残っており、とても不思議な感じがする。

 

ガイドさんもとても興味津々だったようで、お寺の係員さんの話を聞いたり質問したりしていた。

 

*こちらに親切な方が壁画の一部を掲載している。ご参考まで。

 

 

*こちらは壁画に関する詳細な説明書き。だが全部中文だらけなので、私は読むのを途中で辞めた…。

 

 

本堂からでてきました。

 

 

ジャタン チベット

本殿のほかに、別にいくつかの部屋がある。このように外から入っていく。

 

ジャタン チベット

観音菩薩様が安置されている。

 

ジャタン チベット

また別の部屋にも観音菩薩様をはじめたくさんの仏様が安置されている。

 

ジャタン チベット

屋上へと出てきました。空は澄み渡っています。

 

ジャタン チベット仏教

屋根にはどくろの飾りが掛っています。ちょっと怖いなぁ…。

 

 

私以上にガイドさんがとっても喜んでおり、曰く「私の友達に古い壁画を見るのが好きなひとがいる。今度時間があるときに、友達連れて見にきたい。このお寺を教えてくれてありがとう」と。

 

そんなこと言われちゃうと照れちゃうなぁー。

 

壁画の写真を撮ることが出来なかったので、今度また来てみたいと思っている。

 

 

ではツェタン(沢当)へと向かいます。ですが思いもしない事が…。

 

つづく。