著者:大崎梢
出版社:東京創元社
出版日:2010年3月12日
評価:★★★☆☆
【あらすじ】
しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が働くのは、駅ビルの六階にあるごくごく普通の書店・成風堂。
同一書籍に四件の取り寄せ依頼。
ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと・・・。
「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」――若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが・・・。
杏子と多絵のコンビが、成風堂を舞台にさまざまな謎に取り組んでいく。
元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、本格書店ミステリ。
<成風堂シリーズ>短編集第二弾!
短編集としては第二弾ですが、「成風堂シリーズ」 としては、第三弾ですかね。
今回は、第二編の『君と語る永遠』が一番好きかな。
ヒロキくん同様、父親を早くに病気で亡くした私は、こーいうのには弱いんだよなぁ・・・。
ついね、ウルッときちゃうんですよ・・・。
配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
晩夏に捧ぐ (成風堂書店事件メモ(出張編)) (創元推理文庫)