さて。

今度は私もイマイチわかっていない出願です。

おそらく高3で話があると思うのですが、まだ何も学校や予備校で聞いていないので、各大学の説明を聞いていてもいまいちぴんとこない…

中学受験は息子の時代はインターネット出願の導入がだいぶすすんでいたのですが、まだ紙を郵送する学校も多かったです。

その後数年たち、伝統を守っていた学校もコロナ禍でオンラインに切り替えたなんて話も多く聞きましたので今は中学受験もインターネット出願メインかな?

 

ただですね…中学受験はインターネット出願の学校はそれで完結していた場合が多かったのですが、大学受験はインターネット出願をした後に書類を大学に郵送しなきゃいけないっていうのが注意です。インターネットの意味は…って感じなのですが、調査書等をおくらなければいけないのでそうなってしまうのでしょうね。

調査書は2019年ごろに「2022年に電子化計画!」がありましたが、その後色々あり実装時期が白紙になっていてですね。「速やかな完全電子化を目指す」とはなっていますが、うちの息子の時にはまだ紙でしょう…。今年中学受験の皆さんが大学受験するときには電子化しているかもしれませんね。

 

ではとりあえず大学受験がどんな感じかみてみましょう。

(スケジュールは来年度のスケジュールで書いてあるので参考までに)

 

★大学受験の出願

 

♦大学入学共通テストの場合

検定料の払い込み 2021年9月1日(水)~2021年10月7日(木)

出願期間 2021年9月27日(月)~2021年10月7日(木)【締切日消印有効】

試験日  2022年1月15(土)、16

 
①大学入学共通テストの「受験案内」(出題教科・科目、試験期日・時間割、志願票の記入方法、受験教科の事前登録、登録内容の確認・訂正方法、検定料の払込方法等、試験や出願手続き等の説明書類。志願票や検定料払込書等の出願書類一式も添付されている)を取り寄せる
 現役生→学校経由で入手
 既卒生→個人で直接取り寄せる
②検定料の払い込み
 3教科以上を受験→18000円
 2教科以下→12000円
(成績通知を希望する場合は+800円払う)
※受験案内に添付されている「払込書」を使用して、「ゆうちょ銀行・郵便局」または「払込書裏面記載の銀行」の受付窓口で払い込む。 受付局の日附印が必要なため、ATM利用せず、受付窓口で払い込む。
払込書は5つにわかれているので、右半分の2つを受け取り1番端の部分を志願票の所定欄に貼る
③出願
現役生→学校経由
既卒生→個人で直接取り寄せる
④12月上旬に受験票が送付される
現役生→学校経由で配布
既卒生→本人に直接送付
 
♦国立大学個別試験(二次試験)の場合
(大学の募集要項を数校確認しただけなので、すべてにあてはまる訳ではありません。受験する大学の確認は募集要項を確認してください)
出願期間 2022年1月24日(月)~2022年2月4日(金) 【締切日消印有効】
試験日  前期日程 2022年2月25日~  後期日程  2022年3月12日以降
 
・インターネット出願のケース
出願登録に必要な環境を確認・準備する(メール・顔写真のデータ・プリンター等)
②出願情報の登録(入試区分や類、個人情報等)
③顔写真のデータのアップロード
検定料の支払い(成績開示を希望する場合は+した額を入金)→コンビニエンスストア、銀行ATM(コンビニATM不可、クレジットカード、ネットバンキング等で支払い可能
⑤印刷(入学志願票・宛名ラベルは、検定料の支払いと証明写真データのアップロードの完了後に印刷可能となる大学などがある)
⑥郵送(入学志願票・大学入学共通テスト成績請求票・調査書)→書留や速達など
⑦受験票は各自で印刷
 
・郵送のケース
①書類を用意する(入学志願票・電算処理原票・写真・大学入学共通テスト成績請求票・検定料払い込み受付証明書・指定の切手を貼った受験書類等送付用封筒・調査書・一部の学部等では志願理由書が必要な場合もある)
②郵送
③受験票が返送されてくる
 
♦私立大学の場合
これまたケースが大学によって全然違うので確認してください…募集要項は11月ごろ出ます。一部日程がでている大学でみると
 
出願期間
・早稲田 2022年1月6日(木) ~ 1月20日(木)【締切日消印有効】 →試験日2月13日~2月23日
・東京理科大 
 A方式 2022年 1月6日(木)~1月14日(金)【締切日消印有効】 →試験日 共通テスト利用なのでなし
 B方式(前期) 2022年 1月6日(木)~1月21日(金)【締切日消印有効】 →試験日2月2日~2月9日
 B方式(後期) 2022年 1月6日(木)~2月24日(木))【締切日消印有効】 →試験日3月4日
・学習院 2022年1月7日(金)~1月24日(月)【締切日消印有効】 →試験日2月6~11日
 
みたいな感じですね。出願期間と試験日の間があくイメージです。
そして締切日消印有効と書きましたが、学校によっては(日大等)、期限内必着というケースもあるので注意が必要かもしれません。
 
中学受験でもわりと余裕をもって締め切る学校もありましたが、その反面「オンライン出願で前日23時59分まで出願可能」「当日朝出願可能!」なんて学校もありました。
大学受験はそうもいかず…やっぱり調査書等を郵送するというのが大きいのかな…受ける人数も桁違いだったりしますからね。
そんな訳でご利用は計画的に…って感じでしょうか。
 
私立大学出願方法は今インターネット出願(WEB出願)がほとんどじゃないのかなぁ…(いくつか大学名いれてみたのですが紙のところが出てませんでした)なので探せばでてくるとは思うのですが省略しちゃいます。
インターネット出願は国立と似ているのですが
 
・インターネット出願(私立大学のサイトで登録)
出願登録に必要な環境を確認・準備する(メール・顔写真のデータ・プリンター等)
②出願情報の登録(受験日や学部等、個人情報等)
③顔写真のデータのアップロード
検定料の支払い→コンビニエンスストア、銀行ATM、クレジットカード、ネットバンキングで支払い可能
志願票に支払い証明書を貼り付けて大学へ送付する必要がないことも多い
⑤印刷
⑥郵送(入学志願票・大学入学共通テスト成績請求票・調査書・ 英語外部検定利用入試の場合はその証明書 )→書留や速達など
⑦受験票は各自で印刷
 
って感じです。
英語外部検定利用入試の人はちょっと注意ですね。
成績証明書は原本や原本のカラーコピー可の検定もあれば、実施元から成績の紙媒体の直送依頼が必要な検定などがありますので、事前に募集要項をよく確認しておく必要があります。また英語外部検定利用入試の場合は、実施年度や実施回、個人番号を出願時に入力することもあるようです。その場合は入力された内容に基づき、大学から各試験実施団体にスコアのデータを請求または照合するようです。
 
この他にUCAROシステムを導入している大学もいくつかあります。

 

 

↑出願から合格発表、合格後の入学手続まで受験者が利用できるシステムです。最近アプリもリリースされました。

 

・インターネット出願(UCARO利用)

① あらかじめUCAROを登録

② UCAROにログインし、大学一覧の「出願する」から志望大学のWeb出願システムにアクセス

③ 出願する入試方式・学部・学科・専攻(プログラム)・コース・選択科目・試験会場等を選択

④ 個人情報の入力

⑤ 出願書類の確認と出願写真のアップロード

⑥ 支払方法を選択

⑦ 出願登録完了画面に表示される必要情報を確認する

⑧ 入学検定料の納入(クレジットカード、コンビニエンスストア、金融機関ATM[Pay-easy]、ネットバンキングから選択)

⑨  「宛名ラベル」を印刷

⑩ 必要な出願書類を大学に郵送

 

です。

受験する大学がみんなUCARO使っていればそれはそれで便利なんでしょうが、一部大学だとそれはそれでややこしい(笑)

 

 

という訳で出願はこんな感じでしょうか。

インターネット出願の大学は、ネットで出願状況などを確認できるようです。

 

 

今まで調査書って書いていましたが、正確には調査書または入学(受験)資格を証明する書類です。

大学受験に際し 「単位確認」や「欠席確認」 つまり高校卒業の要件を満たしているのかという確認で使われます。

推薦入学では合否を左右するケースもありますが、一般選抜では判定に影響しないことがほとんどです。

合否には影響しないけれど、大学に提出しないと受験資格が得られない為郵送が必要な書類になるのです。

 

高校生や既卒生は出身(在籍)学校長が発行し、厳封された調査書が必要になります。

卒業した場合でも、元の担任に連絡して出してもらうとか、郵送で高校の事務室に依頼するなどの手続きが必要になるようです。高校によっては学校のHPに既卒生向けの説明やフォームを用意しているところもあるようです。

他に

・合格(見込)成績証明書…高等学校卒業程度認定試験合格者 (見込者)&大学入学資格検定合格者

・修了(見込)証明書および成績証明書…外国における 12 年の課程修了者 (見込者)

・資格証明書または修了(見込)証明書… 文部科学大臣の指定した者

などが認められることもあるようです。まぁ、一般的には調査書ですかね…

 

調査書などの証明書は1大学につき1通必要になります。ただし、1つの大学でも1度の出願ならば併願でも1通の調査書でOKなようですが、追加で出願した時は別にもう1通調査書が必要になることがあります。(いらないよーという大学もあります)

調査書をあらかじめ高校に申請して受け取り手元に用意しておく必要があるので(申請して受け取るまで1週間くらいかかるという話もあります。)、思い立っての出願っていうのは結構難しいのかな。

あらかじめ受験する可能性があるならば多めにもらっておくという話もあるようです。

高校3年生は3学期なんてほとんど学校いかないから申請するのは年内とかなんでしょうねぇ…。調査書自体の有効期間は3か月くらいらしいので。

このあたりは高校の説明をきかないとわからない部分もあるので、上の学年の方のブログを読んで参考にしたいと思います。

 

受験用の写真ですが、多くの大学は入学後の証明書として使用するようです。

なので高校の制服で取るよりは私服の方が好ましいとされています。(もちろん合否には影響しませんが)

証明書は毎年更新する大学もあれば4年間同じものを使う大学もあるようですので、うっかり制服で写真をとるとちょっと恥ずかしいことになるようです。

大学受験写真で検索すると

・シャツのボタンはきちんと留める
・襟のある白いシャツにブレザーや、グレーや黒のジャケットといった落ち着いたスタイルで
なんて書いてあります。
もちろんそんなこじゃれた服装息子は持っていない(笑)
学校によっては高校に写真屋さんが来てとってくれるなんて話があるのですが、その場合上着をかしてくれるのか、上着なしで制服のワイシャツだけでとるの?
謎です。しかもインターネット出願用のデータでくれるのかどうか…これまた説明きかないとわからない。先輩母でもつかまえたいところです。
 
中学受験の時の写真は気合いれて写真館で撮る方もいらっしゃいましたが、うちは日能研の教室にきてくれた写真屋さんでとりました。
よだれかけみたいな即席のシャツにジャケットやネクタイも借りてとった記憶。
懐かしいですね…